ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

あ~あFC東京・・・

2006-09-09 23:30:31 | FC東京とサッカー
久しぶりに友達を誘った。今日はブラジルディ。ずっと続いて来たFC東京の文化。でも、サンバを踊るお嬢さんや、演奏するブラジルメロディーを聴きながら、何となくマンネリになって来たなと思った。昔、私達も立って一緒に踊ったっけ。サンバ隊ももっと一杯いて、バックスタンドまで来たのにと思いながら見ていた。

試合は、1-3で負けてしまった・・・。この決定力の無さは・・・。枠にもナカナカ行かない。

友達は、梶山と徳永を前からほめている。確かに梶山は良い時は本当にいいが、最近の軽いプレーがとっても気になる。彼経由の危機が多すぎる。二人にボールが渡ると、スピードダウンするように思うのは私だけ?

徳永は前からどうしても好きになれない。彼の走らない省エネプレーや、すぐに諦めてボールを追わないのが気になる。今日だって、徳永はタッチを割るだろうと、追わなかったボールを甲府の選手は死に物狂いで追いかけて、マイボールにした。あわてて徳永が追いかけるが、走り出しが遅いから追いつかない。どの試合にも、何回かそういうシーンを見る。

東京は最後まで諦めないひたむきなサッカーをしていたはず。今日、そのサッカーをしていたのは甲府だった。

監督が変わって、昔の東京のワクワクする試合を見れると思った。これだけお客さんが入ったのだから、選手達ももう少し勝利への執念を見せて欲しかった。

後ろにいた大柄のおじさんが、顔をを真っ赤にして怒鳴っていた。「走れ!走れ!シュート打て!入れろ!」外すと「下手糞!!」審判がウチがファールをもらい笛を吹かれ、流さないで止めると(何回もあった)「審判、何で流さない!バカ!!」もううるさい、うるさい。ロスタイムに入るともう立って大きな声で真っ赤になって怒鳴る、怒鳴る。そして、終了後は盛大なブーイング。今日のファンの気持ちを代弁しているのだろうな。

確かにイライラとする試合だったけど、サッカーはゴールネットを何回揺らすかのゲーム。過程がどんなに素晴らしくても、又、つまらなくてもゴールネットを相手よりも多く揺らせば勝てる。要は、チャンスにキチンと枠にシュートするだけ。それが、出来ないのだから勝てるわけない。スポーツニュースでゴールシーンを見ると、つくづく、そう思う。

オシムさんも言っていた。決定力不足は日本人の持病。確かに、上位にいるチームは外国人が沢山得点している。でも、オシムさんが言っている、もっと考えて走れと。枠に行くように考えてシュートの練習をしょう。そして、その考える事が、時差なく足に伝わるまで練習しよう。しているのだろうけどな・・・。

次はアウエの京都戦。夫と泊りがけで応援に行くけど、どうか現地に行った私達が勝ち組になりますように。今年は下に落ちなければイイャと思っている。前向きの、そしてひたむきに勝利に向けて走り続けてくれれば。心が熱くなるような、鳥肌の立つような、そんなゲームを魅せてほしい。


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明日はFC東京と甲府戦

2006-09-08 21:48:53 | FC東京とサッカー
年に一度のブラジルディー。ササがいなくなって、外国人は純粋にブラジル人だけになった。

明日は久しぶりに友達を連れて行く。ガーロさんの初期の頃、一度誘って連れて行ったが、その後、一度も誘わなかった。ずっと私自身が楽しめない、つまらないゲームが続いたから。文句言いながら、スタジアムに行き、がっかりして帰る日々が続いた。今度こそは、今度こそはとアウエにもガーロさんのサッカーを応援に行った。東京が好きだからこそ、見捨てられなくて友達と応援に行った。会社で仕事をしながら「辛いな・・・」とつぶやいた事もある。

でも最近、面白くなった来た。スピーディーなサッカーが戻って来た。まだまだ、パスミスがあったり、シュートが枠に行かなかったりと、「あ~あ」と思うことも多々ある。それでも友達を誘おうという気持ちになって来た。

明日はどんなゲームを見せてくれるのだろう。とっても楽しみだ。今からワクワクしている。

頑張れ!!私の東京!!

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文庫「火星年代記」レイ・ブラットベリ著

2006-09-08 21:28:44 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
20年、もっと前かもしれない。ある日の日曜日、手塚治虫の解説でアメリカTVドラマ「火星年代記」を一気にまとめて放送した事があった。朝から、途中何回か休憩をはさんで、夜遅くまで。子供がまだ小さかったが、夫に子供と家事をまかせて一日かぶり付きで見た。

面白かった。美しい白い砂船に乗った、優雅な白い火星人。結局地球人に滅ぼされてしまった火星人。詳しい事は忘れてしまったが、いつか、原作を読んでみようと思っていた。

最近、ブラットベリフェアをやっていて「火星年代記」が平積みになっていたので買った。

面白かった。文章が詩的で文学的だった。1950年頃、書かれたそうだが、全然古さは感じられなかった。場所は火星だけど、地球のある年代ある場所でも、ちっとも違和感はない。

