Jリーグの最終戦。もう、終わりなのかと、終わってしまうのかと、寂しい気がする。
まだ、天皇杯はあるけど、リーグ戦では最終日はルーカスとのお別れの日。
ルーカスのプレーを間近で見たい為に、バックスタンドの一番前の席を取りたいと早くに家を出た。
スタジアムに着いたら、待機列の移動はまだだったが、沢山の行列が出来ていた。
ずっと以前に、フジくんとサリさんのサヨナラの時にも、早くに行って並んだ。
一番前の席を取り、用意した花束を彼らに渡した。
ルーカスも、どうしょうかと考えたが、フジくんやサリさんへの思いは特別だった。
シートを敷いてから、時間が一杯あるので、調布まで出てお店を回って欲しかった物を見て回った。
時間を見計らってもどると、仲間の一人が到着した。
その人と、中に入ってから、協力して席を確保した。皆、前の席が取りたかったらしく、アッと言う間に最前列は埋まってしまった。
その後は、他の仲間達とコンコースをウロウロした。
試合に出ない選手達が、アチコチで配り物をしていたり、募金をお願いしていた。
ドロンパ人形が、倍返しまんじゅうの箱を抱えていて笑った。
仲間で、味スタの最前列で見るのは初めての人もいて、感動していた。
私も久しぶりに最前列で見たが、選手達が良く見え、スピード感も感じられ、サッカー専用スタジアムに近い感動を覚えた。
上の方で見るのと違って、平面に近いから、分かりづらい所もあるが、試合が非常に面白かった。
特に、前に誰もいないのがいい。
友達と、「西が丘を思い出すね」 と話した。
だから、アッと言う間の前半だった。「え、もう、ハーフタイム?」 と。
そして、まるで、シナリオがあるかのようなルーカスのゴール。沢山の東京サポーターが立ち上がっての大喜び。下から、グルーっとスタジアムを見回すと、その迫力に思わず凄いなアと思った。
後の席にズラッと小さな子供達が座って応援していたので、本当に賑やかだった。東が交代で入って来た時に、後の子供達が一斉に、「どうして、東なんだよ!東なんてダメじゃん」 と。
私達は、「子供達まで、言ってるよ」 と笑ってしまった。
目の前を走るネマ。よくボールが集まって来る。前へゴールへとプレーするネマを、もっともっと、そして、スタメンでもっともっと、見たかった。
サヨナラは寂しい。小平での、あの、吸いこまれそうなブルーグレーの瞳が忘れられない。カッコいいネマ様、東京に来てくれてありがとう。希望通り、日本でプレー出来たらいいですね。
そして、ルーカスの涙。誰よりも走り、誰よりもゴールに向かったルーカス。楽しい思い出をありがとう。
でも、まだまだ、サヨナラではない。天皇杯が残っている。
一緒に、元旦まで闘えるはず!! 皆で喜びのカップを掲げられるはず!!
ロスタイムでの、平山のゴールは彼らしいなと思う。サポーターに愛されている平山のゴールは、ゴール裏へのプレゼント。
試合終了の笛が鳴った時、初めて、夜になっていた事に気が付いた。試合が始まった時には、まだ太陽がまぶしかった。それだけ、集中して試合を見ていたのだ。いつもは、前の人達や、上がったり降りたりする人が目に入ったが、昨日は試合だけを見ていたのだ。
たまには、一番前もいいね、と友達と話した。でも、来年は、席割が変わるので、前の席を取るのは難しいかも。
素晴らしい笑顔で、可愛い子供達と歩いて来たルーカス。私達の声に大きく手を振るルーカス。もう、味スタでのルーカスのプレーを見る事は無い。
帰り、仲間と調布で祝勝会とご苦労さま会をした。
ところが、どこも一杯で、やっと見つけた居酒屋さんに落ち着いた。
あのくらいの時間に試合が終われば、帰りにお店に寄る人達も多いのではないだろうか。そうすれば、地元も潤うし。
テレビ中継の関係で、7時からの試合が多いが、それでは、帰る時間も考えれば、そうそう寄り途出来ないよね、と話し合う。私達も、久しぶりの飲み会だった。
飲んで食べておしゃべりして、本当に楽しい時間。
隣の席の人達が帰り、そこに、6人の男性達が座った。コートを脱いだら、一人の男性がレッズのレプリカを着ていた。
彼らは、埼玉から帰って来たのね。最悪の最終戦を終えて。
私達は、レッズの話題で、またまた盛り上がった。突っ込みどころ満載のレッズの話題だけでも飲めると友達。
レッズのサポーターは、何処へでもレプリカユニを着て行く。赤いから直ぐに分かる。
