アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

東大卒女性が幸せになる方法

2018年03月14日 | 大学生活
テレビでたまたま見かけた番組で、今でしょ先生(林修)が芸能人のお悩みをズバ斬りするみたいなのをやってたんだけど(「グサッとアカデミア」)

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←趣味の領域なら「やりたい」だけでいいので話はシンプル

(以下、メモしながら聞いてたわけじゃないのでやや不正確ですが、趣旨は曲げてないつもり)

まず「東大卒」というくくりに何の意味があるのかということだけど、ほんとは大学の間に何を勉強したかでべらぼうな差が生まれているはずのところ、だいたい入れれば出られるので(出ない人もいるが)、世間で「東大卒」みたいなことを言うときは要するにあの入試に合格したというだけのことを言っている。

で、どんな入試かというと、わりと問題は難しくて半分かもうちょっと取れば合格できる入試で(だから別にスピード勝負とか注意力勝負とかいうわけではない)、なにしろ長年傾向も変わらないしで、ちゃんと情報収集して対策が取れる人であれば頭そんなよくなくても合格はできる。それなりの「情報処理能力」があればいい。

とはいえ、これはつまり東大にギリギリ合格するにはという話で…

トップ合格、もしくはほとんど受験勉強らしきものをしないですんなりいけちゃう人というのは地頭ものすごかったりするので、そういう人はなんでもできる(というか何かしらできる)。好きなところをトコトン突き詰めちゃってください(そういう人は林先生のところに相談には来ない)。

じゃあそれ以外の、多少すぐれた「情報処理能力」を持ってるだけの人が、それを生かして幸せになるにはどうすればいいか。

ここで、縦軸に「できる←→できない」、横軸に「やりたい←→やりたくない」としたグラフを描き始めた林先生。第一象限が「できる/やりたい」、第二象限が「できる/やりたくない」、第三象限が「できない/やりたくない」、第四象限が「できない/やりたい」となるわけですが、ここに仕事(とかその他の事柄)を当てはめて考えます。

やりたくてできることが見つかるというのは幸せなことですね。これは問題ない。

ところがスタジオにいた東大卒女性で売れない芸人とかアクセサリー作りとかをやってた人がいて、その場合は「できない/やりたい」に近い仕事をやってるということになります。これは、経済的にも苦しいし、認められないという精神面でも厳しい。

もちろん、経済的に恵まれなかろうが、人に認められなかろうが、好きを極めるというのもそれで幸せって人はいるかもしれないが。それだけで長年続けるのはやっぱり難しい。

そこで注目すべきは「できる/やりたくない」だと林先生は言います。林先生自身も、ITで起業しようとかしたとき(できない/やりたい)はぜんぜんうまくいかなくて借金こさえたけど、予備校の先生(できる/やりたくない)やったら、あんまり苦労しないでバンバン成果出る(^^;;

人はたいてい、自分が苦も無くできるようなことを評価しない傾向にあるけど、それは案外ほかの人からすれば苦労のいることだったりする場合もある。相談者のひとりも、TOEIC満点とか語学は得意だったらしいけど、本人的にはそこにあまり価値を感じてなく、あえて生かそうと思わなかったのだけど、ほかの人からすればその域に達するのはたいへんだったりするわけで。

でも、じゃあやりたくない仕事を「できる」からってずっとやってるのはつらくないのか? ということなんだけど、まぁほんとにトコトン嫌じゃダメだろうけど、「特にやりたいわけじゃない」くらいだったら、苦労しないで成果が出て、周囲からも認められて経済的にも十分となれば、それはそれでうれしいし、やりがいになるので案外大丈夫なのだ。「社会貢献」という観点からも、「できない/やりたい」にこだわってるよりずっと大きなものになる。


ほんとにそう! 私は専業主婦になりたいと思っていたけど(←たぶん向いてない)、実は会社員として仕事するってのはものすごく適性があって、そんなに大変じゃなく今まで働けている。どうしてもやりたい仕事ってんじゃないけど、嫌というほどでもなく(通勤はめんどくさいのだが)、自分に向いている仕事をすることで得た余裕(時間的金銭的)を使って、あとは下手の横好きでもピアノやバイオリンや書道やいろいろできるわけなので、これはひとつの幸せのかたち。

そんなこともあるので、若い子たちに対してあんまり「あなたは何がやりたいの?」と追い詰めていくタイプのキャリア教育は好きになれない。

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インフラ整備にメトロノーム?

2018年03月13日 | ピアノ
今週末にまたピアノの会(練習会)があるんだけど、久しぶりに非クラシックを弾こうと思って「奇跡の海」を引っ張り出してきた。(「ロードス島戦記」とかいうアニメの曲らしいが元アニメはまったく知らない)

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←それで今週末に間に合う??

これ、何年か前に弾いた曲だし、そんなに難しくないしで一週間でも十分ちゃっちゃと弾けるつもりでいたけど、日曜日、月曜日と練習してみて、んーー大雑把には弾けてるようでいて、なかなか整ってこない、っていうか…

ミスタッチ多い? ノリ悪い??

