面白かった。
洋画を見る時は、いつも字幕で見るが、3Dの時は疲れるので吹替えで見る。
でも、この映画には吹替えがないのでメガネONメガネで見た。
結果は分かっているのに、こんなにドキドキした映画は久しぶりだ。
初めはユッタリとした宇宙空間。
ヒューストンと会話をしながらシャトルの船外で作業するサンドラ・ブロック。
そして、その周りで宇宙遊泳をしているジョージ・クルーニー。
ジョージ・クルーニーはドラマのERでファンになった。でも、途中から映画に転向してから、彼の映画は見てない。久しぶりに見る彼は宇宙服で、わずかに顔が見えるだけ。
暖かい映画館で、ユッタリとノンビリと作業する彼女を見ていると眠くなりそうと思ったのが、嘘みたいなドキドキが始まった。
突如、「ロシアが自国の衛星を爆破した。その破片が途中の衛星を破壊しながらそっちへ向かって行く。すぐに作業を中止して帰還せよ」 と。
タッチの差で間に会わなくて、宇宙に放り出された主人公。
題名通りの無重力の世界。動き出したら永遠に動き続ける。回ればずっと回りつづける。でも、空気は有限、宇宙服の中にあるだけの量しか生きられない。
そこから始まる彼女の生きるための、重力があり空気のある地球に生還する為の戦いが始まる。
やっと潜り込んだシャトルの中で、動かす為の方法をマニュアル本をめくりながら探すアナログ。パニックになると、やっぱり紙ベースの方がいいのだと、何か感心してしまった。
ところが、タッチパネルは燃料切れと出る。
地球への最後の手段として、乗りこんだのは、宇宙ゴミにやられて放棄された中国の宇宙船。
中に入ったら中国語で、どのボタン(タッチパネルでは無くボタンだったと思う)を押したらいいか分からない。
こっちのドキドキが高まる。
後で、娘が、「普通、宇宙船だったら英語だよね。」 「だから、中国の船にしたんだと思うよ。日本だったら英語にも対応していると思うけど、中国なら違うだろうと思えるじゃない。英語が通じない方がドキドキするから」 と。
どのボタンを押すかで、「神様の言う通り」 と押すのが可笑しかった。直訳だと、どんな意味なんだろう。
「やっぱり、いざとなると、タッチパネルよりもボタンを押す動作の方が安心するよね」 とアナログな私は後で娘に話した。
クライマックスの大気圏突入は、本当に心臓がバクバクした。主人公に同調するように。
「結果は二つに一つしかない」 と言う彼女に被せるように響く音楽。
その音楽が凄かった。音楽が心臓のドキドキを倍加した。
映画が終わって、静かにクレジットが流れ始めて、遠くでヒューストンからの声が聞こえ、それに、あの音楽がかぶさって来る。
すると、収まりかけたドキドキが、又、蘇って来る。
娘と、「あの音楽が凄かったね。思わず力が入るよね。でも、面白かった」 と。
絶対に、映画館で見る映画だと思う。
暗い映画館で、自分もゼロ・グラビティの世界に放り出されて、猛スピードで向かって来る宇宙ゴミに顔をそむけたり、指を動かしたり。
本当に、どうやって撮影したんだろうと思うほど、全てが無重力を実感した。
そして、美しい地球の映像は、実際に成層圏に気球を上げて何枚も撮影したものを使ったそうだ。昼の地球、夜の地球。
ストーリーが単純だからこそ、その映像に引き込まれた。
洋画を見る時は、いつも字幕で見るが、3Dの時は疲れるので吹替えで見る。
でも、この映画には吹替えがないのでメガネONメガネで見た。
結果は分かっているのに、こんなにドキドキした映画は久しぶりだ。
初めはユッタリとした宇宙空間。
ヒューストンと会話をしながらシャトルの船外で作業するサンドラ・ブロック。
そして、その周りで宇宙遊泳をしているジョージ・クルーニー。
ジョージ・クルーニーはドラマのERでファンになった。でも、途中から映画に転向してから、彼の映画は見てない。久しぶりに見る彼は宇宙服で、わずかに顔が見えるだけ。
暖かい映画館で、ユッタリとノンビリと作業する彼女を見ていると眠くなりそうと思ったのが、嘘みたいなドキドキが始まった。
突如、「ロシアが自国の衛星を爆破した。その破片が途中の衛星を破壊しながらそっちへ向かって行く。すぐに作業を中止して帰還せよ」 と。
タッチの差で間に会わなくて、宇宙に放り出された主人公。
題名通りの無重力の世界。動き出したら永遠に動き続ける。回ればずっと回りつづける。でも、空気は有限、宇宙服の中にあるだけの量しか生きられない。
そこから始まる彼女の生きるための、重力があり空気のある地球に生還する為の戦いが始まる。
やっと潜り込んだシャトルの中で、動かす為の方法をマニュアル本をめくりながら探すアナログ。パニックになると、やっぱり紙ベースの方がいいのだと、何か感心してしまった。
ところが、タッチパネルは燃料切れと出る。
地球への最後の手段として、乗りこんだのは、宇宙ゴミにやられて放棄された中国の宇宙船。
中に入ったら中国語で、どのボタン(タッチパネルでは無くボタンだったと思う)を押したらいいか分からない。
こっちのドキドキが高まる。
後で、娘が、「普通、宇宙船だったら英語だよね。」 「だから、中国の船にしたんだと思うよ。日本だったら英語にも対応していると思うけど、中国なら違うだろうと思えるじゃない。英語が通じない方がドキドキするから」 と。
どのボタンを押すかで、「神様の言う通り」 と押すのが可笑しかった。直訳だと、どんな意味なんだろう。
「やっぱり、いざとなると、タッチパネルよりもボタンを押す動作の方が安心するよね」 とアナログな私は後で娘に話した。
クライマックスの大気圏突入は、本当に心臓がバクバクした。主人公に同調するように。
「結果は二つに一つしかない」 と言う彼女に被せるように響く音楽。
その音楽が凄かった。音楽が心臓のドキドキを倍加した。
映画が終わって、静かにクレジットが流れ始めて、遠くでヒューストンからの声が聞こえ、それに、あの音楽がかぶさって来る。
すると、収まりかけたドキドキが、又、蘇って来る。
娘と、「あの音楽が凄かったね。思わず力が入るよね。でも、面白かった」 と。
絶対に、映画館で見る映画だと思う。
暗い映画館で、自分もゼロ・グラビティの世界に放り出されて、猛スピードで向かって来る宇宙ゴミに顔をそむけたり、指を動かしたり。
本当に、どうやって撮影したんだろうと思うほど、全てが無重力を実感した。
そして、美しい地球の映像は、実際に成層圏に気球を上げて何枚も撮影したものを使ったそうだ。昼の地球、夜の地球。
ストーリーが単純だからこそ、その映像に引き込まれた。