アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

聴きごたえあるショパコン二次予選

2021年10月12日 | ピアノ
ショパコンで忙しくって、ブログ書く暇もピアノ弾く暇もないよ

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といってるわけにもいかないのでピアノは(少し)弾く。
今日の録音: ラフマニノフ/前奏曲Op.3-2 「鐘」

ラフマ二曲はようやく音が並んできたかなという感じで、「人前で緊張して弾いてみる」ができないまま本番になだれ込むこと確定。やれやれ

小林愛実ちゃん、いや小林さんの演奏は、ものすごい迫力で、鬼気迫るというか…
…執念。

前回(6年前)も既に素晴らしく弾けていて、ファイナリストになったんだけど、それで満足できない。
ずっとずっとずっと、さらに素晴らしい演奏を求めて努力を続けてきて、

こうして大人になった小林さんがまた、ショパコンの舞台にあって。

前のときも、たぶん奏法をかなり見直したところだったんじゃないかな?
今回は、それがちゃんと板について、すんごいバージョンアップ愛実ちゃんになって戻ってきた感じ。

子役でぶいぶいいわしてた人が、大人の女優としてやっていくまでにはずいぶんいろんなハードルがあるものらしいですけど、
ピアニストだって、天才・神童が大人のピアニストとしてやっていくまでだってそれはそれはあれこれの山越え谷を渡っていかないといけないのだろう。

角野くんは、クラシックピアニストになるつもりじゃない雰囲気なので、どこまで本気でショパコンなのか最初はよく知らなかったんだけど、
やや危なっかしい緊張の予備予選から、大幅に進化した一次を経て、二次では「これだよ!! これが聞きたかったんだ!!」全開のかてぃんワールド。

もちろんコンクール仕様の、ちゃんとクラシックのショパンだけれど(「大猫のワルツ」とかじゃなくて!!)、ジャズや即興で自在に演奏する「かてぃん」が活きている演奏になっていて、楽しい!! かっこいい!! そしておしゃれ。感動した。

反田くんは、最初から堂々とプロのピアニストとして「オレのリサイタル」的な空気で会場丸ごとを自分のものにしていたので、
…えーと私、特にファンじゃなかったんですけど…
ということはもうすっかり忘れて「持っていかれて」しまった。

牛田くんは、そういや「子役イメージからの脱却」ということについては本人いろいろあったのかもしれないけど、もうそんなところはとっくに済んで、
プロのピアニストの風格ということではもうばっちり一人前。
舞台袖のファンサービスも怠りなく、言動も含めて王子様キャラで深い内面を感じさせるリサイタル。

そして、コンテスタント同士が仲の良さそうな様子とかを見るにつけ…

リアル「蜜蜂と遠雷」かよ、と思ってしまうのは避けられないところだろう。別に誰が誰というわけじゃないけども。(混ざったような…)

…楽しい。

こんな、遠く日本からリアルタイムで楽しめちゃうなんて、いい時代。ほんと。

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