これは、いわゆる「インフラ整備」ができていない状態では、と思って、
ふとした思いつきでメトロノームかけて弾いてみた。

すると、まさに!!

これ、でこぼこ道路に足を取られて転ぶヤツ

この曲は、繰り返しが複雑なので、1カッコから繰り返し記号に戻るところ、2カッコに行ってからダルセーニョ、さらに今度はコーダに飛ぶというのが「えーと次どこだっけ」って目が迷っている、ということは知ってはいたんだけど、メトロノームをかけてしまうと、ちょっと遅れるのも逃げ場なくはっきりしちゃうもんで、

カラーペンでまるいちとかまるにとかつけて戻る場所をハッキリさせてもやっぱり、
問題はそれだけじゃなくて音も探しているんだ、とか…

やや音の並びが怪しいゾーンは、メトロノームかけるとガッタガタになるとか(^^;;

自分ひとりで弾いてるときには、実は微妙~に間を取ったりして(わざと間を取ったフリして)
音をちょっと探して「うろっ」としているところを誤魔化している…

え?? 誰を誤魔化してるのかって??

そりゃー自分ですよ。自分しか聞いてないもん(練習中)
テキを欺くにはまず自分からというか

まぁ最後まで欺けるならそれでもいいか知らないけど、
この場合、本番でちょっとあがったりするとその元々怪しいところは容易に崩れるわけで。


それで素直に反省しまして、ややゆっくりメトロノームをかけながら、
怪しいところをあぶりだし、部分練習から~範囲広げてつなげて~
指使いと音の飛び方を確認整理して。

これってインフラ整備の作業っぽい。

ゆっくりメトロノームで弾けるようにしたらば、だんだんテンポ上げていくのがセオリーかもしれないけど、まぁ時間がないので省略していきなりメトさん外して素のテンポで弾いてみましたが

さっきよりずっといい。スッキリしましたね(^^)

実は連弾の本番で崩れるのって、いつもかけてないメトロノームをいきなりかけたみたいなもんで、普段気付いてなかったボコ穴に足を取られてる説あるかも!?

おゆき先生もartomr先生も別にメトロノームかけて練習せよとか言ってないんだけれども。
まぁショパンとかドヒュッシーをあまりカチカチいわせて弾いてほしくないかもしれないんだけど、
たまには(インフラ整備の確認には)有効かもね。自分を誤魔化さないように(^^;;


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トロイメライどう弾く!?

2018年03月12日 | ピアノ
楽譜白い系の難しさを体現する代表格、トロイメライ。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←やっぱりいつかは弾いてみたい曲集

とりあえず音を並べるならスグのような気もするけれど(たった1ページだしね!!)
弾いてもなんかサマにならない…

プロの演奏を参考にしようとしても弾く人ごとに様々な気がするし

いったいどうしたらいいんだ。

…という「子供の情景」(byシューマン)ですよ。今年はなんだかこれを弾いてみたいという気がしていて、まだまったく手つかずではあるんだけど8月の会に参加申し込んで勢いで15分枠を取り、これは全曲弾く的な? (私が弾くと何分になるのかは未知数なので収まるかどうかわかりませんが)(*)

それで、譜読みは3月の発表会が終わってからするとして、「子供の情景」に並々ならぬこだわりをお持ちのようで、前にうちのめるちゃんで素敵に全曲演奏してくれたこともあるartomr先生に「とりあえず5月5日空けといて」と仮予約。

しかしそれまでに全曲譜読みが済んでるってこともないだろうし、ただレッスンしてもらうんじゃなくていっそもっとおもしろいことしたい。ということで、

「子供の情景」どう弾く!? レクチャーコンサート
をすることにしました。

まずは参加者が分担して各曲を弾きながら、もっと素敵に弾くにはどうしたらいいかをartomr先生が解説。

最後はartomr先生が全曲演奏。

という段取りです。場所はうちでやるので参加者はMAX10人くらいだし、聞きたいけど弾きたくないって人もいるかもしれないし、13曲の希望が全部埋まるかどうか怪しいけど。

私はどのみち(最終的には)全曲弾くつもりだから他参加者の希望で埋まらないところをなるべく埋めるとして。それでも間に合わない感じだったら鳥目ちゃんとか連れてくればいいし(と勝手にあてにする)。

ということですんなり企画の中身は「見え」ました。ああ楽しみ(^^)


(*)ウィキペで「子供の情景」って調べると、演奏時間は約18分とあります。15分だといくつか抜かさないとダメかもしれないですね(弾くのが私だし)。まぁ弾くのは全曲弾いてみよう。


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「小舟」はうまく流れているがしかし。

2018年03月11日 | ピアノ
「水辺ちほー」
河や湖、海など水の近くには水の好きな作曲家が住んでいるよ!

