私の住む稲城市に、南山と呼ばれる里山がある。貴重な“緑のゆりかご”。四季折々に素晴らしい姿を私達に見せてくれる。春の新芽のパステルカラー、夏の深い緑の息吹、秋の錦織り成す華やかさ、冬の裸木の背の低くなったような稜線。
今、世界的に地球温暖化を阻止しょう、二酸化炭素の排出を減らそう、木々を植えて緑を増やそうという時代。この豊かな、オオタカが舞い、トウキョウサンショウウオ、ホトケドジョウ、タマノカンアオイ等、希少な動植物の宝庫の多摩の里山を宅地と墓地(府中市の)に造成しょうと言う無謀。
↓
稲城市は、今、マンション建設ラッシュである。そして、バブルが弾けて、そのままになっている膨大な更地があり、わざわざ、山を一つつぶさなくても、宅地用地はある。
地権者の税金問題があるからと言うが、もともとの地主は何人もいないらしい。山の持ち主のほとんどが、日本でも1、2と言われる商社、建設会社、不動産会社等々であるという。多分、バブルが弾けていなかったら、とっくに宅地になっていたのだろう。
でも、どうして、ここに来て、今、急に開発を強行しょうとするのか。
話を聞くと、その大規模開発の里山を含めた、今、草原になっている所は非常に地盤が悪く、“稲城砂”という地層らしい。地質学者や地震学者が宅地化するにあたり、非常に厳しい条件を要求しているということだ。大地震が来たら、液状化するというのである。過去に例を見ないような難工事になるという。今まで、このよう厳しい条件で施行を行った例はないという。
と、言うわけで、いつの間にか、気が付いたら、「南山問題市民連絡会」で走り回っていた。府中市の議会に聴講兼説明に何人かと一緒について行ったり。
今日は駅前で署名運動をした。始めての経験だったが、沢山の人達が署名してくれた。たまたま、知人を訪ねて来たと言う、千葉県の女性が署名をしてくれて「頑張ってくださいね。こんなステキな山がなくなるなんて悲しいです」と言ってくれた。
SAVE GREEN主催で代官山で「みなみやまイベント」を行い、コンサートは大変な盛り上がりを見せ、沢山の人達が署名をしてくれた。
東京都も緑の保全に、温暖化防止に、ヒートアイランド対策にと、力を入れ始めた。それなのに、どうして、この大規模開発に認可を与えたのだろう。
署名運動をしていた時に言われた。「どうして、決まる前に反対をしなかったのですか?」と。
私もそう思う。はっきり言って10年以上住んでいるが、知らなかった。特に、マンションとかの新住民の人達は、本当に詳しい情報が入って来なかった。今になって思えば、選挙の時、開発賛成の議員の公報にはほとんど何も書いてなかった。私は、それぞれちゃんと読む方だが南山開発の詳細の記憶はない。
今の“後期高齢者医療制度”の問題とも共通すると思う。納税者・有権者には都合の悪い事はなるべく知らせないようにして、速やかに実行する。物事が実行する時に、はじめて大多数の人達が知り、大騒ぎになる。
これから、どうなるか分からないが、乗りかかった船。未来に生きる子供達に、豊かな自然を残せるように、そして、重い債務負担は残さないように、今の大人の責任かなと思い、頑張ってみようと思う。
今、世界的に地球温暖化を阻止しょう、二酸化炭素の排出を減らそう、木々を植えて緑を増やそうという時代。この豊かな、オオタカが舞い、トウキョウサンショウウオ、ホトケドジョウ、タマノカンアオイ等、希少な動植物の宝庫の多摩の里山を宅地と墓地(府中市の)に造成しょうと言う無謀。
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稲城市は、今、マンション建設ラッシュである。そして、バブルが弾けて、そのままになっている膨大な更地があり、わざわざ、山を一つつぶさなくても、宅地用地はある。
地権者の税金問題があるからと言うが、もともとの地主は何人もいないらしい。山の持ち主のほとんどが、日本でも1、2と言われる商社、建設会社、不動産会社等々であるという。多分、バブルが弾けていなかったら、とっくに宅地になっていたのだろう。
でも、どうして、ここに来て、今、急に開発を強行しょうとするのか。
話を聞くと、その大規模開発の里山を含めた、今、草原になっている所は非常に地盤が悪く、“稲城砂”という地層らしい。地質学者や地震学者が宅地化するにあたり、非常に厳しい条件を要求しているということだ。大地震が来たら、液状化するというのである。過去に例を見ないような難工事になるという。今まで、このよう厳しい条件で施行を行った例はないという。
と、言うわけで、いつの間にか、気が付いたら、「南山問題市民連絡会」で走り回っていた。府中市の議会に聴講兼説明に何人かと一緒について行ったり。
今日は駅前で署名運動をした。始めての経験だったが、沢山の人達が署名してくれた。たまたま、知人を訪ねて来たと言う、千葉県の女性が署名をしてくれて「頑張ってくださいね。こんなステキな山がなくなるなんて悲しいです」と言ってくれた。
SAVE GREEN主催で代官山で「みなみやまイベント」を行い、コンサートは大変な盛り上がりを見せ、沢山の人達が署名をしてくれた。
東京都も緑の保全に、温暖化防止に、ヒートアイランド対策にと、力を入れ始めた。それなのに、どうして、この大規模開発に認可を与えたのだろう。
署名運動をしていた時に言われた。「どうして、決まる前に反対をしなかったのですか?」と。
私もそう思う。はっきり言って10年以上住んでいるが、知らなかった。特に、マンションとかの新住民の人達は、本当に詳しい情報が入って来なかった。今になって思えば、選挙の時、開発賛成の議員の公報にはほとんど何も書いてなかった。私は、それぞれちゃんと読む方だが南山開発の詳細の記憶はない。
今の“後期高齢者医療制度”の問題とも共通すると思う。納税者・有権者には都合の悪い事はなるべく知らせないようにして、速やかに実行する。物事が実行する時に、はじめて大多数の人達が知り、大騒ぎになる。
これから、どうなるか分からないが、乗りかかった船。未来に生きる子供達に、豊かな自然を残せるように、そして、重い債務負担は残さないように、今の大人の責任かなと思い、頑張ってみようと思う。