ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

ナビスコ、FC東京対松本山雅戦 パート2

2015-03-29 20:25:41 | FC東京とサッカー
高橋家住宅を出て、「お腹が空いたね。美味しいお蕎麦屋さんがないかしら」 とバス通りの方へと歩く。

お蕎麦屋さんの看板が目に入った。“曲がってすぐそこ”と。

曲がった先の方を見るが、それらしいお店が見えない。

「すぐそこのそこってどこよ」
「歩いてすぐそこなのか、車ですぐそこなのか、どっちよ」

結局、バス停まで歩き、時刻表を見たら、1時間に一本しかない。でも、運がいいことに、あと、3分ほどで来る。それで、松本駅まで行って食事にする事にした。

ところが、バスが来ない。10分過ぎても来ない。

「もう、行ったのかしら。どうする?」
「駐車場の向こうにお蕎麦屋さんがあるから、あそこで食べようか。ちょうど1時間後の次のバスの時間になるよ」 と。

そのお蕎麦屋さんに行ったら、2組待ち。名前を書いて 外で待つ事にした。

ところが、フッと見ると、向こうからバスが来る。

「あ、バスが来るよ。乗ろうよ。私先に行ってバスを止めてるね。」 と走る。友達のお母さんが走れないから。

バス停に向かっていたら、東京サポが団体で駐車場に入って行った。松本城に行ったのだろう。

松本駅で、友達が、「雑誌に乗っていた一番美味しいお蕎麦屋さんに行こう」 と行ったら、

「今、カマの湯を変えたので、20分程かかりますがいいでしょうか」
「大丈夫です。」 と。

バス停で20分待つのはイヤだけど、お店でお茶を飲みながらの20分なんて、全然、大丈夫。

そこにも東京サポが何人もいた。

私は、メインの指定なので、急がなくても大丈夫。友達母子も、途中から行く事を決めたので、一緒ではなく別のメインの場所。

私達は、アウェイに行った時には、やっぱり、そこの美味しいものが食べたい。ちょっと高くても。

そして、お蕎麦は美味しかった。

満足して、スタジアムへのバスに乗った。

しかし、あんなにスタジアムが遠いとは知らなかった。いつの間にか、ウトウトしてしまった。いままで、何回か行っているが、いつも応援バスツアーで行っていた。

帰りは、タクシーに乗るので、取りあえず、タクシー乗り場を確かめた。帰りの電車の時間もあるので、予約が出来ないかとタクシー会社に電話したが、出来ないという。それで、終了と同時に急いでタクシー乗り場へ行く事にした。

スタジアムは、サッカー専用スタジアムで見やすくていいなと思う。

この前に来た時は、東北震災のチャリティー試合の時だった。その時には、一緒に行く予定だった夫が体調を崩して入院していたな、と思い出した。

各代表の試合で6人も欠け、怪我人もいたりして、でも、ガンバレガンバレと応援した。

隣に松本山雅応援の親子が座っていた。私の隣にいた小学生の子が、「お父さん、ボク、武藤と権田を見たかったんだよ。残念だな」 と言っていた。大丈夫、今度のリーグ戦での試合で、ちゃんと見れるから、と心の中で少年に言った。

でも、まさか、オウンゴールで先制されるとは思わなかった。スタジアム中が大騒ぎになった。

負けるような内容ではないとは思うが、それでも松本の圧力はキツイなと思った。

パスを足元で受けるのを、待ち構えていたように奪いに来る。東京は、もっと、ダイレクトにボールを回した方がいいのにと思う。パスを受けてから、どこへ出そうと迷う暇なんて無いよーと、もっと一つ二つ先を考えて早めにプレーをしないと危ないよと思った。

それと、ヒールパスは止めて欲しい。ヒールパス多すぎ。それよりも、普通のパスの精度の方を上げて欲しい。

松本山雅のロングスローは怖い。見ていてドキドキする。

東の動きがいいなと見ていた。以前と全然変わったなと思っていたら、素晴らしいシュート、ゴール。本当にやれば出来るじゃんと思う。

後で知ったが、オウンゴールが前田だとは…。ネット上で話題になっているので笑ってしまった。

ロスタイムに入った所で席を立った。この、素晴らしいサッカー専用スタジアムでの試合を最後まで、選手達の挨拶を最後まで見ていたかったが、電車に乗り遅れるわけには行かない。

