アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

異楽器デュオへの道

2020年03月05日 | ピアノ
クラシック・セッションで最もベーシックなのは「旋律楽器+ピアノで伴奏」の形態だけれど、デュオ+伴奏とかもあった。

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三人は社会の始まり、というけど「アンサンブル」の始まりともいえる。「旋律楽器+ピアノで伴奏」の場合、伴奏者がプロなら合わせてくれるんで、旋律楽器の人が多少アヤシくてもなんとかなるけど、「デュオ」の場合はまずデュオが合っていなければ伴奏者も合わせようがなく、よって、三人それぞれにそれなりのアンサンブル能力がなくては成り立たない。

その分、おもしろさは増し増しですよね!!

歌のデュオは、オペラ座の怪人のと、ウェストサイドストーリーのと聞いたけど、どっちも素敵だった!! ワクワクした。
声と声は、人ごとに音色が違っていて、でもぴったり合う感じがとても心地よい。

弦と弦も、その溶け合う感じがアンサンブルの王道(たとえば弦楽四重奏)だけど、そういえば今回はなかった。

バッハのドッペル一楽章があったんだけど、なんとバイオリン+フルートだったんですよ。

でも違和感なかった。フルートの優しい音色が弦とも調和する感じで。

それを聞きながら、きーちゃんさんと私が思っていたことは
「いっちょやりますか私たちも」

つまり、バイオリンとバイオリンでドッペルを弾いたことはあるんだけど、
今できないから今回もデュオ楽譜は発想になくてまったく持っていかなかったけれど、

バイオリン+鍵盤ハーモニカ
でバイオリンデュオ曲ってのはアリか、とそういう話。

音域的に、バイオリン曲のかなりを鍵盤ハーモニカでカバーできるので、
だから「バイオリン名曲31選」からこれまで
フォーレ シチリアーヌ
チャイコフスキー アンダンテ・カンタービレ
モンティ チャルダッシュ
を弾いてみたけど、これは問題なくイケる。

ちょっとどうしようかと思うのは
・鍵盤ハーモニカの音域をはみ出す高い音(低い音ははみ出さない)
・フラジオ
・ピチカート
ってとこかな。重音とかはほら、むしろ鍵ハモのほうが簡単だし

チャルダッシュはフラジオ出てくるけど。それっぽい(細い)感じで吹けばあんまり違和感ないと思う。

高い音、もちろんオク下とかにしてしまえばいいんだけど、曲が盛り上がったところでいきなりそれもどうかと、だから場合による。

まぁ試してみないとね。ドッペルもいいけどビバルディの調和の霊感とかどうかなぁ

音色の相性がどう聞こえるかだけど。

バイオリンデュオの楽譜でよければ世の中たくさんあるわけで。世界が広がるね!!


…え、バイオリンはいつ復活するのかって…
まぁ数か月以内に復活できたらなとは思うんですが。
ただ復活できても鍵ハモより断然下手なのでなんともこれが



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他楽器から歌い方を学ぶ(クラシック・セッション)

2020年03月04日 | ピアノ
昨日は、きーちゃんさんを誘ってクラシック・セッション第二弾。セッション・ピアニストさんは前回と同じ。鉄板だぜっ

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いや確かに私は「何お願いしても大丈夫だから」とは言ったけども…
初参加、一巡目で「フランクのバイオリンソナタお願いします」って、きーちゃんさんたらもぅ~遠慮も様子見もないよね!!

「二楽章以外なら…二楽章だとかなり適当な伴奏になっちゃいますが」
あ、そうなんだ、そういうもの?? 四楽章(←速い)はぜんぜんあり??

というわけできーちゃんさんの一巡目はフランクのバイオリンソナタの三楽章、四楽章でした。三楽章はきーちゃんさんまだまだ練習中だそうでちょっと怪しい雰囲気も漂っていましたが(なんだか捉えにくい曲だし)、四楽章は経験あるので自信ありげに弾いてて、ぱーっと盛り上がってかっこよく決まって、イイネ

ところで私のほうは、先日のセッションで「チャルダッシュ」リベンジを心に誓ったものの、その後何も鍵ハモの練習はしてないんで見送って、
まず懸案のラヴェルソナチネは、セッションが始まる前、誰もお客さんが来ないうちにささっと全楽章弾かせてもらって
(誰も聞いてなくても、おうちと違うピアノで弾いておけばたぶん本番に効く)

一巡目:
ラヴェル/マ・メール・ロア第一曲、第二曲(ピアノ連弾)
二巡目:
涙そうそう(鍵ハモ)
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー(鍵ハモ)
三巡目:
チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ(鍵ハモ)
四巡目:
中田喜直/汽車は走るよ(ピアノ連弾)