昔、友達とユースの決勝戦で、関西(どこの競技場だったか忘れた)へ行った時。
東京と広島の決勝戦なのに、なぜか、堂々とレッズのユニを来た人が観客席に入って来た。友達と、「何、勘違いしているよね」 と。見に来るのはいいけど、ちょっと違うでしょう、と。
国立で、浦和と鹿島の試合の前座に、ユースの東京とガンバの試合があった。
東京のユースの試合は、ユースの子達が太鼓をたたいて応援する。私達は、それを暖かく見つめながら、それに合わせて歌ったりはする。
その時、レッズのサポーターが怒鳴りこんできた。「新鮮な試合の前に、太鼓をたたいて応援をするな」 と。
私達は、鹿島のゴール裏の隣で応援し、レッズ側はガンバの応援だったのに、わざわざ、こっちまで来て、いちゃもんつけて。
レッズの人達は、鹿島側には入れないはず。それで、警備員を呼んで連れ出してもらおうとしたが、結構もめた。後で聞いたら、警察に連れて行かれたそうだ。
私達は、無視して応援し、それを見ていた鹿島のサポーターも一緒に応援してくれた。試合が終わって帰る時に、鹿島のサポーターが、「帰らないで残って、一緒に応援して」 と。私達は、「応援してくれてありがとう。頑張って」 と手を振って帰った。
そんな昔の事を思い出しながら、楽しく楽しくおしゃべりをした。
そして、天皇杯の応援に仙台に行く人と、こっちに残る人と、でも、「絶対に国立に行こう」 と。
国立に行けば、九州に行ってしまった仲間も戻って来て、一緒に応援出来るから。
ルーカスやネマの為にも、もっともっと一緒にいたい私達の為にも、仙台で勝利を!!
ガンバレ!! トーキョー!!
味スタの周りに少し残った紅葉と、小さい子に飴を配っていたベガッ太くん。
まだ、天皇杯はあるけど、リーグ戦では最終日はルーカスとのお別れの日。
ルーカスのプレーを間近で見たい為に、バックスタンドの一番前の席を取りたいと早くに家を出た。
スタジアムに着いたら、待機列の移動はまだだったが、沢山の行列が出来ていた。
ずっと以前に、フジくんとサリさんのサヨナラの時にも、早くに行って並んだ。
一番前の席を取り、用意した花束を彼らに渡した。
ルーカスも、どうしょうかと考えたが、フジくんやサリさんへの思いは特別だった。
シートを敷いてから、時間が一杯あるので、調布まで出てお店を回って欲しかった物を見て回った。
時間を見計らってもどると、仲間の一人が到着した。
その人と、中に入ってから、協力して席を確保した。皆、前の席が取りたかったらしく、アッと言う間に最前列は埋まってしまった。
その後は、他の仲間達とコンコースをウロウロした。
試合に出ない選手達が、アチコチで配り物をしていたり、募金をお願いしていた。
ドロンパ人形が、倍返しまんじゅうの箱を抱えていて笑った。
仲間で、味スタの最前列で見るのは初めての人もいて、感動していた。
私も久しぶりに最前列で見たが、選手達が良く見え、スピード感も感じられ、サッカー専用スタジアムに近い感動を覚えた。
上の方で見るのと違って、平面に近いから、分かりづらい所もあるが、試合が非常に面白かった。
特に、前に誰もいないのがいい。
友達と、「西が丘を思い出すね」 と話した。
だから、アッと言う間の前半だった。「え、もう、ハーフタイム?」 と。
そして、まるで、シナリオがあるかのようなルーカスのゴール。沢山の東京サポーターが立ち上がっての大喜び。下から、グルーっとスタジアムを見回すと、その迫力に思わず凄いなアと思った。
後の席にズラッと小さな子供達が座って応援していたので、本当に賑やかだった。東が交代で入って来た時に、後の子供達が一斉に、「どうして、東なんだよ!東なんてダメじゃん」 と。
私達は、「子供達まで、言ってるよ」 と笑ってしまった。
目の前を走るネマ。よくボールが集まって来る。前へゴールへとプレーするネマを、もっともっと、そして、スタメンでもっともっと、見たかった。
サヨナラは寂しい。小平での、あの、吸いこまれそうなブルーグレーの瞳が忘れられない。カッコいいネマ様、東京に来てくれてありがとう。希望通り、日本でプレー出来たらいいですね。
そして、ルーカスの涙。誰よりも走り、誰よりもゴールに向かったルーカス。楽しい思い出をありがとう。
でも、まだまだ、サヨナラではない。天皇杯が残っている。
一緒に、元旦まで闘えるはず!! 皆で喜びのカップを掲げられるはず!!