終了の笛を聞きながら、出口まで一番遠くなので走った。周りでも走っている人達が多い。その人達と一緒に走った。

いつも、走らない生活をしているので、足がつりそうになった。

タクシー乗り場に着いたら、出口に近い友達母子だけがいて、タクシーは一台も無かった。

係りの人が10台くらい止まっていたが、直ぐに出てしまってしばらくかかるという。話していると、私達の後に走って来た人達で行列が出来た。

私達は、一番近い駅の“村井”に行く。10分くらいだという。もし、誰かそっちに行くなら、2人は乗れるよと言ったけど、誰もいなかった。それ、どこ?って感じで。

友達が言うには、村井から塩尻までは2つ目で直ぐだから、その方が時間に余裕があると言う。なるほど。ちゃんと時間も調べたある。さすが! 彼女に任せておけば万事大丈夫。

ほどなく、タクシーが入って来た。見ていたら、途中で、誰かが乗った。

一緒に見ていた係りの人が、あわてて走って行って、乗った人を下ろした。そして、タクシーをこっちに誘導して来た。降りた人は、タクシー待ちの行列に歩いて来た。何か可笑しくて笑ってしまった。

村井への道路は、ガラガラに空いていて、本当に良かった。

駅に着いたら、東京ユニを着た高校生?くらいの男性が3人いた。

「あれ、タクシーで来たんでしょ。終わりまでいなかったのね?」
「いいえ、最期まで見てました。」
「随分、早いのね。」
「自分達、タクシー予約しましたから」
「え、タクシー予約出来ないって言ってたよ。」
「スタジアムエリア内ではダメだけど、その外だったらいいって事なので、ちょっと離れているけど、そこに来てもらいました。猛ダッシュで走ったけど」 と笑っていた。

なんだ、その手があるのか。

話しを聞くと東京から普通電車で来たと言う。おお! お金は無いけど、時間はある年頃ね。でも、そうやって東京を応援に行くその気持ちは一緒ね。年や年代や性別も関係なく、こうして普通に楽しく話せるのは、東京が大好きの心が共通だから。

アウェイに行くと、こうして、知らない同士でも、知り合いのように東京の話しを出来るのが本当に楽しい。

彼らに、食べなかったお菓子をあげたら、「ありがとうございます」 と喜んで直ぐに食べ始めた。

彼らは次の電車に乗るというので、そこで別れた。「今度は味スタで応援を楽しもうね」 と。

私達は、塩尻でスーパーあずさに乗り換えて帰途についた。

たっぷりの楽しい一日だった。














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ナビスコ、FC東京対松本山雅戦 パート1

2015-03-29 16:35:55 | FC東京とサッカー
松本への日帰り観光兼東京応援は、珍道中で、振り返れば楽しかった。

まずは、素晴らしく綺麗な朝焼けから。



私と友達とそのお母さんの3人での一日旅行。

一人で地方に行く時には、分かっている所に行く時にも、良く調べてメモるか、紙ベースに印刷して行く。

でも、友達と行く時には、彼女に全てお任せである。彼女は、それはそれは計画を立てるのが上手いし得意なのだ。必ず、観光を組み入れてくれる。細かく調べて、電車の乗り継ぎや路線バスの時間まで調べてくれる。

だから、私は、いつも言われたとおりに行動しているし、どこに行くのか楽しみな所もある。

今回は、私は何回も行った事があるが、彼女は行った事が無い松本城に行く事にした。

でも、家を出た時から、珍事は始まっていた。

 
友達からは、私の家からの電車の乗る時間から、新宿発のバスの時間、現地に着いたからのバスの時間から、どこでお昼を食べるか、松本城の他に何処に行くかの予定のメールが携帯に入っていた。

スクロールして読むのが面倒なので、印刷した。私は、どうしても紙ベースの方が好きなのだ。紙の方が見やすいし、読みやすいし、マーカーで印も付けれるし、メモも出来る。

だから、スケジュールは手帳派だ。始めての所に行く時にも、地図を印刷して行く。

頭に入れたのは、朝、6時8分の電車に乗り、つつじが丘から彼女たちが乗って来る事。後は、彼女について行くだけ。

電車の中では、本を読んでいた。調布へのトンネルに入る頃、近くで寝ている男性の携帯目覚ましが鳴りだした。きっと、調布で特急に乗り換える為に鳴らしたのだろうと思ったが、起きない。結局、調布を出発しても彼は起きず目覚ましは鳴りっぱなし。随分、しつこい目覚ましだ。

つつじが丘が近づいて来ても目覚ましベルは鳴りっぱなし。

あらあらと思っていたら、アナウンスが 「次は、終点のつつじが丘です」

「ええっ!! 終点!!」 ビックリした。乗り換えの電車が待っているの?