昔、新大陸発見とか、未知の文明を発見とか、野蛮な原住民とか言って、文明人と言われる人達が、探検や冒険に出かけた。そして、そこでそれなりに過去から、独特の文明を築いてきた人達を殺しその社会を破壊し、自分達の文化を押し付けた。インカ帝国も、神への生贄は残酷な文化だと言って、残酷にインカ人たちは女も子供も殺された。新大陸を発見したと(発見されなくても、元々そこにあった)インディアンが動物のように殺された。

美しい文明を築いた火星人は地球人の水疱瘡で絶滅してしまう。わずかに生き残った火星人も結局、死んでしまう。

色んな目的を持って、沢山の人々が火星に移住してくる。

そのうちに地球で、核戦争が始まり、火星に移住してきた人達も戦争の為に地球に呼び戻される。何十年か経って、一組の家族が地球から逃れて来る。誰にも見つからないように隠していたロケットに乗って。最初の火星人となって生きて行くために。

あらすじで書いてしまうと、何だこんなストーリーかと、思ってしまうが、いくつかの短編小説の連なりのような形で、美しく物語が紡がれていく。原作も、こんな風なのだろうか。心に残る物語だった。

いつか、人類は別の文明を持った生命体に遭遇する事があるのだろうか。もし、そんな日が来るのなら、その場面に立ち会いたいと、切実に思う。100%無理だけど。






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日本代表 イエメン戦

2006-09-07 21:55:47 | FC東京とサッカー
結果がすべて、勝ったから良かったと、そう思うことにしている。ピッチも映像もプレーもすべてが・・・だった。

気のせいなのか、カメラの位置のせいなのか、私の目のせいなのか、空気の薄さ(?)のせいなのかピッチの大きさが非常に小さく感じた。そう思いながら見ていたら、帰って来た娘が「何か、ピッチが小さくない?」と言った。やっぱり、そう見えるんだと不思議に思った。

昨日の試合を見ていると、ドイツワールドカップの惨めな敗戦は監督のせいでは無いと思ってしまう。日本のサッカーのレベルはこんなものかも知れない。フランスW杯の事も思えば、トルシエは自国開催だったので特別だったのだろう。

決定力不足も今に始まった事ではない。嘘でしょと、思うほど決定的な場面でシュートを外す。ジーコやオシムにとって見れば、信じられないほど「ナゼ?」となるのだろう。パスもトラップもヘタ。もう、これは日本人の性質かもと思ってしまう。でも、サントスは本当はブラジル人、完全に日本人化してしまったのか。

オシムさん、大変でしょうが、投げ出さないで最後まで面倒を見てください。これが現実と思って、ここがスタートと思って南アフリカに向けて、苦しい旅でしょうがお願いします。私達サポーターも昔のように、選手と一緒に闘っていた時の気持ちを思い出しましょう。
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小説「日本沈没 第二部」小松左京・谷甲州著

2006-09-05 22:02:26 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
昔、「日本沈没」の小説をとっても面白く読んだ。小説は良かったがその後の映画・TVドラマはつまらなかったのを覚えている。

小松左京さんが本当は日本沈没よりも、その後の方を書きたかったが沈没までに9年もかかり、出版社が待ちきれずに第一部完として出版した。その後第二部として、国を失った日本人が“世界”でどう生きていくのか、その為に世界中をルポして回り、気象や海洋や食料問題や人口問題や諸々、幅広く専門家から勉強し、この作品の完成を念頭に持ち続けたそうだ。

ところが、やっと機は熟して来たのに、70歳を過ぎて体力的に執筆が難しくないりプロジェクトチームを組み、谷甲州氏が執筆者となった。

昔、一時期、谷甲州さんのSF小説にはまっていたいた時期があったので、さっそく買って読んだ。日本沈没から25年後の日本の現実。

しかし、寄るべき国を失うとはなんと精神的に過酷なことか。始めは世界の国が哀れな日本人に自分の国の一部を提供するが、月日が経てばイロイロと摩擦は起こるもの。世界各国に作られた、ほとんど過酷な条件の土地を与えられた日本人難民キャンプ村。そして、元々我慢強く、頑張りやで教育も行き届いていて、物作りには優れている民族である日本人は、それなりに自分達の住みよい自分達の“場所”を築いていく。でも、それが貧しい周りの現地の人々の反感をかって、皆殺しにあったり、追われて流浪の難民となる人々も出てくる。

“日本政府”は何とか“日本国”を作ろうと秘密のプロジェクトを立ち上げる。知識と技術を集結して作り上げたメガフロート。それを繫げて日本国があったその海の上に日本国を作ろうと、そして、世界中に散らばった同胞を呼び集めようと。

その、為に極秘に作り上げた“地球シュミレータ”。この知識と技術を世界に提供する事により日本国を作ろうとしたのである。でも、地球シュミレータが描き出した地球の未来は、氷河期の到来だった。

