ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

三沢川の桜

2018-03-27 19:35:35 | Weblog

今年の冬は本当に寒かった。

電動自転車のバッテリーを冬中、家に入れた。寒すぎて、放電してしまい満タンに充電しても直ぐに0になってしまうから。

そして、ベランダのゼラニウムが、ダメになった鉢もあった。こんな事、初めて。

その代わり、暖かくなったと思ったら、ベランダの鉢植えが急に元気になった。

幾鉢もある挿し木から育てているバラが、元気いっぱいに枝葉を伸ばしてきている。

ほったらかしであんまり手入れもしていないテッセン、毎年1個くらいしか花を咲かせないが、今日見たら4個も蕾がついている。

家の中に入れて置いた2鉢のニオイバンマツリの花も咲き始めて来た。

そして、いよいよ、三沢川の桜が満開になってきた。

昔から桜が咲くと、桜が綺麗な所へ桜見に行っていた。子供が小さい時にはお弁当を作って。子供が大きくなってからは夫と二人で。

ここに、20年前に引っ越しして来た時、三沢川の桜並木よりは電車に乗って、もっと綺麗な桜を見に行っていた。

そのうちに、三沢川の桜も太く大きくなって、それは見事は桜並木になった。

夫と、「もう、よそに行く事ないね。三沢川の桜が最高に綺麗」 と。

三沢川に屋根を被せたように、両岸からの桜の枝が伸びて、本当に綺麗。

稲城市は、この土・日曜に「桜・梨の花まつり」を行うが、それまで持つかしら。

桜の見ごろは、満開を過ぎてそよ風に舞い上がる桜吹雪の時が最高。

いつもいつも一緒に行動していた夫は、もういない。

7度目の一人で散策する三沢川の桜並木。

そして、何回もウチに遊びに来ていた姉も、「今度は桜の時に来るね」と言いながら、一度も三沢川の桜を見なくて彼岸へ旅立った。

満開の桜は美しく、そして悲しい。

満開の桜は、そして、満開を過ぎ風に吹かれて舞い散る桜吹雪は、過ぎ去った日々、会えなくなった人達を、なぜか恋しく思い出し胸が熱くなる。

夫や姉が亡くなった頃は、涙をこらえて涙をこぼしながら、空の中の桜を見上げていた。

三沢川の桜は、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・オオシマザクラ。

一番、多いのがオオシマザクラ。

最高の桜吹雪の日は、いつになるかな。

 

 

 

 

 

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