ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

井上ひさしさんの新聞記事を読んで

2005-07-31 14:48:47 | Weblog
井上ひさしさんの舞台の戯曲「父と暮らせば」が世界に広がっていると言う新聞の記事を読んだ。

被爆した人達の気持ちを総合するとこうなると考えて書いた2人芝居。広島で被爆した父と娘の心の交流を描いた戯曲だそうだ。それぞれの国で翻訳されて、比較的上演が簡単なリーディングで行われていると言う。

海外の反響は「原爆を落とされた日本人が、仕返しをするという発想ではなく、この悲劇が人類の上に繰り返されないようにと考えていることに感銘を受けた」と寄せられている。

日本は先の戦争で加害者だったけど、被害者でもあった。日本国内で兵隊ではない、一般の人々が原爆で空襲で沢山犠牲になった。加害者の兵隊には恩給という制度があり、いまだに貰っている人達が沢山いる。でも、被害者の、原爆で蒸発してしまった人々や空襲で焼け死んだ人々や今でも後遺症に苦しんでいる人々は、たんなる“犠牲者の数”でしかない。それに対して、加害者である時の権力者からの自国民への許しをこう言葉はなかった。いつの世でも、どこの国でも一般大衆は権力者に振り回されて、どうする事も出来ず、哀しみに苦しみにただ泣くよりしょうがないのだろうか。もうあまり報道されなくなったが、イラクの生活を壊され愛する人を失った人々の哀しみを辛く思う。

今の靖国問題も加害者の問題だと思う。あの戦争の責任は一億総懺悔と言う事で、責任が赤ちゃんから老人まで全ての日本国民に薄く広く転嫁されてしまった。

原爆の被害者達も、ただ世間や世界に向けて、その悲惨さ残酷さの事実だけを、語っている。だから、日本の戦争責任と切り離されて、どこの国の人々にも受け入れられているのだろう。沖縄の“平和の礎”に刻まれている数え切れない国籍を問わない犠牲者の名前・名前・名前・・・。その中に立って見渡した時、国の最高権力者達は何を思うのだろう。そして、何かを感じてくれるのだろうか。せめて、8月15日にはここに参拝してほしいと思う。ここには、何の宗教色もないのだから。
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欧州クラブチームとの親善試合

2005-07-31 13:42:45 | FC東京とサッカー
今月はHOT6で、お疲れモードでなのに、木曜日の“バイエルン対FC東京”でとどめをさされ、昨日の土曜日は家でゴロゴロしてた。それで、TVで親善試合を見る。

2時から“マンU対鹿島”の録画。6時半から“マンU対浦和”9時から“バルサ対横浜”。さすがにフルで3試合見たら疲れた。横浜戦は横になっていたら、半分はウツラウツラと夢の中だった。

新聞によると、この夏18回もの欧州クラブチームとの親善試合が組まれたとの事。アジアツアーが儲かるからと言って、多すぎるように思う。3年前、“FC東京対Rマドリード”の時にはチケットの争奪戦が起きる程の人気だったけど、今回はそう言う話は聞かなかった。私自信もFC東京との試合は2回ともチケットを買ったけど、他は見たい試合や、選手もいたけど基本的にTVでいいやと、思った。

来年もやっぱり、色んなクラブチームが来るのだろうか。私としては、フルメンバーで試合出来ないのであれば、去年の様にこっちから、出て行って練習試合を計画したほうがいいのではないかと、思う。べつにヨーロッパでなくても、近いアジアでもいいのではないかと。その方が選手達にもリフレッシュ効果があるように思われる。私自身も観光を兼ねて、ついて行けるのにと思った。

今日の夜は東アジア選手権。真剣勝負のサッカーが見れる!!
コンちゃんやモニが短時間でも出れますように。
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