Photo 2003.12.29
2Fヴォールト天井を支えるアーチ部分の装飾と照明。アーチ部分にも八角形のテラコッタが埋め込まれている。
三信ビル
所在地:千代田区有楽町1-4
建設年:1929(昭和4)
構造・階数:SRC・8F+B1F
設計 :松井貴太郎(横河工務所)
解体年:2007(平成19)
Photo 2002.12.07
アーケード上部に置かれた彫刻類も面白い。2階アーケード脇の装飾。右端が間接照明のボックス。そのすぐ脇に、鳥の彫像。アーチ部分にはテラコッタの六角模様が付いている。塗装・補修されていて綺麗。このテラコッタと鳥の彫像は解体時に保存され、新築の東京ミッドタウン日比谷内のアーケード空間に再利用されている。
Photo 2002.12.07
1階洗面台。トイレの近くの壁面に何気なく造られている。この頃は使われておらず蛇口もなかった。壁面のモザイクタイルが可愛らしい。
Photo 2003.12.29 1F側面の出入口
真鍮の取っ手と欄間の色ガラスがクラシックでよい。
Photo 2003.12.29 1F端部の階段室脇のオフィス。
夕暮れ時に訪れると、様々な照明が建物内部を彩り美しい。
Photo 2003.12.29
B1F階段室の手摺回りのデザイン。大理石の礎台の上にカットグラスの飾りが付いている。もしかするとこの上に、更に照明か何かが付いていたのかもしれないが、その辺は不明。
Photo 2003.12.29
B1Fと1Fの中間の踊り場の手摺。単純に斜めにつながず、カーブと水平を組み合わせた個性的な造形になっている。
Wikipedia > 三信ビルディング
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 千代田区 #オフィス #近代建築 #アーケード
#屋内階段 #松井貴太郎(横河工務所)