アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

変な第二楽章

2022年06月29日 | ピアノ
突然ですが、私、変な第二楽章が好物でして…

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思い起こせば、おゆき先生のところに体験レッスンに行ったときも「変な第二楽章」でした。

モーツァルト:ピアノソナタK.V.533 第2楽章(2014年の録音)

どこへ行くのかわかんない半音階的な進行とか、なんだか不思議な感じの曲です。
練習会とか発表会で、私以外の人が弾いてるの見たことない気がします。モツソナなのに。

おゆき先生は、「なぜ突然これ…」と思ったそうです。
(しかも、「来週本番なのでヨロシク」とか。体験レッスンで)

今、練習しているベートーヴェン/ピアノソナタ第31番は、まさに「変な第二楽章」。
そして、もうひとつの好物が「ゆっくり始まる第一楽章」。

この二つが合わさっているのですから最強です。そりゃ弾きたいに決まってます。しかし、三楽章は最も(かどうかわからない)苦手とするフーガが出てくるんで、どうなんだろうとは思うのですが

おゆき先生「二楽章までで終わりにしたら?」
…いやいや、フーガは確かに特に弾きたいわけじゃないけれども、あの重苦しー-いところはこれまた大好物なんですよ。そして、最後らへんは、私がフーガの次に(たぶん)苦手とする「速い系」ですが、ここらへんは速いわりに弾きやすいのでそんなに嫌ではありません。それにやっぱりココ弾かないと締まらないのよ。

ところで、フーガも難物ですが、ここ、二楽章もたいへん弾きにくい部分です。特にこのページ


ベートーヴェン様はなんでこんな変な音形を思いついたんでしょうね? これまでに聞いたことのある何とも似ていないような。

ミスタッチを減らすコツは、鍵盤に触ってから弾くこと、などと聞きますが、まぁそれは一面の真実ではありましょうが、
それは物理的に「おっと隣を触っちまった」を減らす役には立つものの、
「次の音がわからなくなった」「次の音を間違って想起してしまった」という事故に対しては無力です。そりゃそうだ。

そしてこのページの事故は圧倒的にそっちの問題なので、音の並びが身につくまではそれはやはり間違えるよね…
最近、音の並びがなかなか身につかないときは、「コードを考えてみる」とか「分解練習してみる」とかいう技を使うようになったけれども、ここに関してはあんまり…片手(右手)で弾いたときでも十分事故りやすいわけで。

この、変な下降音形、前半が同じで後半は分岐してたりしてほんと危険がいっぱいです。

けど、これがぜんぜん淀みなく勢いよくpとfのめりはりもついてパーッと弾けたらかっこいいと思います。ロックです。

----- 今日の録音
その二楽章を練習してみた

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