アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

そういうところも分解練習…

2022年06月25日 | ピアノ
さてベトソナ31の初レッスンでございました…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←おゆき先生がシードマイヤーで弾くベトソナは極上です

ちょっと手順前後で、人前で弾いてみるのが先、レッスンが後となってしまっておりますが
近年、そういう順番になってしまうことが何度かあって思うことは
…かえってちょうどいいんじゃないか…

譜読みしたての、音の並びがあやふやな状態で、おゆき先生んちのシードマイヤーで弾くと、わけわかんなくなって混乱することがあるんです。めるちゃんと弾き心地が違うんで、期待と違う音が出る(単純に弾き間違い含む)うちに何やりたいかわかんなくなっちゃうんですね。そうすると、ふだん程度にも弾けなくて、レッスンしてもらいにくい。

いったん人前で冷や汗かきながら弾いておくと、シードマイヤーで弾いてもわりと通常進行で最後まで弾き切れます。なんとなく。
(ま、聞かされるほうの身にもなってみろという話はある)

で、今日はそんなに混乱せず停滞せず弾き進めることはできたのですが、そうはいってもあまり身についてないものを無理やりねじ伏せるように弾いていくとシードマイヤーさんは「いい感じ」で鳴ってくれないので…

のっけからダメ出しが、ひとつは「p(ピアノ)にする気合が足りない」、それとここの(フェルマータの後から始まる)伴奏音形


これを、ばたばたせず指で弾いていくところが。なかなか難しいんですけど…

そこで、先生のインストラクションどおり、まず右手旋律(赤丸以下)を右手で、一番いい感じになるように歌って弾いてみて
次に、左手部分は、青丸部分を左手、残りを右手で分業して、一番いい感じになるように落ち着いた伴奏をしてみる。

それから改めて合わせて弾いてみると。あら!!

私「さっきより断然いいですね~」
先生「でしょ。だからいつもいってるじゃない」

「楽しくない練習はしません」で分解練習をスルーしてきた過去がありますが、今の私は違うんです。自分ひとりで練習してるときも、「ここ、わけわかんないな~」となると随時分解練習したりするんですよ。でも、ここ、別にわけわかんなくはないよね。

こういうところでも、分解練習することで「どうするといい感じで弾けるのか」が手にわかってしまうという、そういう実験でした。
(滑らかなオクターブを弾くためにも分解練習が効くという説明あり)

ほかにも、本気でピアノにする、本気でつなげる、本気で楽譜に書いてあるとおりにする、とかの本気シリーズでいろいろ変わっていくものです。


下がっていくときと、上がっていくときで、スタッカートの付き方が違います。


赤丸のところは付点四分音符で、次の音符までに休符がありません。次から(青丸)八分音符だからずっと軽い感じになるはず

思ってたよりずっと細かく、楽譜にはいろんなことが書きこまれていて、それをちゃんとそのとおりに弾くと、もっと素敵でした。

じゃあ最初から自分でやれば、という話ですがなんかね、なかなかそうはならんです。
まぁ、おゆき先生には腹くくってがんばってもらって、大事なことは100ぺんでもいってもらいます。

今日は、いろいろそうやって言わなきゃいけないポイントが多すぎて、曲の最後まで到達しませんでしたが、あまり時間なくなっちゃったフーガのところで、先生が見本弾いてくれたのがすごくよかった。どうおもしろいかかっこいいかわかるというか…なるほど!! そんなふうに弾いてみたい、とか。

先生が自分のコンサートのためにきちんと準備してきて演奏する、というのと、レッスンの中で説明のために部分的に弾く、というのはまた別のことで、これはこれで濃く発見がある(自分に向けた、スペシャルだから?)。いろんなシチュエーションで、いろんな曲のいろんなところを、レッスンの中で聞いてみたいと思う。(いい曲いっぱい持っていかなきゃね)

