今回のJ3の応援に行く予定にしていたが、台風が近づいていて豪雨の予報もあり、行くのを止めようと思っていた。
でも、仙台戦でのJ3のチケットの売り場で、知っている人がいて、話をしていたらチケットを買わなければ、との思いになってしまった。
それで、行く事にした。
電車に乗っていると、何となくワクワクしてくる。やっぱり、スタジアムで試合を見るのは楽しみ。たとえ雨であっても。
J3は、J1のトップチームと違って、何が何でも勝たなければ、との尖ったゲームではないので、試合そのものも、若い選手達を見るのも楽しめる。
雨が降るので、屋根のある中央のエリア指定にした。それも、上の方でないと濡れるので、ちょっと早めに行った。
ほとんど、屋根の下は埋まっていたが、一番上に空きを見つけて座る。ポンチョを持って行ったが、何となく必要はないかな
隣に話好きのおじさんがいて、東京の話で楽しく盛り上がった。
J1では、いつもゴール裏で見ている。J3に行くとメインスタンドで見る。
同じサッカーの試合でも、目線が違うと、面白さも違う。
バックスタンドのセンター指定が出来る前は、バックスタンドの真ん中あたりで応援していた。指定になってからはゴール裏に移ったが。
こうして、久しぶりに横からサッカーをみると、TVの中継と同じ目線なので、サッカーの見方はこっちかなと思う。
こっちから見ると、サッカーの試合にスピード感を感ずる。
ピッチ上に、梶山・米本・前田がいる。
J3でも、相手は大人のプロ達。やっぱり、オーバーエイジがいないとキツイかなと思う。
彼らが、たとえミスをしたとしても、やっぱり格が違う。
試合ごとに、誰がスタメンになるか分からない。
トップチームと違って、次の試合のために一週間一緒に練習するわけでは無い。
それでも、試合はやって来るし、協力して勝利に繋げなければならない。そのためには、お互いの気持ちを知るためにも話し合わなければならないだろうなと思う。
若い選手達には、同じくらいの年代との試合よりも、プロの大人のチームとの真剣な試合がある事は、間違いなく成長につながると思う。
まして、お客さんたちは、お金を払って試合を見に来るのだから。
試合は面白かった。
長野のサポーターたちは、雨の中、一生懸命に応援していた。
私達も、少ないゴール裏に合わせて時々手を叩いたりして、応援する。
クボくんが入って来た時には、やっぱり、歓声が上がる。彼も背が伸びたなと思う。
そして、ゴチャゴチャとして、ネットが揺れた。
前節大量点で負けているので、皆でワッショイワッショイ。やっぱりゴールシーンは楽しい。
時々、ボールを蹴ると水しぶきが上がる。風も出て来ている。
そして、そのまま1-0で勝利する。トップチームと一緒だ。
雨の中を駅まで歩いて行くが、勝てば雨も苦にならない。
今度は、いつ応援に行けるかな。