ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

なでしこジャパンを見て思う事

2005-07-24 14:41:15 | FC東京とサッカー
まだ、“なでしこ”と命名されるまえから何試合も女子サッカーの日本代表を見ている。オーストラリア戦は楽しみにしていた。お客さんも沢山入っていて、そんなに暑くもなく楽しんだ。初めて西が丘に行った友達は、見やすいと喜んだ。特にメインのホーム寄りで、アップ選手達が目の前だったので。アップの選手達をコーチしている男性が、若くてガッチリしていてカッコ良かった。試合を見ながら、時々目がそっちに行ってしまう。友達と「カッコいいね」と座った席に満足した。

なでしこを見ていて、いつも思うのは彼女達が「日本の女の子だな」と思う事。昨日もオーストラリアの選手の方が、圧倒的に強そうに見える。身体も大きいし、足も長く早いし、蹴る力も強い。アジアの他の国との試合を見ても、一見相手の方が強そうに見える。でも、終わってみれば、なでしこの方が勝っているのである。

試合を見ていても、圧倒的に強いとは見えない。でも、皆で大きな声でお互いに意思を伝えながら、励ましながら(?)ひた向きに走る。転ばされても、すぐに起き上がり守りに、そして攻撃に走っていく。たとえ理不尽な笛を吹かれても、絶対に「えっ?」と言う態度は示さず素直に従う。そして、そのひた向きさ、粘り強さ、苦しさを表には出さず、爽やかに見えるプレーに日本女性の逞しさと感動を覚える。

“なでしこジャパン”とはホントに良いネーミングだと思う。彼女達のプレーは“やまとなでしこ”“日本女性”そのものと思う。過去から現代まで永遠に続いてきた、男の日本の歴史。でも男性は皆、母から生まれ、妻に生活全てを任せ、そして最後は娘(嫁)に面倒を見てもらう。入社して来る若いお嬢さん達が、男社会の差別に悔しい思いをしているのを経験者として、よく理解できる。先進国の中で日本の女性の地位は最下位の方と言われるが、長く生きてきた私から見れば、生きるための生命力・したたかさ・未来への意欲・逆境にも何とか立ち向かい歩いて行く力・肩書きなんていらないしなやかさ等等を日本女性に感ずる。そんな素晴らしい日本女性を、いつも彼女達のプレーにダブらせて見てしまう。ちょっと思い入れが強すぎるのか・・・

なでしこジャパンは、そんな日本女性の性格を素直に練習にプレーに結び付けて、選手が変わっても、監督が変わっても大いなるプラスの方向に引き継がれている。男性のA代表に何となく不満を持つのは、そう言う継続性がプラスして行く日本代表の未来が感じられないから。日本人はブラジル人にも、ヨーロッパ人にもなれない、日本人はやっぱり日本人と思うからか。プレーは真似できても、本質的には無理なんではないかしら。でも、日本人のシャイな性格に、ジーコが考えるブラジル人的な個人能力が、うまく融合する事はとっても大事だと思うが、一部の14~5人では無く、もっと多くの選手達に浸透して行けばの話だけど。
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なでしことFC東京と地震

2005-07-24 00:39:01 | FC東京とサッカー
大変な一日だった。本当に疲れた。

朝、家を11時に出る。友達と巣鴨まで行き、東京の勝ちをお祈りして、昼食を食べる。ここから、西が丘までは歩きを入れても、30分くらいで着くから、ゆっくりとお喋りを楽しむ。

懐かしの西が丘!700人程しか入らなくて、寒くて寒くて凍えそうだった、4月の水曜日のナビスコ神戸戦。今でも忘れられない。一人で寒くて、暗くて、心細くて来なければ良かったかなと、帰りたいと思いながら見ていたっけ。暑くて、カンカンデリの夏、人があまりいない所で日傘をさして見ていた。雨の日もそう。思い出が一杯の私のFC東京の原点。サッカーがFC東京が近かったあの頃。

オーストラリアの女子代表は、大きかった。なでしこが小さくて可愛く見えた。2点先行されたけど安心して見ていられた。最近、なでしこは負けていないし、良く点をとる。そして、そのとおりに、流れの中からカッコ良く4回もゴールシーンを見せてくれた。

地震が怖かった。ベンチに座っていたけど、ベンチごと大きく横に揺れた。上を見ると照明塔も大きく揺れている。でも、選手達は気が付かないらしく、普通にプレーをしていた。

でも、そこから国立までが遠かった。なでしこが終わってすぐに駅に向かった。三田線はしばらく待たされたけど何とか動いていた。車内放送では、巣鴨が近づいた時「山手線が止まってます」とそれしか言わない。飯田橋で降りるときは、総武線が止まっているとは言わなかった。で、JR飯田橋へ行ったら止まっている。タクシーで行こうとしたら、空車は一台も走っていない。ホテルならタクシーがよく来るからとホテルに行ったが、人がたくさん並んでいて時々ホテルに来る客を乗せてくるだけ。ボーイさんが「地下鉄が動き始めました」と教えてくれる。そこから、大江戸線まで歩いて、都庁前まで行き、乗り換えてやっと国立競技場までたどり着く。

席を取っていてくれた友達の所にやっとたどり着いたら、一点取られていた。ユータのカッコいいシュートを見られたけど、疲れた。あんなに責めていたのに勝ちきれなくて、疲れた。帰りも大江戸線の入り口が入場制限していて入れないので、千駄ヶ谷駅の方まで歩きそこの入り口から入る。やっと家にたどり着いたら、マンションのエレベーターが止まっていて、6階まで歩く。疲れた。長い一日だった。
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