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えっ!? そこからなの??(ジャズピアノ)

2022年06月24日 | ピアノ
昨日、ジャズピアノのレッスンでした。体験を入れて6回目、かな

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←当然の常識、というものがいろいろあるらしい

前回無茶苦茶手こずった「エンターテイナー」ですが、ようやくコードに慣れて、まぁまぁスムーズに弾けるようになり、
先生と「伴奏」「メロディ」を交代交代で弾くのもなんとかなりました。最終的にはメトロノーム150でやってマルになりました(^^;; やれやれ

ときどき
1、「2」、3、「4」

「1」、2、「3」、4
に戻っちゃうんで注意されてましたけど。はは

で、まぁそういうのは、楽譜に漏れなく音符が書いてあるスタイルではないとはいえ、決まったとおりに弾けばいいんですからなんとかなるんですが、
「アドリブ」入れてといわれた「Blues on C」をどうするか。

示された指針(?)は、ド ミb ファ ソをテキトーに並べてみろというごくざっくりしたものだったので、まぁしゃーないのでそのとおりに、
ごく「ダサい」アドリブを入れたものを弾きました。

「うーんもっと大胆に入れちゃっていいんだけど」
先生は不満げでw たとえばこんな感じ、って鮮やかな見本を弾いてくれましたが、えっとそういわれましても…

先生「それと、なんかアンダンテさんのって、元々書かれてたメロディーの「ドミb」「ドファ」「ミbドファソ」とかがそのまま入ってるみたいなんだけど」
私「えっ、そこも変えてよかったんですか!!」

先生、盛大にずっこける。「えっ、そこからかー---」
「変えていいんですよ、どんどん変えてください」…あ、そうでしたか…

「で、アドリブに使える音なんですけど、前回説明した「ド ミb ファ ソ」のほかに「シb」も使えるという話をしようと思ったんですが、そういえば、今のでアンダンテさんもう使ってましたね」

そうでした。なんとなく。(マイナーペンタトニック)

先生は、私が何をわかってて何はわかってないか、いまいち掴んでないらしいのですが、あんまりガチクラシックな人を教えることがないのかしらん。

ということで、ジャズの演奏の大前提(らしい)構成を教えてもらいました。

Theme ←楽譜にあるメロデイーそのまま弾く
adlib × N times ←みんなでソロまわしたりする
Theme

「そういえばさっき、アンダンテさんは一回目から頑張ってアドリブ入れてましたね」
…はい。初回はそのまんまでいいってことがわかってませんでした。

つづく(「Love Me Tender」の話)

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書けば書くほど

2022年06月23日 | 生活
今日は書道レッスン。

     にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ ←画数少ないからって簡単に終わるわけじゃない

年末特別(年賀状つくる)を除けば淡々と「蘭亭序」の臨書を進めておりますが、長い文章の中の5文字ずつくらい書いていくんですね。どんな字が含まれているかは様々なので、今日のはとりわけ…



画数の合計が少ない。まぁ「一」とかこの上なくシンプルなわけですが、その他もあまり立て込んだ字はなくて、トータルでもすごい少ないほうだと思います。

画数が少ない作品を書くのは簡単か!?

…というと、ピアノをやっていらっしゃるみなさんはおよそ想像がつくのではないでしょうか。

音数が少ない作品を弾くのは簡単か!?

半紙を12枚もらって書き始めて、今日のは非常に珍しく一枚目もそこそこ形はとれていて、見た目そんなにおかしくはない。

けれども、それを先生に見てもらって、お手本を自分でなんとなく見ただけでは読み取れていなかった細かいポイントを教えてもらい…

たとえば、室の上のテン、これはその下の「わかんむり」部分と離れないように、むしろ下からはみ出すくらいでもよい
とか
太さのめりはり。ここは細くここは(相対的に)太く
とか
長さのバランス
とか。

