かてぃんがラプソディ・イン・ブルーを弾くことになんの不思議もないわけですが、今日行ったコンサートの特徴は、調布の音楽祭であることです。
←今日の指揮は鈴木優人と鈴木正人。ややこし
いろんなコンサートが一週間続くのですが(小林愛実さんや河村尚子さんも)、これはオープニング・コンサートということで、
…プログラムの中に「開会式典」というのがあります。市長さんの挨拶とか。
まぁどう考えても市長さんの挨拶が聞きたくて来てる人もあんまりいないだろうから、心なしか「そんなんいいから早く演奏聞かせて」オーラも若干漂う中、鈴木優斗さんがうまくトークも盛り上げて、さらりと不満をかわしました。
鈴木優斗さんは、テレビ番組でよく拝見しますが、ここ調布の出身だということで、ずっと調布音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーをしています。アソシエイト・プロデューサーはピアニート公爵こと森下唯さん。森下さんも調布出身で、なんとこのお二人の出会いは「日能研調布校」だそうで(o_o)
森下さんは筑駒に受かったわけですが鈴木さんはくじ引き外れたんですってw で、芸大受験のための予備校みたいなとこでまた再開。
で、調布音楽祭なので、同じく調布にある明大明治のブラバンが演奏します。
今日の会場はかなり広い舞台のあるところですが、それがぱんぱんになる感じの大人数。最初は「スターウォーズ・サガ」で、好きな曲だし(二台ピアノで弾くくらい)演奏もなかなかよかったですが、この人数の吹奏楽はすごい音量になるのでちょっと苦手。
それに対して、ピアノソロの音量というのは、いくらスタインウェイのフルコンでもずいぶん違いますから、ピアノの一曲目、
かてぃんが
カプースチン/8つの演奏会用エチュード Op.40-3「トッカティーナ」
弾いたときはちょっと、このホールの音響あんまりよくないなぁ、ピアノ向きじゃないなというふうに感じました。
演奏はすごい鮮やかで、切れ味よい2分間。もうおわっちゃうの?? ピアノソロこれで終わり??
でも次はピアノが二台になって、
いずみたく=森下唯/ゲゲゲの鬼太郎
これも調布ゆかりの曲(っていうのかな?)。みんなが知ってるメロディ(ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~)をテーマにつかって縦横無尽に展開していて、いろんな曲調が現れる中に、ピアノの「曲」というより状況描写とも思えるような「音」が入ってきます。ひゅーどろどろ、人魂が飛ぶのが見える感じ(^^;;
なにしろ「高解像度」で弾く二人なので光景(?)も迫力でした。この曲になるともう、「音響よくない」と思ったことを忘れるぐらい。
そして本日のメイン・ディッシュ、ラプソディ・イン・ブルーですが、これはブラバン+かてぃんのコンチェルトになります。
かてぃんは鍵ハモ持って出てきて、あ、やるのね、って感じでしたが、
今回はそれだけでなく、チェレスタも(!)
かてぃんのラプソディ・イン・ブルーは聞くたびに違います。毎回進化していくんです。カデンツァ部分が違うだけじゃなくて、ブラバンと合わせているときも、随時アドリブが入っていて、楽譜どおりではありません。え?? ここまでかっこいい曲だっけ??
