ふみさんの日々雑感

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子供手当について

2011-08-06 09:51:21 | Weblog
民主党がマニフェストで子供手当の支給を掲げた時に、私は大賛成した。子供は社会で育てるという事に。

親の年収、働き方、諸々の状況に関係なく、子供一人一人に支給すると言う事に。そして、日本ではあまり話題にはならなかったが、日本の子供の貧困率はOECD諸国の中でも最悪のレベルと言われている。

モチロン、野党は自民党は大反対だった。

大金持ちにも一律に支給するなんてとんでもない、高年収の人には払う必要は無いと。そのお金で、パチンコに行く人もいると。

世帯の総収入を把握できない日本で、本当に年収で区切る事が出来るのだろうか。サラリーマンと違い、働き方により、不透明な把握できない人達も沢山いる。

事務経費が莫大にかかる方法よりも、単純に子供一人にいくらの方が安上がりだろうと私は思う。

財源が無い、震災にお金がかかると言う。でも、子供は国の宝だと思うし、日本の未来だ。こんな時代だからこそ、純粋に子供達を見て欲しいと思うのは私だけだろうか。

私は、専業主婦として、パート勤務として、正社員として、数々の不条理と男女差別を経験して来た。そして感じて来たのは、時の政府と男性達の “女子供” の目線である。

私の年代は、ちょこっとパートをしながら専業主婦として生活して来れた。その方が、絶対に得なのだ。

でも、今の若い年代が、夫婦共に正社員として必死に働きながら子育てしていると、高収入の夫のいる専業主婦のように、様々の税の恩恵を受けられないし、税金も余計に払わなくてはならない。専業主婦は、年金をもらう時にも、自分の年金だけでなく主婦手当なる年金が別にもらえる。

でも、子供のいる家庭が、それぞれの、さまざまな立ち位置で不公平であっても、子供だけは、背景や状態に関係なく平等にと思っている。

親ではなく、子供にと思う。そうすれば、別居していても、DVで隠れていても、様々の理由で親と別れて施設や他の場所で生活している子供でも、親では無く子供自身に払われるのではないだろうか。もちろん、本人が自由に使えるわけではないが。

この子供手当が年収でカットされると決まり、野党はバンザイしたという。そんなに子供にお金を出したくないのか、と悲しくなった。

その浮いた7千億だったかは、被災者への支援に回されるとニュースで言っていた。

国にお金がないという議員さん達は、絶対に自分達の収入を見直さない。国会議員達への給料の何割かのカットや、諸々の諸手当のカットや、人数の削減や、政党助成金を無しにしたり、細かくは、宿舎入居者から正当な家賃を徴収したり、せめてその位やってから反対して欲しいし、見直さなければならない無駄は一杯、あるはずだ。

大金持ちの議員さんが、震災に多大な寄付をしたとは聞かない。法律で寄付行為は禁止されているからと。

でも、国会議員は法律を作るのが仕事。自分達が損になり、私達が拍手するような法律は絶対に作りたくないのか。皆で必死に知恵を絞れば、財源は出て来るはずだ。

どんな逆境にもめげずに頑張った“なでしこ”達を、政治家も見習ってほしい。お金も無く、思うような練習時間も取れなくても、それでも素晴らしい仕事をした彼女達。

涼しい場所で、自分達の思惑だけで、国の未来を弄んで欲しくない。

子供達に若者達に女性達にも目を向けて欲しい。

特に子供達が、未来に向かって、いつまでも瞳がキラキラ輝いていて欲しいと願う。

資源の無い日本にとって、子供達は日本の未来なのだから。私達は、子供達に日本の未来を託さなくてはならないのだから。













コメント
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