アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

Love Me Tender(和音を借りてきておしゃれに)

2022年06月27日 | ピアノ
木曜日に行ったジャズレッスンの話の続き。

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新曲で、「Love Me Tender」が出てきました。楽譜には、メロディーとコード…の、一部が抜けていて、ここにどんなコード入れるといい感じ? とクイズ形式で出されました。

C  |( )  |G7  |C : ソドシドレラレードシラシドー
C  |( )  |G7  |C : ソドシドレラレードシラシドー
C ( )|Am ( )|F Fm |C : ミミミーミミミーミレドレミー
C ( )|D7  |G7  |C : ミミファミレラレードシラシドー

いやそういわれましても…

二小節目、「レラレー」のところに合わせる和音として、「ドミソ」「ドファラ」「シレソ」のどれがマシかといったら「ドファラ」かな?
というと先生に苦笑されました。ヒントは「ドミナントモーション」。次の和音に「ドミナントモーション」でつながるように入れてみてといわれ
騙されたと思って試してみますと

C  |D7  |G7  |C : ソドシドレラレードシラシドー
C  |D7  |G7  |C : ソドシドレラレードシラシドー
C E7|Am C7|F Fm |C : ミミミーミミミーミレドレミー
C A7|D7  |G7  |C : ミミファミレラレードシラシドー

あら。。確かにいい感じになりましたよ。

今、書き加えたあたりのコードは、「Key of C Diatonic Chord」に含まれてないものなので、いわば「よそから借りてきた」コード。こういう「寄り道」感が重要なチャームポイントになるらしい。

Fmは最初から書いてあったけど、同じく「Key of C Diatonic Chord」に含まれてないもので、こちらは「同主短調」からの借り物。

ということで、このコードのとおりに伴奏すると、ま、いいんだけど、まだちょっと変というか、
三段目のベースだけ取り出すと、ド→ミ→ラ→ド→ファとなって、これはいかにもバタバタで。

なので、ここにはonなんとかにご登場いただいて、ベースの動きがなだらかになるようにする。
C E7onB Am C7onG F
「on何」にするかは出鱈目に決めるわけではなくて、コードの中にある音をチョイスして使う。

以上、
・借りてくる和音でおしゃれに!
・on コードでベースを滑らかにつないでおしゃれに!
でした。

いっぺんに説明されて、ふぁー--って感じだけれど、このへんが使いこなせるといちおう「耳コピした歌に適当に簡単な伴奏つけられる」に到達するものと思われる(理論上)。

やれやれと思ったところで先生、まだ止まらず

「じゃ、ジャズでも避けて通れない8ビードの説明をします♪」
いや~、もう時間終わるけどね…(なにしろ30分レッスン)

すごい駆け足で、説明と実演と練習した…詳しくはまた次回ね


------ 今日の録音:
ショパン/バラード第三番

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