art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

女子会♪

2009-11-25 22:46:56 | musique ~おんがく~
マイケル・ジャクソンの映画「This is it」を観てきた。
義母、義姉、姪とわたしで女子4人。
オットの両親も義兄家族も近くに住んでいてみんな仲が良い。
たまには女子だけで出掛けよう!ということになり、
そろそろ終わってしまう「This is it」に行こうということになった。

感動!!のひと言。
世界最高のエンターティナーだったマイケル。
マイケルが恒星のように光を放ち、
周りのスタッフ、ダンサー、ミュージシャンたちがその光を受けて輝く。
そして、それを観るわたしたちの心の中にも光が満ち溢れてくる感覚。

キング・オブ・ポップと言われた彼だけれども、
周りのみなに対して謙虚に言葉をかける姿に感動した。
驕ることなくみなの中に溶け込み、その姿はとても優しかった。
彼のダンスや歌は映像や音楽で見聞きしていた通り本当に素晴らしかった。
でもそれ以上にわたしの心を打ったのは、慈愛に満ちた深い人間性だった。
キングというよりも神に近い存在ではないのかとも思ったりした。

義母は80歳に近いのだけれども、
とても進んだ人で、この映画をとても楽しんでいた。
昔からジャズが好きで、演歌なんて嫌いって言っちゃうような人だから…。
マイケルをクールでカッコいいと感じられる感覚がすごいなあと思う。
映画の間中、アメリカに行っていたような気がするって。

結婚する時に、義母から『心に栄養を付けなさい。』と言われたことを思い出す。
心に栄養を!はエンドレスで、
義母自身もまだまだ貪欲に心の中をカラフルなビタミンで埋めていっているんだろうなぁ。
わたしもおばあちゃんになってもそんな柔軟な心を持ち続けたい。

映画の後、自然食のレストランで夕食。
アメリカ留学して、そこから世界のあちこちに友人を持つ姪を中心におしゃべり。
アメリカのホストファミリーにとって彼女が、
受け入れた留学生の中でも一番のフェイバリットだったらしい。
明るく、みんなのことを思いやれる彼女だからこそかわいがってもらったのだろう。

人間って何が大切なのかなぁ?とふと思う。
お金や地位や名声はただの飾りに過ぎないのじゃないか。
日本人は、「愛」という言葉はどこか恥ずかしくてなかなか口にできないけれども、
自分自身のことはもちろん家族に対しても他人に対しても、
愛し慈しむことこそ大事なのではないか。
マイケルの究極の愛は地球への愛だった。

This is it. というのは
もうこれで終わり!という意味があるらしい。
たった3つの短い単語がとても重い意味を持っている。

ニワシゴトテキ週末 in 勝浦別荘

2009-11-25 10:47:22 | maison de campagne ~べっそう~
わたしの父は庭仕事が大好きな人だった。
毎日ノートを付けていて、
肥料のどんな種類をどれにどのくらいやったとか、
つぼみがいくつ付いたとか、花がいくつ咲いたとか、
ちっちゃな字で克明に綴ってあった。

亡くなる前数年間は市のサツキ展に自分の育てたサツキを出品し
市長賞などいただいていた。
トロフィーもたくさんある。
難しいという松の剪定をしてご近所の方たちから喜ばれていた。
いろいろな種類のギボウシを育て、
毎年夏に帰省すると美しい花を自慢そうに見せてくれた。
我が子以上に、我が孫以上に大事そうに慈しんでいた姿を思い出す。
でも亡くなった後は、たくさんのサツキやギボウシは、
親しかった山草仲間にもらわれてゆき、
ギボウシが少し残った程度だ。
この夏実家からギボウシをひと株もらってきた。
母が言うには、ギボウシは育てるのは簡単でどんどん増えるらしい。

わたしのDNAの中には父の遺伝子が受け継がれているような気がする。
父のように難しいことを細かくきちんとこなすのは苦手なのだけど、
ず~っと、軍手をはめて草花をいじっていたくなる。
庭に出て草木や花を見ているだけで幸せな気持ちになる。