とにかく連弾やってみたかったんでマ・メール・ロアを持っていったけれど、練習していく時間がまったくなかったので、第四曲、第五曲とか無理(最後のグリッサンドあたり楽譜見ながら弾けないから覚えておかないといけない)と思って。でも第一曲と第二曲だと地味でした(^^;; 今度予習しておいて華やかなほうへいってみたいものです。

「涙そうそう」は自信持ってお聞かせできます。メロディーラインに、鍵ハモ演奏の物理的都合がぴったり寄り添う感じでほんと無理がないというか。

「ラプソディー・イン・ブルー」も、何度かやっていてレパに入ってる気でいたのですが、よく考えたら、立奏で練習したことなくて、弾きながらあーやばいと思いました(音が飛ぶところよくハズす)。しかしまぁそんなことは大勢に影響ないのでノリノリで…この曲、テンポも変わりまくるしフェルマータとかあるし、現場合わせだとなかなか難しいんですが、ちゃんと欲しいタイミングで伴奏してもらって、キマりました(たぶん)。楽しんで聞いてもらえたと思います。

「アンダンテ・カンタービレ」はまったくノーマークの曲でしたが、きーちゃんさんが持ってきた「バイオリン名曲31選」をぺらぺらめくっていたところ、これが鍵ハモに合うような気がしたので試してみました。音域ばっちりハマる(再低音まで使って足りる)、ニュアンスぴったり、これは練る価値ありそう(昨日のは息継ぎ箇所とかテキトーだったので)

「汽車は走るよ」は、なんかたいていの曲をなんでも知ってるらしいピアニストさんの死角を突き(笑)、弾いたことも聞いたこともない選曲に成功しました。でも初見で楽しめる曲ですよね…といいつつ、酔いが回ると楽譜が読めないのでこっちがヤバかったけども。

昨日は人数が少なめで余裕の進行でした。


前回なかった楽器としてはトランペットの人がいて、これがとてもよかったんです。元々トランペット用の曲というのは、当然聞いたことないけれども爽やかで華やかで、そしてフォーレの「月の光」が。

ドビュッシーではないです、フォーレです。とてもきれいな旋律で、元々歌の曲だそうで、昨日も最初はソプラノの人が歌っていました。しばらくあとに同じ曲をトランペットで。

歌、トランペット、バイオリン、フルート、鍵ハモ
いずれも旋律「楽器(歌は楽器とはいわないかもしれないが)」として、同じ曲を「歌う」こともできますけど、それぞれにカラーがあるというか得意なことがあって、他楽器の「歌い方」を聞いているとなるほどと思うんですよね。

ここの常連さんたちはみんな「歌い上手」で、味のある音色を出すのですが、違う楽器の演奏に耳を傾けることでいろんな気づきがあるからかもしれません。



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バッハを弾くときの楽譜(原典版?)

2020年03月02日 | ピアノ
おゆき先生んちでクラヴィコード弾かせてもらおう、と思って持っていった楽譜は
J.S.バッハインヴェンションとシンフォニア 全音ピアノライブラリー
でした。

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ずいぶんむかーしから持っていたもので、おゆき先生に習い始めたころにレッスンに持っていったのもこれです。

自分で買ったかどうかも記憶が定かではなくて、もしかしたら実家から持ってきたかもしれない。

おゆき先生はこういう「いい加減な」を持っていっても拒否せずふつうにレッスンしてくれるんだけど、

先生によってはキレられる場合もあることを今の私は知っている。

昔(昭和のピアノ教室)では全音版を使うのが当たり前で、
この楽譜に書いてあることのかなりの指示が、バッハさんによるものではないことなんて、まったく意識されてなかったんじゃないかなぁ。少なくとも、私の母がそんな話を(生徒さんに)してるのは聞いたことがない。

けど今は、スラーや強弱記号やら、バッハさんが書かなかったものもごてごて書いてある楽譜は信頼されないってことになりますね…

実は、数年前、見栄張って(笑) 原典版も買ったんだけど
インヴェンションとシンフォニア ウィーン原典版 42a 音楽之友社

…赤い表紙がかっこいい。
あ、見た目のことはともかく、中身の違いはというと、全音版に比べるとすっからかん、プレーンな楽譜でございます。

見栄張って買ったわりに、赤い楽譜を買ってから実際のところインベンション弾いてなかったんで、棚の「飾り」ですが。

今回、楽譜を持っていこうとしたとき、一度は赤い楽譜を広げて弾いてみようとしたんですよ(インベンション1番)。
したら、なんか指の記憶にある指使いと違うことが書いてあるので混乱して、暗譜よりさらに弾けないくらい(^^;;

