art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

春が来た 追記あり これも春だね~♪

2012-04-02 09:36:27 | maison de campagne ~べっそう~
3週間ぶりに勝浦のセカンドハウスにきた。
主が不在で手入れも何もしていなかったのに、
季節は正直、
ちゃんと春もやって来てくれていた。

庭には黄色や白、ピンク、紫、さまざまな色の花が咲いていた。
でも一番目を引くのは黄色で、花木の淡いピンクが早春の香りを運ぶ。

でも、土曜日はあいにくの雨。しかも大風。
久しぶりの庭をじっくりと眺めたいのに、
横殴りの雨の中、傘を差して取りあえずぐるっと一周。

3本あるレンギョウ。
どれもまだまだ小さな株だけど、ほとんど満開。
鮮やかな黄色がきれい。


10数株あるクリスマスローズ。
小さいものはまだ花を付けていないけれど、
大株に育ったものは白、紫、ピンクとさまざまな色の花。


玄関側の、午後には陰になるところ。
深いグリーンに濃い紫が混ざったような葉色の個性的なユーフォルビアプルプレア
(3株あるうちでここのユーフォルビアが一番立派に育ってるのはなぜ?
 と、いつも思うんだけど・・・)
と少し種類の違うクリスマスローズがなんだかいいコンビネーション。


黄色のラッパスイセン。
前回まで咲きそうな気配はまったくなかったのに今が満開。
こぼれんばかりに。


小さな白いスイセンは咲き始めたところみたい。


赤い原種系のチューリップ。
1輪だけ咲いた。
原種系は園芸品種よりも開花が早いみたい。


さて、庭の奥に行ってみると・・・。

つぼみだったスイセン。
黄色の八重咲き。豪華。
こんなのここにあったっけ?というほど地味な場所なんだけど、
健気です。


開花の遅れていたウメがやっと咲き始めたところ。
アップにすると…。
もうおばあちゃん梅子ちゃんだから花付き悪し。
でも、こうして一生懸命咲く姿はなんだか感動もの。




サクラ。
種類が何なのかわからないのだけれど、
ウメより早く開花したようでそろそろ満開。
とてもいい香りがする。
これまでそんなに咲かなかったのに今年はこれでも最高の花付き。


そんな木々の足元にはたくさんの菜の花。
これはハナユズの木の下。
飾ってもよし、つぼみは十分食べられるのでさっそく夕飯に。


前住人のおじいちゃんの置き土産のひとつの火鉢に活けてみました。
サクラと菜の花。
今の時期だけのスペシャル感いっぱいの取り合わせ。




水に浸かってしまうサクラの花はもったいないので、
枝の下の部分の花を切り取って小さなグラスに入れてみました。
かわいいね~~。


夕飯は、
鶏のバルサミコ風味のソテー
ニンジンのタラコ炒め  など

ワインは、飲みかけだったパランのブルゴーニュ赤。


一夜明け、日曜は少し曇りがちだったけれど、
風もやみ、少し寒くなるという予報にしては暖かくなった。
朝、5時過ぎに目が覚めると、
カラスの鳴き声に続き、ウグイスが甲高い声で鳴いている。
続いてヤマバト。
あ~~、田舎感満載だ~~
ゆったりと田舎感に包まれまた8時過ぎまで寝てしまったのでした。

さてさて、持って行った苗を植えなくっちゃ。
庭のあちこちに植えまくり。

クリスマスローズがたくさん咲いた栗の木の下にはネモフィラ。
クリスマスローズの花期が終わってもまだまだ咲いてくれるでしょう。


玄関の出窓の下には、ぐんぐん育ったアイビーの合間にオダマキがこぼれ種で4株もあった。
これも他のところに植え替え。


それから庭をじっくり観察してみると…。

これはギボウシの芽。
たっくさん、ちっちゃくかわいい芽が出てきた。


アジュガもも子。
もも子…というのは商品名。
名前の通り、かわいいピンクの花を付けるのだけど、
花芽が上がってきました、先っぽがピンク。
頬を染めた少女みたい。


ベロニカオックスフォードブルー。

葉は冬の間紅葉(!?)して褐色がかっているのだけれど、
寒~い冬にもしっかり耐えて花を咲かせた。
オオイヌノフグリに似たブルーのちっちゃい花。

これはどんどん匍匐して増えるのでとても有難い宿根草。


ムスカリは花芽が出たばかりで、
株の根元にくっつくような感じ。窮屈そう。だいじょうぶ?
これからにゅーっと伸びるのかな?


各種スイセン、菜の花など活けるのに使う花を取り、
食用に菜花も収穫し、近所にあったつくしも収穫。

いよいよ忙しい春の始まりとなったのでした。

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◆◆◆ 追記 ◆◆◆

そう、これを書かなくっちゃ意味がないんだなぁ~~

オットが腰が痛いというので帰りの運転はへたっぴぃなワタクシ。

我が家からくねくね山を下っていると…

数メートル先の道をダーって横切ったのはイノシシ。
思わずブレーキ。徐行走行。
するとっ
またもや、ひと回り小さなイノシシ。
イノシシのご夫婦かな?
春の訪れとともに、彼らも仲良く。
ちなみに、続くであろうと一瞬思ったウリボウは現れず。
2頭は思ったより小さくずんぐりしていたような。

とにかく、ひと目見てみたいと願っていたことが叶ったのだ。
「やっと会えたね」…とは、どなたかのプロポーズの言葉だったかしら?

ご近所さんたちから、さんざんイノシシの被害を聞いていたし、
実際、勝浦の我が庭にもイノシシくんの足跡やら穴やらあったもんね。

出会ったところは村人から、ここに獣(けもの)道がある、
と、まさに聞いていたところ。

でも、例えば散歩中にこんな出会いがあったら怖いだろうな~って。
猪突猛進でたまたま激突したら、
ショック死(当然ワタクシが)しそうな勢いでしたもん。
サファリパークよろしく、車中から見てるくらいがいいのね。