ロスタイムでの、平山のゴールは彼らしいなと思う。サポーターに愛されている平山のゴールは、ゴール裏へのプレゼント。
試合終了の笛が鳴った時、初めて、夜になっていた事に気が付いた。試合が始まった時には、まだ太陽がまぶしかった。それだけ、集中して試合を見ていたのだ。いつもは、前の人達や、上がったり降りたりする人が目に入ったが、昨日は試合だけを見ていたのだ。
たまには、一番前もいいね、と友達と話した。でも、来年は、席割が変わるので、前の席を取るのは難しいかも。
素晴らしい笑顔で、可愛い子供達と歩いて来たルーカス。私達の声に大きく手を振るルーカス。もう、味スタでのルーカスのプレーを見る事は無い。
帰り、仲間と調布で祝勝会とご苦労さま会をした。
ところが、どこも一杯で、やっと見つけた居酒屋さんに落ち着いた。
あのくらいの時間に試合が終われば、帰りにお店に寄る人達も多いのではないだろうか。そうすれば、地元も潤うし。
テレビ中継の関係で、7時からの試合が多いが、それでは、帰る時間も考えれば、そうそう寄り途出来ないよね、と話し合う。私達も、久しぶりの飲み会だった。
飲んで食べておしゃべりして、本当に楽しい時間。
隣の席の人達が帰り、そこに、6人の男性達が座った。コートを脱いだら、一人の男性がレッズのレプリカを着ていた。
彼らは、埼玉から帰って来たのね。最悪の最終戦を終えて。
私達は、レッズの話題で、またまた盛り上がった。突っ込みどころ満載のレッズの話題だけでも飲めると友達。
レッズのサポーターは、何処へでもレプリカユニを着て行く。赤いから直ぐに分かる。
昔、友達とユースの決勝戦で、関西(どこの競技場だったか忘れた)へ行った時。
東京と広島の決勝戦なのに、なぜか、堂々とレッズのユニを来た人が観客席に入って来た。友達と、「何、勘違いしているよね」 と。見に来るのはいいけど、ちょっと違うでしょう、と。
国立で、浦和と鹿島の試合の前座に、ユースの東京とガンバの試合があった。
東京のユースの試合は、ユースの子達が太鼓をたたいて応援する。私達は、それを暖かく見つめながら、それに合わせて歌ったりはする。
その時、レッズのサポーターが怒鳴りこんできた。「新鮮な試合の前に、太鼓をたたいて応援をするな」 と。
私達は、鹿島のゴール裏の隣で応援し、レッズ側はガンバの応援だったのに、わざわざ、こっちまで来て、いちゃもんつけて。
レッズの人達は、鹿島側には入れないはず。それで、警備員を呼んで連れ出してもらおうとしたが、結構もめた。後で聞いたら、警察に連れて行かれたそうだ。
私達は、無視して応援し、それを見ていた鹿島のサポーターも一緒に応援してくれた。試合が終わって帰る時に、鹿島のサポーターが、「帰らないで残って、一緒に応援して」 と。私達は、「応援してくれてありがとう。頑張って」 と手を振って帰った。
そんな昔の事を思い出しながら、楽しく楽しくおしゃべりをした。
そして、天皇杯の応援に仙台に行く人と、こっちに残る人と、でも、「絶対に国立に行こう」 と。
国立に行けば、九州に行ってしまった仲間も戻って来て、一緒に応援出来るから。
ルーカスやネマの為にも、もっともっと一緒にいたい私達の為にも、仙台で勝利を!!
ガンバレ!! トーキョー!!
味スタの周りに少し残った紅葉と、小さい子に飴を配っていたベガッ太くん。