つつじが丘で、眠りこんでいる彼を無理やり起こして、降りた。無理やり起こされた彼は、ホームに降りて、ここはどこ?という風に呆然としていた。それを見て笑っていたおじさんがいた。

でも、私もそれどころでは無い。次の電車は普通電車、それも、10分近く来ない。

友達からは、「何両目に乗っているの?」 とのメール。理由をメールして、次の電車で行ったら、7時発のバスに乗れるかを検索しら、新宿に着いてから7分ある。姉の所に行くために利用していたので、場所は分かっている。取りあえず彼女にメールして安心する。

新宿に着いてバスターミナルに急いだら、「あれ、」 ズラっと停車しているはずのバス乗り場には2台分のバスしか止まれなくなっている。係り員に聞いたら、30メートルの別の場所だと言う。慌ててそっちに行って彼女たちと合流した。まだ、7時になっていなくてホッとした。

友達も、私の乗る電車がつつじが丘終点とは知らなかったそうだ。新宿行きだと思っていたそうだ。

バスに乗ったら、先頭に座っていた男性に、「東京サポーターですよね」 と言われた。確かに、お互いにそれらしいグッズを身に付けている。

「ほとんど、東京サポーターですよ」 と笑いながら彼は言った。「よろしくお願いします。頑張りましょう」 と私。バス内を見まわして、本当だと思った。

バスは出発してまもなく、事故渋滞に巻き込まれた。事故現場は反対側車線だったのに、どうして、こっち側が渋滞するのだろう、と不思議だった。

そして、しばらくして、バス停で止まった時、乗り込んで来た乗客との運賃の支払いに随分と時間がかかった。聞こえて来た言葉が中国語…。

結局、松本に着くのが30分以上遅れて、友達が予定していたバスに乗れなかったけど、何とか、路線バスには乗れて、松本城に行った。

松本城には、家族でも、社員旅行でも何回も行っている。でも、何回来てもお城は綺麗だなと思う。













日本のお城の一覧の写真があったので、それを見ながら、「日本のお城とヨーロッパのお城って、見た目も作りも随分違うよね。だから、人間の性格も、考え方も、文化も全てが違って来るのだろうね」 と話した。

でも、休日だったので、思いのほか観光客が多くて、天守閣への昇り降りに時間がかかった。東京サポもあちこちにいた。

本当は、昼食を食べてから他の見学に行く予定だったが、お蕎麦屋さんはどこも混んでいるだろうからと、どうしても友達が行きたかった高橋家住宅に行く事にした。

松本城にある、近辺の観光案内図を見て、行き方を頭に入れて歩き出す。開智小学校の奥の方にある。



ところが、開智小学校を曲がってから歩いても見当たらない。あっちかしら、こっちかしら?

たまたま、そこにいた青年に聞いたら、「すいません。僕も旅行に来たので」 と歩いて行った。見ていたら、右に曲がった。

私達は、こっちかしらと、左に曲がり、キョロキョロしていたら、その青年が、追いかけて来て 「もしかして、重要文化財の家ですか?こっちにありましたよ」 とわざわざ戻って来てくれた。

まア、何といい人、三人で感激した。

重要文化住宅の武家住宅の「高橋家住宅」



昔の家は、何か子供の頃を思い出して懐かしく感ずる。

かまどや流しが土間ではなく板の間にあり、ビックリ。





友達が連れて行ってくれる観光は、私の知らない所とかあったりして、面白いし、楽しみでもある。

外へ出て、「お腹が空いたから、お蕎麦を食べよう」 と歩いていたら、日本人の女性と外人の男性とすれ違った。振り返って見ていたら、彼らも高橋家に入って行った。

(つづく)

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