役に立たんやん

というわけで撤退して全音版を持っていったのでした。

あれ? そういえば、私が混乱した指使いですが、元々バッハさんは書いてなかったんですよね当然?? あとから補足されたものも入っているんですね、原典版って…。定義がわからん。

ところで、ごてごてして評判の悪い全音版ですが、あれのおかげで、誰の指導も受けていない初心者が「とりあえず」インベンションを弾くことができるという利点はあってですね、たとえば、私がまだおゆき先生に習っていなかったころ、レッスンではバッハ見てもらったことがなかったけれど勝手に弾いた録音が残っています。

バッハ インベンション第一番
2009年…もう10年以上前ですわ。

別にうまくはないけれどもなんとなくそれらしく弾いているのは、
全音版に書いてあるフレージングや強弱記号や指使いや、そういう付帯情報のおかげ。

悪いことばかりではありません。

ただ…

今回、クラヴィコードで弾くときに、全音版見て弾いてたらばおゆき先生に
「こういうところ切りすぎ。もっとつなげて弾いたほうがきれい」
全音版では、フレーズの切れ目というか最後の音を示すためによくスタッカートが付いているんだけど、スタッカートと思って弾くと切りすぎってことですよね。

でも、スタッカートを目で見ちゃうと、切らないで弾くの難しいのよね(^^;;

やっぱり、今後改めて練習するときは「原典版」のほうを元にして、指使いとか記入したければするやり方のほうがいいかしらん…


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クラヴィコードで弾くバッハ

2020年03月01日 | ピアノ
おゆき先生レッスンでは、ラヴェルのソナチネを見てもらったのですが、もう一つ目的があって…

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先日の、コタツ練習会? 親睦会?? のときに、クラヴィコードをちょちょっと触らせてもらったのですが、そのとき、バッハインベンションをクラヴィコードで弾くとおもしろいなと思って、もうちょっとじっくり弾いてみたかったのです。

それで、インベンションの一番を、うちのピアノで弾いてみてから、楽譜を持ってレッスンにいって、ラヴェルが済んだところでクラヴィコードを開けてもらいました。

インベンションの一番は、前にも弾いたことがあるし、わりと音は耳に残っているので、クラヴィコードを鳴らすことに集中できます。

クラヴィコードの場合は、打鍵(打弦)のあと、しっかり保持していないと音が一瞬で消えてしまうので、音をいつまで伸ばすかということを意識していないとまともに弾けません。それと、音量の大小はまぁちょびっとつくのですが、そうはいっても全体にとても小さな音なので、なにがしか「表現」したいと思うと、音量の差をつけるということだけでなしに、音の長さ方向でニュアンスをつけたいという気がしてくるものです。

ま、リクツはよくわかりませんが(^^;;

なんとなく、ピアノで弾くときとちょっと違う感じで弾きたくなるわけです。それがおもしろいの。

で、インベンション一番じゃすぐ終わってしまいますので、ほかにもいろいろと、前弾いたことがあるようなないようなものを次々と弾いてみますと(ちゃんとは弾けないですが)、

おゆき先生が「何曲も弾けるじゃないですか~インベンション」

おゆき先生は、私がツェルニーとかやらないことについては別にそれでもいいと思っているようですが
バッハは、やったほうがいいのになぁと思っている様子で…

っていうか、私がそもそもおゆき先生に「バッハインベンション習いたい」といって習いに来たんでしたねハハハ

それがいつもいつも「いついつまでにこれこれを弾かないと」みたいな、
締め切りありでなんか別の曲を抱えているのでなんだか立ち消えてしまっていました。

でも、譜読みも前より微妙にはやくなったとか、
そもそも前より時間の自由もきくようになったとか、
そういう事情がありますし、

今や、「いついつまでにこれこれの曲を弾きたい」(人前で弾きたい曲)のほかに、
インベンションを細々練習することはできるように思います。

しかも!!

おゆき先生のうちにはクラヴィコードがありますから!!

練習して、ある程度弾けるようになったら、クラヴィコードで弾いてみることもできちゃう。一粒で二度おいしい

おゆき先生「シンフォニアも弾けると思いますよ」

あ、シンフォニア!! 今生のうちに弾いてみたいよねぇ


ま、そんなわけで。今日はシンフォニアの一番を弾いてみました。

シンフォニアの一番は、前に「三人(バイオリン)で寄ってたかって」弾いてみたことがある曲です。しかも私が弾いたのが「真ん中」なので、なんとなくもう音は頭に入っているから、弾きやすい気がします。練習してみるとハマる。


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