それと、形のことというより筆遣いのこと。入りの部分の太さ、止まる、返す、立てるなどなど。

最初は、細かいことを考えながら書こうとするとなんだかぎこちなく、筆運びのリズムが悪く、なんかできあがりもやや不自然な雰囲気になるのが、だんだん全体が自然に馴染んできて、中盤戦。

「きれいです。あと『内』の字だけ気になるんですけど…紙は何枚残ってますか?」「5枚ですけど~これ全部書くとお腹すいちゃうかなと(←早くランチ行きましょう的な)」
だいたい整ってはきたんだけど、なんだか「内」の字だけが勢いないっていうか、なんか自信なく書いてる感じがします。

そしたら先生
「じゃアンダンテさんお菓子あげますからどうぞ♪書けば書くほどよくなりますよ」

…大阪みやげだという「コーヒーまんじゅう」いただきました。おいしかったです。

残り五枚、気を取り直して書いてみますと、だんだんやはり「内」の字に勢いというか自然さが出てきて、線がキリッとしてきました。

それだけじゃなくて、もう大丈夫と思ったほかの字が、なんだかいい感じになってきました。
今の自分の実力でいうところの、完成形と思ったところから、ちゃんと「書けば書くほど」その先がありました。差は微妙なんですが。比べると。

画数が少ない作品は、筆遣いがどうかというところが大きなポイントになるし、とりあえず書けてからが長い。ということですね。

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鍵盤が、思ったところにない…

2022年06月22日 | ピアノ
おうちピアノを一人で弾いてるときと、人前で弾くとき…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「平常心」が残っていれば…

これをまったく同じように弾けますという人もあまりいないかもしれませんが。
なんか「鍵盤が、思ったところにない…」という感覚になることってありませんか?

私の場合、なにしろ楽譜ガン見派なので、「おうちピアノを一人で弾いてるとき」であれば、鍵盤を見てることがかなり少ないです。
よほど大ジャンプ続きの個所は、鍵盤を見るためしぶしぶ部分的に暗譜する…という程度で、あとはたいてい鍵盤見てません。

鍵盤見なくても感覚でどこに何の音があるかわかって何気なく弾いてると思うのですが。

いつもと違う場所、いつもと違うピアノ、そして聞いてる人がいるというシチュエーション

どの条件がどのくらい効いているのかわからないのですが、なんか心で思い浮かべている位置と、鍵盤の物理的な位置が合わないんです。

それでもしっかり弾けてる、余裕のあるところだったら、感覚を修正しつつ弾いて、何事もなく弾けるのですが、
手の感覚で「しゅっ」といかないと間に合わないようなところは困ります。

一つには、座る場所(と高さ)が微妙に家でやってるのと違うのかなという気がします。
家で弾くときはあまり考えずに無意識に座っても、すんなりしっくりきていて、鍵盤はわかるし、高さも合うし、問題ないわけです。
(高さは、私しかピアノ椅子を使わない間はずっと合うの当たり前ですけど)

それがなんか…ピアノの見た目や置き場所の見た目が違うせいか、位置か高さか、何かいつものスイートスポットw からずれたところに座ってしまっているのかもしれません。

そういう問題であれば修正は可能な気がします。自分の座る位置を、周りの景色などにダマされることなく、鍵盤から相対的に目視確認できるように目印を決めてよく確認しておくんです。車庫入れのために「窓のフチにあの柵がかぶったときにハンドルを…」みたいな目印を決めておくみたいな話です。まぁ舞台上で冷静にそれを確認できるのかよくわからん…というかそこまで落ち着いてればふつうに弾けそうな気もしますが(笑)

ただ、どうもそれだけではないような感じがするので、

たとえば座り方とか…よくわかんないけど緊張するといつもより前傾姿勢になって覆いかぶさっているとか、動きが柔軟じゃなくて遠くに届きにくくなっているとか。

あるいは、手が緊張でややこわばっているために、開き方の感触が異なっていて、思ったのと違うとか。

ショパンのバラード三番でいうと


この右手のオクターブ連続のところ。家ではあまり失敗しないので何気なく弾いていて、「部分練習しなくちゃ」というふうに立ち止まることもないのですが、会場に行くとほぼ百発百中失敗する。

