先日突然、「ピアノ弾いてて手が痛くなることってない?」って聞かれたときに、とっさに
←痛くなる前にやめるのがお得
「ないよ。そんなに長時間弾けるわけじゃないし」
ってあっさり答えたんだけど、あとで思い返して、これはあんまり正確な答え方じゃなかった、って気づいた。というか思い出した。
もちろん「そんなに長時間弾けるわけじゃない」は確かで、いくら残業しないスチャラカ社員で、通勤時間もないとはいえ、平日はフルタイム勤務をしているわけだし、手抜きとはいえ家事しないわけにはいかないし、土日は土日であれこれ遊び歩いているのだから、そんな音大受験生みたいに一日何時間も弾けるはずがない。
でも、最近すっかりその気配もないので忘れていたけど、過去には手が痛くなりそうだったことは何度かあって、それは長時間弾いたときというより
「痛くなりやすい曲を練習しているとき」
具体的には、
(1) シューベルト/楽興の時第五番
(2) プーランク/八つの夜想曲より第一番、第七番
だった。
(1) は、連続和音(強)パターン。オクターブの中に何個か音が入ってるような和音を、連続でばんばん弾くような曲。この曲は特にずーっとそんな感じだものね。
(2) は、頑張って開きすぎパターン。手が微妙に届くような届かないような、つい無理する曲。ドからレ、のような微妙に頑張れば弾ける音の幅。さらにその中に別の音も同時に押さえたりとかすると危険が増す。
現在、練習リストに入っている曲は、
ベトソナ31、バラ3のほか、ショパンノク7、花は咲く
まったくもって「痛くなる系」の曲がない。このリストから消したばかりのモツコン、さらにその前に消したラフマ前奏曲も、安全曲(易しいという意味ではまったくないw)。
ラフマは (2) に相当する危険な曲じゃないのか? というと、大丈夫、めっちゃ届かないところはあっさり諦めるからね。それになんとなく、プーランクよりラフマニノフのほうが、手に沿うというか自然な感じしない??
たぶん、(1) 連続和音、(2) 開きすぎのほかに (3) 曲のつくりがピアノに沿っていない、っていう危険要素があるんですよ。ピアノが下手な作曲家とか、ピアノから発想しないタイプの作曲家とか、そういうのが危険です。おゆき先生曰く、作曲家本人が手を傷めてる場合は注意だとか(シューマン?)
まぁそういう危険要素のある曲を、長時間練習したら、そりゃ危ない。じゃあそういうときどうするかというと、「痛くなったら休む」ではなくて、「痛くならないうちにやめる」が大事。「あ、危ないな」と思ったらもうやめちゃう。そのほうが練習できる時間のトータルは長くなるから。
練習時間を短くしてもいいし、可能なら細切れにしてもいいし、別の安全な曲を練習してもいいし、
とにかく、痛くなる前にのらくらやる。
そして、同じ危険な曲でも、弾き方によって危険度は変わるはずで、ちゃんと先生にみてもらって痛くならない弾き方を習うのはいいけど、一朝一夕には直らないと思うので…たぶん…
とにかく痛くしない範囲でやめとけばOK
でもそうだなぁ…近年「痛くなりそう」と感じること自体ほとんどなかった気がする。そんなに遠慮した曲ばかり選んでるわけではないし、練習時間は伸びてる(通勤時間なくなって)はずなので、弾き方も違ってきているかもしれない。
----- 今日の録音
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番第三楽章
フーガのところ、だいぶ音が並びやすくなったよ。やっぱり人前で冷や汗かきながら弾くと違うね
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「ないよ。そんなに長時間弾けるわけじゃないし」
ってあっさり答えたんだけど、あとで思い返して、これはあんまり正確な答え方じゃなかった、って気づいた。というか思い出した。
もちろん「そんなに長時間弾けるわけじゃない」は確かで、いくら残業しないスチャラカ社員で、通勤時間もないとはいえ、平日はフルタイム勤務をしているわけだし、手抜きとはいえ家事しないわけにはいかないし、土日は土日であれこれ遊び歩いているのだから、そんな音大受験生みたいに一日何時間も弾けるはずがない。
でも、最近すっかりその気配もないので忘れていたけど、過去には手が痛くなりそうだったことは何度かあって、それは長時間弾いたときというより
「痛くなりやすい曲を練習しているとき」
具体的には、
(1) シューベルト/楽興の時第五番
(2) プーランク/八つの夜想曲より第一番、第七番
だった。
(1) は、連続和音(強)パターン。オクターブの中に何個か音が入ってるような和音を、連続でばんばん弾くような曲。この曲は特にずーっとそんな感じだものね。
(2) は、頑張って開きすぎパターン。手が微妙に届くような届かないような、つい無理する曲。ドからレ、のような微妙に頑張れば弾ける音の幅。さらにその中に別の音も同時に押さえたりとかすると危険が増す。
現在、練習リストに入っている曲は、
ベトソナ31、バラ3のほか、ショパンノク7、花は咲く
まったくもって「痛くなる系」の曲がない。このリストから消したばかりのモツコン、さらにその前に消したラフマ前奏曲も、安全曲(易しいという意味ではまったくないw)。
ラフマは (2) に相当する危険な曲じゃないのか? というと、大丈夫、めっちゃ届かないところはあっさり諦めるからね。それになんとなく、プーランクよりラフマニノフのほうが、手に沿うというか自然な感じしない??
たぶん、(1) 連続和音、(2) 開きすぎのほかに (3) 曲のつくりがピアノに沿っていない、っていう危険要素があるんですよ。ピアノが下手な作曲家とか、ピアノから発想しないタイプの作曲家とか、そういうのが危険です。おゆき先生曰く、作曲家本人が手を傷めてる場合は注意だとか(シューマン?)
まぁそういう危険要素のある曲を、長時間練習したら、そりゃ危ない。じゃあそういうときどうするかというと、「痛くなったら休む」ではなくて、「痛くならないうちにやめる」が大事。「あ、危ないな」と思ったらもうやめちゃう。そのほうが練習できる時間のトータルは長くなるから。
練習時間を短くしてもいいし、可能なら細切れにしてもいいし、別の安全な曲を練習してもいいし、
とにかく、痛くなる前にのらくらやる。
そして、同じ危険な曲でも、弾き方によって危険度は変わるはずで、ちゃんと先生にみてもらって痛くならない弾き方を習うのはいいけど、一朝一夕には直らないと思うので…たぶん…
とにかく痛くしない範囲でやめとけばOK
でもそうだなぁ…近年「痛くなりそう」と感じること自体ほとんどなかった気がする。そんなに遠慮した曲ばかり選んでるわけではないし、練習時間は伸びてる(通勤時間なくなって)はずなので、弾き方も違ってきているかもしれない。
----- 今日の録音
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番第三楽章
フーガのところ、だいぶ音が並びやすくなったよ。やっぱり人前で冷や汗かきながら弾くと違うね
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