そしてびっくりしたのは鍵ハモ部分。鍵ハモの扱いがめちゃくちゃうまくなってて、もうジャズのおいしいところが余すところなく盛り込まれている感じで自在に吹いていました。前に、ベンド(音程をぎゅうん、てやるやつ)のやり方がわからないみたいなことをいってたような気がするのですがもうそんなレベルじゃない。すごい。
ホルンとのからみがあったり、チェレスタのソロがあったり、多彩に盛り上がって、そういえば「ブラバンとピアノで音量バランス取れるのかな」とか思ってたこともすっかり忘れてました。そんなんじゃなかった。すごかった。
観客も大興奮でスタンディング。
アンコールは、クラシック一曲(英ポロ)とジャズ一曲(アイガットリズム)でばっちりお客様の期待に応えるものでした。ふぁー--(よかった)
---- 今日の録音
かてぃん聞いたので
菅野よう子=かてぃん/「花は咲く」
4月末に弾いたっきりでした。完璧に忘れる前にメンテナンスする意味もあり。
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いろんなコンサートが一週間続くのですが(小林愛実さんや河村尚子さんも)、これはオープニング・コンサートということで、
…プログラムの中に「開会式典」というのがあります。市長さんの挨拶とか。
まぁどう考えても市長さんの挨拶が聞きたくて来てる人もあんまりいないだろうから、心なしか「そんなんいいから早く演奏聞かせて」オーラも若干漂う中、鈴木優斗さんがうまくトークも盛り上げて、さらりと不満をかわしました。
鈴木優斗さんは、テレビ番組でよく拝見しますが、ここ調布の出身だということで、ずっと調布音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーをしています。アソシエイト・プロデューサーはピアニート公爵こと森下唯さん。森下さんも調布出身で、なんとこのお二人の出会いは「日能研調布校」だそうで(o_o)
森下さんは筑駒に受かったわけですが鈴木さんはくじ引き外れたんですってw で、芸大受験のための予備校みたいなとこでまた再開。
で、調布音楽祭なので、同じく調布にある明大明治のブラバンが演奏します。
今日の会場はかなり広い舞台のあるところですが、それがぱんぱんになる感じの大人数。最初は「スターウォーズ・サガ」で、好きな曲だし(二台ピアノで弾くくらい)演奏もなかなかよかったですが、この人数の吹奏楽はすごい音量になるのでちょっと苦手。
それに対して、ピアノソロの音量というのは、いくらスタインウェイのフルコンでもずいぶん違いますから、ピアノの一曲目、
かてぃんが
カプースチン/8つの演奏会用エチュード Op.40-3「トッカティーナ」
弾いたときはちょっと、このホールの音響あんまりよくないなぁ、ピアノ向きじゃないなというふうに感じました。
演奏はすごい鮮やかで、切れ味よい2分間。もうおわっちゃうの?? ピアノソロこれで終わり??
でも次はピアノが二台になって、
いずみたく=森下唯/ゲゲゲの鬼太郎
これも調布ゆかりの曲(っていうのかな?)。みんなが知ってるメロディ(ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~)をテーマにつかって縦横無尽に展開していて、いろんな曲調が現れる中に、ピアノの「曲」というより状況描写とも思えるような「音」が入ってきます。ひゅーどろどろ、人魂が飛ぶのが見える感じ(^^;;
なにしろ「高解像度」で弾く二人なので光景(?)も迫力でした。この曲になるともう、「音響よくない」と思ったことを忘れるぐらい。
そして本日のメイン・ディッシュ、ラプソディ・イン・ブルーですが、これはブラバン+かてぃんのコンチェルトになります。
かてぃんは鍵ハモ持って出てきて、あ、やるのね、って感じでしたが、
今回はそれだけでなく、チェレスタも(!)
かてぃんのラプソディ・イン・ブルーは聞くたびに違います。毎回進化していくんです。カデンツァ部分が違うだけじゃなくて、ブラバンと合わせているときも、随時アドリブが入っていて、楽譜どおりではありません。え?? ここまでかっこいい曲だっけ??
そしてびっくりしたのは鍵ハモ部分。鍵ハモの扱いがめちゃくちゃうまくなってて、もうジャズのおいしいところが余すところなく盛り込まれている感じで自在に吹いていました。前に、ベンド(音程をぎゅうん、てやるやつ)のやり方がわからないみたいなことをいってたような気がするのですがもうそんなレベルじゃない。すごい。
ホルンとのからみがあったり、チェレスタのソロがあったり、多彩に盛り上がって、そういえば「ブラバンとピアノで音量バランス取れるのかな」とか思ってたこともすっかり忘れてました。そんなんじゃなかった。すごかった。
観客も大興奮でスタンディング。
アンコールは、クラシック一曲(英ポロ)とジャズ一曲(アイガットリズム)でばっちりお客様の期待に応えるものでした。ふぁー--(よかった)
---- 今日の録音
かてぃん聞いたので
菅野よう子=かてぃん/「花は咲く」
4月末に弾いたっきりでした。完璧に忘れる前にメンテナンスする意味もあり。
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