期待を持って、待機列にシートを敷いた。
開場まで時間があるので、調布まで出た。
前日にガラケーからスマホに代えた。娘に一緒に行ってもらって、手続やらいろいろやってもらって、使い方等も細かく教えてもらって、でも、やっぱり分からないことがある。
だから調布のドコモに行き、教えてもらって、やっと、有料サイトの東京の情報を見れるようになった。
いつものように、席を確保して仲間にスマホで連絡した。
三々五々来た友達が、私がスマホに変えたと言ったら、早速、私のスマホを取って、皆であーだこーだとスマホをいじる。
もちろん、操作の分からない事は、皆が手も口も出して教えてくれた。
そして、ユルネバが始まる頃に、私の手に帰って来たスマホには、仲間のラインが出来上がっていた。
「これで、連絡が簡単になるよ」と。
試合が始まって、皆で試合に集中する事にした。
始まった試合は面白かった。
東京の選手たちは、去年とは違って見えた。
球際でも戦っていたし、シュートも打ったし、連動して走っていたし。
有利に試合を進めている時こそ、1点でも決めておくべきだった。
そして、なぜか後半は、去年の東京にもどったような展開になった。
そして、仙台に決められてしまい、同点にすることも、まして逆転することも出来なかった。
まだ、2試合目なのに、終了時にはブーイング。
去年、あんなに不甲斐ない試合を見せられても、勝てなかった試合にも、あまりブーイングがなかった。
というよりは、ゴール裏の人達にブーイングを封じられた試合もあった。
あの川崎戦は忘れられない。仲間はみんな行かなかったのに、私だけ行って、あんな試合を見せられて、ブーイングだろうと思った。
こっちに来る選手達にゴール裏からブーイングが上がり始めたら、それを消すようにすかさずゴール裏が太鼓を叩いて歌い出した。
あ~あ、ダメだと思いながらトボトボと駅に向かった。あんまり、悲しかったせいか、一駅間違えて辿り着いてしまったが。
私は、まだ、2試合目と思っている。
監督も代わったわけだし、もう少し我慢の時と思っている。
水曜日には、ルヴァンカップが始まる。
三ッ沢での横浜戦。
仲間は誰も行かない、というか、仕事で行けないので、私が代表して応援に行って来る。
横浜ファンの婿さんには悪いが、絶対に勝つ試合を見たい。
絶対に、勝て!! と選手達に言いたい。
なぜか、ケントファンの外人さん。
平山さんの引退の挨拶。
スーツをピシッと着た平山さんは、もう、サッカー選手には見えなかった。