ふみさんの日々雑感

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「博士の愛した数式」そのⅡ

2006-01-26 22:03:38 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
いつだったか趣味はと聞かれて「因数分解!」と答えて笑われた20代後半の娘を思った。

夫の転勤で東京から関西の高槻市に引越ししたのは娘が2歳の誕生日の頃だった。そこで、小学校の3年生まで住み、4年生になる時、東京に帰って来た。

娘は高槻で生活していた時は、もう、ただただ夢中で遊んでいた。子供達が遊ぶ空間が、楽しい場所が一杯あった。まるでドラえもんの世界のような。学校の成績はマアマアで、夏休みや冬休みの終わりはベソかいてお父さんに手伝ってもらう子だった。

東京は世田谷の社宅に入った。学校は思った以上に教育レベルが高かった。中学も私立有名中学校に行く子が多かった。娘は成績が思わしく無かった。特に算数が苦手だった。中学に上がる時、「私、算数が分からない。何が何だか分からない。だから塾に行きたい」と言うので塾を探した。娘の性格から大手でなく、出来るだけ小規模の家庭的な塾を探した。そこはお母さんと、三人の息子でやっている塾だった。

ある時、「お母さん、数学面白いよ。楽しいよ。こんなに面白いとは知らなかった」と楽しそうに教科書を開いていた。高校の一年生の時、数学の試験で学年でナンバー3にも入った。

小説を読んで、そして娘を見ていて、もしかしたら数学は文科系かも知れないと思った。私も夫も本が大好きで、いつも何処でも何かを読んでいる。だから、二人の子供達には生まれた時から沢山の本を読んでやったし、彼らも本を読むのが大好きだった。いつだったか、TVで数学のオリンピックの話をしていた時、数学は読解力だと、きちんと日本語が理解出来なければ解けないと言っていた。全てを数式ではなく文章で答えなさいという質問も出るそうだ。

この本を、今読んでいる本が終わったら読むと娘が言った。どんな感想を聞けるか楽しみだ。そして、今度は映画も見に行こうと思っている。

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