日本沈没の時に富士山や浅間山を始め、すべての火山が爆発したのである。その噴火の量は半端ではなかった。日本国を作ろうとしたその海は厚い氷の生存不可能な場所になるのである。そして、人類が生存可能な場所は低緯度の限られた地域だけ。

数百年後、赤道直下は多数のメガフロートが構築され、居住人口1千万の巨大構造物が点在する。その場所に、日本再建はならなかった。

そして、日本国の再建計画は恒星間航宇船「蒼龍」に託された。眼下に広がる地球に別れを告げるとき、誰からとも無く広がっていった、単調で物悲しい旋律の歌“君が代”。波間に沈んだ国に対する鎮魂とあらたな出発への曲想。

一度、国土を失ったら(物理的に消滅)二度と再び自分の国を建設することはできないのだろうか。今現在、あれだけ混乱しているイスラエルと周りの国々を見ていれば、納得出来るように思う。300年も経てば、死に物狂いの知識と技術は人間を宇宙に住居を求められる程、科学は進歩するのだろうか。

第二部完となっているが、いつか第三部が出版される事を願う。

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日本代表 サウジ戦

2006-09-04 20:40:04 | FC東京とサッカー
今日一日眠かった。仕事中に何回、トイレに行ったり、コーヒーを入れに行ったり。動いてないと居眠りしてしまいそうだった。気が付いたら、封筒の宛名が「何?これ?」になっていた。

夜中、目覚ましで起きて見た。そうとうな暑さの中、あれだけ動ければOKだと思った。0-1で負けてしまったけど、もしかしたら1-0で勝っていたかもしれない、そんな試合だったと思う。

ただ、パスミスとバックパスが気になったけど、過酷な移動と暑さの中で、選手達は良くやったと思う。夜中なのに、ジーコの時とは違い寝ないで見ていた。やっぱりカジくん、最後まで一番動いていたし、ボールにからんでいた。Wカップでの経験は大きかったようだ。

後半の後半、クマさんの大声に・・・。相変わらず・・・。ジーコの時と正反対の大声の支持に選手達はやりずらく無かったかしら。と、言ってもあの時の選手の方が少ないか・・・。クマさん興奮しないで落ち着いて(苦笑)

次はイエメン戦。高地での試合。空気が薄いそうだ。何か今から私の方が、酸欠状態になりそう。ちゃんと、走って闘えるのだろうか。

頑張れ!日本!




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DVD「ラベンダーの咲く庭」

2006-09-02 22:12:00 | Weblog
娘が借りて来たので一緒に見た。淡々とドラマは進む。娘はこういう映画が結構好きだ。

ラジオ放送がヒトラーとかナチスとか放送していたから多分第二次大戦の頃のイギリス。田舎の美しい風景。海のそばの崖の上に住む二人の老姉妹とお手伝いの太ったおばちゃん。

ある日、嵐の翌朝、浜辺に美しい外国の青年が流れ着いていた。足を骨折していた青年は姉妹の家に住み始める。始め言葉が通じなかったが、いつか言葉を覚え、村人とも交流を持ち、そこで彼アンドレアがバイオリニストと分かっていく。

何の変化もなく緩やかに流れていた毎日の中に、突然舞い降りてきた美しい天使。平和に平凡に暮らしていたアーシュラとジャネット。そして、アーシュラはその青年に“恋”して行くのである。

結婚し夫に死なれたジャネットと違い、アーシュラは結婚も恋もせず、老人となってしまった。でも、心の中では多分、いつか白馬の王子様が現れるのを夢見ていたのだろう。瞳を閉じれば、自分は若く美しい。そして若く美しいアンドレアと恋に落ちる。

若い人から見れば、「何、それ!」と思うかもしれない。でも、私には理解出来る。10代も20代も30代も・・・私は経験済み。その時々の異性への思いは去年の事のように、思い出す事が出来る。

心の中の時間は現実の時間の経過ほどには経っていない。初恋の人を思い出せば、その時の心のままにウブな自分がいる。死にたくなるほど好きだった、あの人の事を思い出せば、未だにせつなくなる22歳の私がいる。鏡を見ない限り、私はいつだって若く美しかった(?)私になれる。

物忘れの多くなった87歳の母でさえ、自分が若かった頃の話は昨日の事のように生き生きと話してくれる。昨日の事は良く思い出せないのに・・・。

アーシュラがとっても愛おしかった。美しい異性に憧れを持つのは時代も年も関係ない。男でも女でも、幾つになっても異性への憧れは持っているだろうと思う。

ラスト、アンドレアはコンサートで、ソリストとしてバイオリンを弾く。その細く澄んだ銀の音色に思わず涙がこぼれた。ラジオから流れてくるアンドレアのバイオリンの演奏を正装した村人達と一緒に聞く、美しく着飾り身動きしないで聞く姉妹。

美しく心が震えた夢のような一時を過ごした姉妹は、又、元の静かなゆったりとした生活に戻って行く。お花の手入れをし、海辺を散歩する。

たまには、たんたんとした、こういう映画もいいな

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