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←結局運動神経が悪いって話になると(困)

ということで、ドビュッシーの小組曲です。

プログラムに載せたコメント:
鳥目ちゃんといっしょに小舟に乗って水辺ちほーのフレンズに会いにいこう! ドビュッシーもラヴェルも水辺ちほーにいそうな気がするんだけど、棲んでるあたりの水質は違いそうだよね。ラヴェルは真水がキラキラしたイメージ、ドビュッシーのほうが生き物がいそうな水のイメージです。

昨日の録音はこちら:
ドビュッシー「小組曲」より1.小舟にて 4.バレエ

私がこの動画編集をしておりましたところ、よしぞうが寄ってきて、
「えっ、これ、誰が弾いたの??」
「私と鳥目ちゃんだよー」
「ほんとに!? すごくいいよ!!」

そのときちょうど「バレエ」冒頭部分あたりが再生されていて、わりと派手な音ミスとかもあったのですが、
流れというかノリがとてもよい、(いつも停滞しがちなw)私の演奏とは思えなかったとのことです。

そりゃ連弾だからね。

2ndがしっかりしてて、1stがそこに乗っていけるんであれば、音楽は滞りなく進行するわけで。


何度か自分でも聞き直してみたのですが、
雰囲気や流れはいいと思います、さすが何度もペアを組んでいるだけあって、信頼感ばっちりで大崩れしにくいです。

それはいいんですが、
あれだけ事故防止に努めて、指使いや動きも細かく整理したし、自分にしては練習したと思うし

それで結局、
ピラピラしてたとこ(ポストイット貼ってたとこ)は漏れなくなにかやらかした+α
という感じで小事故は数知れず(-_-)

鳥目ちゃんが万全に弾いてるのに申し訳ない。

緊張していたかというと、まぁそれは多少は緊張していましたけど、ガチガチになっていたということはないし、
むしろ昨日の場合は楽しんでのびのび弾いていたような。

ちょっと思ったのは、いつもその日の「最初」に弾くときはうまくいかなくてミスいっぱい、
それが何度か続けて弾くと収束してくるという感じがするんですけど、
つまりそれだと本番ではうまくいかない。緊張の問題以外に。

何をどうすれば改善するんでしょう…

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連弾、楽しー!!(ぴあのフレンズ)

2018年03月11日 | ピアノ
本番直前、舞台袖でちょっとナーバスになってる人ってのはよくいるものだが、

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「あー、セリフが飛ばないか心配~」
…ピアノの会なのに暗譜じゃなくてセリフの心配してる(^^;;

今日はコスプレあり寸劇あり、
主催者が仕組んだストーリーもあったのですが、
そのほかに参加者が自主的にやってるのも多くて、

しかも「ネタ」からの、がっつり演奏という感じで全体に演奏のクォリテイーが高く、聞いてて(見てて)とても楽しい会でした。

オープニングは「サーバルちゃん(くさぴあ)」と「かばんちゃん(artomr)」による「ようこそジャパリパークへ」連弾、これがもう~フルコスプレの上に演奏もノリノリでかっこよかった(^^)

そしてこのコスプレはこれで終わりではなく、かばんちゃん(←ピアノが得意なフレンズ)はこのまま今日の主役。

部の合間あいまの寸劇で、各「ちほー」を周りながら元の世界に戻れる出口を探すかばんちゃん。
その中でいろんな作曲家と話をするんですが

ベートーベンやショパンや、作曲家の顔が大写しされてて、しゃべっている声はなんかコアスタッフの誰かさんの声をエフェクターで変えたもののように聞こえる(笑)のですが、声に合わせて完璧に口パクしてます。

あとでshigさんに「あれ(モルフィング)どうやってやったんですか?」と聞いたら「霊界とIP接続してるんですよ~便利な時代になったよね」などと言ってました(-_-)


ジャパリパークも連弾ですが、今日はアンサンブル成分が多めで(フレンズだけに)
連弾が5組、
ピアノ+バイオリンが2組
という状況でした。

連弾の中に、たなぴくん+鳥目さんのがあったのですが、この曲がですね、
1st(たなぴ)は両手の人差し指だけを使って
「ファソファソミラミラレシレシドドドド」×ずっと
これをひたすら繰り返すんです。

それで2ndを足すといろんなテイストの曲になってて(「ピアノのためのパラフレーズ」)
ボロディン作曲の「ポルカ」、
リャードフ作曲の「ジーグ」、
ボロディン作曲の「レクイエム」
リムスキーコルサコフ作曲の「カリヨン」

今日やったのはそれで全部ですけどほかにもたくさんあるんですって。

それで、何みんなでおもしろそうなことやってんの、ってリストが加わって前奏曲をつけたんだそうですけど
そんだけ大作曲家が集まってわいわいやってるし、
曲も連弾ですし、最後はさらにもうひとり加わって三人連弾。

もうどんな角度から見てもフレンズ感に溢れた選曲、演奏なので「ジャパリパーク」を押さえて堂々の人気投票一位になりました。(ジャパリパークは二位)

私と鳥目さんの連弾も…まぁコスプレも寸劇もしてないんで賞は取れませんでしたが(笑)
空気感ぴったりでノリノリ、連弾たのしかったー!!
(つづく)


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