マンションのベランダでは限りがある。
別荘の広い庭は、広すぎるのが悩みとなるくらい贅沢だ。



さて、そろそろクリスマス。
ホームセンターでもみの木を買った。


高さ1メートルで3,980円。
植える場所は、サンルームの斜め前がいいかな。
以前は大きなサトイモの株があった場所。
そうすると何か囲った方がいいな。
レンガかな?1個58円と安いし。
とりあえず30個。
前住人のおじいさんがサンルームの前に横長くこしらえていた花壇(らしきもの)がある。
おじいさんの植えていた何かの球根が芽を出し大きく成長してきた。
水仙かな?
そのエリアをレンガで楕円形に囲うと30個でちょうど半周。
そこでまた追加分30個を買いに行った。
ついでにパンジーも。


草刈りM氏曰く、
『ひとっつが安いと思っでもなぁ、こーしてじぇーんぶやると、
 はあぁ、結構高くつくっぺよ。』
はい、その通りなんです。
たった58円と思っていても60個でしょ。
58×60=3480 なんです。

それで前回の「井戸掘り(正しくは、糸張り)発言」事件!?
まあ、ガンバってオットと花壇を作りました。
お向いさんにいただいたタマリュウをレンガの内側に植えて、
買ってきたパンジー、ビオラの苗を植える。
中には黄色とピンクのチューリップの球根を植えた。
最初からあった何かの球根も植えといた。
パンジー類は適当に買ってきたので、これだとまだまださみしいな。
もっともっとパンジーが欲しいな。
また次回だ。

玄関前にはこれまで、姫ヒイラギ、ガーデンシクラメン、ゼラニウム、シロタエギク、


パンジー、クリスマスローズ、チェリーセージ、オレガノ、オレンジミント。


まだちっちゃい苗なので成長が楽しみ!
それとこれまたお向いさんにいただいたレンギョウとオオデマリ。

そうそうお向いさんからのムラサキシキブは庭の中ほどに植えた。
とてもきれいなすみれ色の小さな実が成っている。

M氏に教わったこと。
サンルーム前の花壇の向こうにちっちゃなオレンジ色の花を付けた小さな木はボケということ。
わたしの小さいころ、亡き父が盆栽に仕立てていたボケ。
懐かしい花だ。
花の色がとても美しい朱色に近いオレンジ色。
こんなきれいなオレンジ色は他にはないような気がする。
ボケのオレンジ色は独特だ。
庭の真ん中に無造作に植わっていたせいもあるけれど、
何も知らないわたしたちは目もくれず、
ボケ発言に正直びっくり!だった。
花の形がよくないのだけど、
少し剪定してやり次回は他にちゃんと植えなおそう。

庭のあちらこちらに出てきている水仙も、
場所を決めて植えなおした方がいい。


散乱している(かのように見える)木々も、
考えて植えなおした方がいいと教えてくれた。
ほとんど隣との境界に植わっているかわいい赤い実を付けているアオキ(これも初めて知った!)も
もっと中の方に植えかえよう。

庭木も買うと結構高いので、
あるものでまずレイアウトを考えよう。

3連休中日の日曜日は、先日オットが買ってきたマルサネを開けた。
2002年なのでそろそろ飲みごろだ。
色は熟成したブルゴーニュワイン独特の褐色がかった赤。
香りも味も申し分ない。
ボリューミーではないけれど和食にも合う繊細なピノ・ノワール。
これで2000円とはお得です。

メニューは、
塩ジャケ
ハムとダイコンとコーンのサラダ
豆腐の玉ねぎあんかけ
ヒジキ入り卵焼き

勝浦の冷蔵庫の中にあるもので適当に作ったらこんな感じ。
あまり力仕事はできそうもない感じだ。
M氏に野菜をいただく前なので野菜も少ない。