あられの日記

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江の島岩屋

2012年01月13日 05時01分55秒 | 鎌倉
這々の体で江の島岩屋に到着。取り出したるは江の島1dayパスポート。ここは長い歳月を経て波の浸食でできた岩屋です。第一岩屋は奥行き152メートル。第二岩屋は奥行き56メートル。昭和46年以来、長期閉鎖されていましたが、平成5年4月から再開されています。古くから信仰の対象にもされてきた岩屋、弘法大師が訪れた際には、弁財天がその姿を現し、また源頼朝が戦勝祈願に訪れたとも言われています。
ぜひとも洞窟の内部の画像をお見せしたいのですが、洞窟内の入り口のギャラリーを除くと照明は最低限しかありません。訪れた客は、ろうそくに火を灯した手燭を渡され、頼りなく揺れるほの明るい火を頼りに、時折水がしたらる岩の洞窟を進むことになります。あんまりに暗いんで、洞窟内を撮影してません。ちなみに、江島神社の本尊は第二岩屋の最奥にいらっしゃいます。そこには江の島生まれの「天女と五頭の龍伝説」が紹介されています。頂いたパンフレットに伝説が書いてあるもんだと思い込んでいたのですが、今見たら書いてなかった…。た~し~か~。
『かつて悪い龍がいた。龍は漁村に生け贄を捧げるように要求した。子を差し出したことから子死声という名が残っている。そこへ天女が現れた。天女の美しさに龍は妻に望む。と、天女はもし以降殺生を止めるなら、あなたの妻になりますといい、龍は約束に従って殺生を止めた。そうして天女は女神に、龍は守り神となった』そんな感じのお話だったような…。あの時、洞窟の奥にあった説明文のうろ覚えなんで、詳細は誤りがあるかもしれんが、腰越が子死声ってのは会ってると思う。
トップ画像に写ってる烏帽子岩が見えるかどうかはわかりませんが、こちらは富士山ビューとなってます。岩屋を額縁に見立て、青い海の向こうに烏帽子岩と富士山。なんてフォトジェニック!し~か~も~っ!!冬期の日没は午後4時半頃。あ。トップ画像の水平線の上に線のように写ってるのは、トンビです。ぴ~ひょろろと唱ってました。

岩屋の前の稚児が淵では海辺の日没と富士山いう鉄壁の素材での撮影が可能なんですよ。ああ。私の目には妄想の富士山が見える…。つくづくなんで今日は富士山見えないの~~~~~っ!!!
岩屋を見終えたのが午後3時頃。日没まではあと1時間半もありました。ここで悲しい事実が判明。
「本日の渡し船は欠航します」
どうもこれ、船長の気分次第で運行してるみたい…。まあな~、おそらく漁師さんのこづかい稼ぎだろうからな~。船頭に精出さなくともいいんだろうな~。でも渡し船が出てないとならば、来た道を戻らねばならんのです。あのっ、急階段を今度は上るんです。が、頑張らなくっちゃ~。
こちら、帰り道に山二つで出来てる江の島で、展望台を撮影してみた。ここまで戻って来るだけで青息吐息です。
もうね。連れにちょっと待って~。き、休憩っ!!と。泣きを入れる始末。   人気ブログランキングへ
コメント
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