art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

中国茶にはまりそうな予感

2012-08-20 13:08:28 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
中国へ出張中のオットから、明日帰国するという日にのんきな声で電話。
『(お土産の)お茶のメモを忘れた~。ナンだっけ?』

あれっ、キッチンのカウンターの上にメモが置きっぱなしだったから、
てっきりオットの高性能頭脳の中にインプットしたんだ!と、
ひとりガテンしていたわたし。
ただし、理系にはまだ!?高性能を発揮するオットの頭脳だけど、
固有名詞にはとんでもなく性能が悪化してしまう。
たとえ瞬間インプットしてたとしても、忘却の彼方に消える確立高し。

やっぱりね~~、持ってくの忘れたんだね~~

コレとコレと… と告げるわたし。
中国の紅茶とウーロン茶から詳しい種類の名前を。

これらの名前はにわか勉強。
我が家にある本を調べて美味しそうなのを厳選したのだ。

ワクワクしながら、オットの帰国を待っていたのでした。
オットよりも、スーツケースの中のお茶の方が楽しみだったかも…

買って来てくれたのは…

☆青茶(ウーロン茶)
 ・大紅袍
☆緑茶
 ・安吉白茶
☆紅茶
 ・祁門
 ・金駿眉

の4種類。
以下、ネットなどで検索した結果。

・大紅袍 ダイコウホウ(福建省武夷山市)
 武夷山の岩地に生える岩茶の中で特に優れた4種のうち、一番有名なもの。
 華やかな乳香がし、甘い香りの中にも深みのあるのどごしを感じさせる味わい。
 茶王と言われている。

・安吉白茶 アンキツシロチャ(浙江省湖州市安吉県)
 緑茶だが、「白葉一号」という品種の茶木なので、名前に白茶と付く。
 茶葉がとても細く、綺麗な色。
 繊細で、とても上品な味、後味がとても甘く感じられる。
 ほかの緑茶よりアミノ酸が倍以上あると言われ、健康にも良さそう。
 品質は全国で認められており、多くの賞を受賞している。

・祁門紅茶 キームンコウチャ(安徽省祁門県)
 ダージリン、ウパと並ぶ世界3大紅茶のひとつ。
 祁門香と呼ばれる蘭の花に似た香りは東洋随一とのこと。
 英国に古くから輸出され、英国王室では毎年、
 女王の誕生日にこのお茶で長寿を祝う習慣があるとのこと。
 
・金駿眉 キンシュンビ(福建省武夷山)
 2005年から出した新しい品種の中国茶。
 使った茶木は、武夷山の正山小種(ラプサンスーチン)。
 茶木の新芽しか使わないため、
 6~8万の新芽でたっだの500gの金駿眉にしかならないという、
 とても貴重で贅沢な茶葉。
 中国の紅茶ブームの中、人気No.1らしい。

安吉白茶と祁門以外はわたしの発注(!?)したものではないのだけど、十分満足満足!!
現地の方の案内もあったと思うので、
それなりに美味しく人気のあるものを選択してもらったようです。

金駿眉以外を飲んでみたけれども、
どれも香りがすばらしく、味は変なクセがなくとても美味だ。

今現在、猛暑の中では、もっぱら安吉白茶を冷茶にして飲んでいるのだけど、
これからだんだん涼しくなれば、
暖かい紅茶や大紅袍も、ゆっくりと味わいながら大いに楽しみたいと思うのです。
どうもありがとう!!

中国茶の種類は大変多く、5000種類とも、もっとあるとも言われていて、
それぞれに特徴があり、とても奥深い。
少しずつ、これからいろいろなお茶を飲んでみたいな~~

領土問題で、日中、日韓の間で最近不穏な空気が漂っているけれども、
少なくともお茶の世界では幸福に遊ぶことができる。