でも、下のほうのオクターブで「ソ#ソ#ソ#」と来てから次に上のほうのオクターブで「ソ#ソ#ソ#」に移るときは、
中心の「ソ#」(共通する音)を頼りにそこから一オクターブ取ればいいんですからね。なんかそんないちいち失敗しなくてもいいのに…

それはやっぱり、手を「このくらい開いた」みたいな感触が違うからなのかなぁと。

ただ、昔はよく
「鍵盤の感覚のずれ」→「ミスタッチ量産」→「パニック」→「手がよけいこわばる」→「ぜんぜん当たらない」→「頭真っ白」…
みたいな大崩壊をしておりましたところ、最近はミスタッチを量産してもそんなにパニックになることはなくなっています。人に成長あり。

さらに成長して、「ソ#ソ#ソ#」「ソ#ソ#ソ#」のところ当たるようになるといいんだけど。

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リサイタルのつもりで弾いてみた45分

2022年06月21日 | ピアノ
今日は小規模練習会(4人)。行ったことない会場、試してみよう企画でした。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←集中力は30分が限界?

広々としていて、ちゃんと平場より高く「舞台」がある会場で、ピアノも音響もよかったです。これはお得。


ピアノは、弾きやすいスタインウェイ。特に、鍵盤が、滑りすぎず、つっかかりすぎず、ベストの弾きやすさでした。今日のミスタッチは全部自責(←いつでも自責やw)

今日はたっぷり、45分弾けたので、だったらリサイタルのつもりで弾いてみようと思って…
まぁ、そういいつつ、組み合わせもへったくれもなく、今弾いてるものを無批判に並べただけなんですけど

上原ひろみ/Place to be
ショパン/バラード第3番
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番
菅野よう子=かてぃん/花は咲く
ショパン/ノクターン第7番

ラインナップは考える余地はなくてこれで全部なんですけど、順番はどういうのがいいんだろうね??
ポリシーがあっての選曲じゃないので並べ方といってもアレで(^^;;

ピアノの様子を聞くためシンプルな一曲「Place to be」から始めて
ガチ曲を弾ける順に並べて

あとは…演奏時間に自信がなくて最後切れることも考えて、最近ほとんど弾いてないノク7を最後にしましたが
これはちょっと失敗。弾いてなくてもノク7のほうが混乱しない。「花は咲く」はややこしいので、長丁場、集中の切れてきたころに弾くと楽譜が読めなくてわやくちゃになるんで後回しでもよかった、というか弾かなくてよかった的な。

やってみてわかったんだけど、45分はやっぱり長いので、譜面をガン見しなきゃ弾けない、頭に入ってない曲が入ってたらダメです。当たり前か。そりゃそうだ。

まあたぶん、それなりに身についてる曲であっても30分くらいに収めたほうがいいと思う。いっぺんに仕上げるとしたらそれくらいが限界ではないかと。

でも、今日はピアノが好みだったことに助けられて、とにかく

上原ひろみ/Place to be
ショパン/バラード第3番
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番

ここまでは、現状の自分が弾ける中でかなりいい感じで弾けたと思います。…けども今日は録音機持って行くのを忘れたので「証拠」がないんですけど、
特にバラ3の最後のページとかノリノリでした。

そしてベトソナ31は、曲の重み、終わり方も申し分なく、案外この3曲で並べてみるとこのプログラムはアリかなと

けっこう、自分らしい。感じがします。30分よりやや長い感じになりますが。
内容的には、バラエティーに富んでて、私がちゃんちゃんと弾けるのであれば(笑) 聞いてて飽きないプログラムだと思います。

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