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蓮永寺 山門
所在地:静岡市葵区沓谷2-7
Photo 2016.8.18
蓮永寺は鎌倉時代の創建で、江戸時代初期に現在地に移ってきた古刹。徳川家康の側室、お万の方(紀州徳川家の家祖徳川頼宣や、水戸徳川家の家祖徳川頼房の母。養珠院)の墓があることでも知られる歴史的な寺。
山門は自動車が通れるもので、駐車場もこの奥の左側にある。
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山門を抜けて少し先で左に曲がると仁王門がある。
この時は平成の大改修が行われていて、仁王門にも改修中である旨の幕が付けられていた。
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肝心の仁王像は網の向こうでよく見えない。だが、手前の柵に小さな穴が開けられていて、どうやらそこから覗いて拝見する仕組みになっているようだった。
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確かに穴から覗くと仁王が見下ろしている。こういう見せ方もあるんだなという感じなのだが、ちょっと迫力に欠ける見栄えになってしまっているような気もする。
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仁王門から境内 右奥が本堂。中央は鐘楼。左はかつての三松幼稚園の建物。
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庫裏 屋根は金属板葺きで新しくモダンなのだけれど、あちこちのパーツがわりと古め。古い建物の屋根を葺き替えただけなのだろうか。
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左・客殿、右・本堂 本堂の屋根も瓦が葺き直されて立派。
お寺じたいのWebsiteはない模様。Wikiその他によれば、1774(安永3)にいちど伽藍が焼失したが、寛政年間(1789~1801)に再建されたという。ただそれぞれの堂がいつ頃建てられたのかは、ネット上の情報では分からなかった。
第二次大戦時には静岡も空襲があったが、蓮永寺のある沓谷は、街の中心部からやや東にはずれているので、空襲の被害はなかったらしい。
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本堂 修復したからかなのか、素木感が強い。ただ新築の感じとも違っていて枯れた感じだけれど妙にきれいな木肌をしている。20年ぐらい前に訪れた時は、今と違う印象だった気がする。
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境内の片隅にある平屋の建物は、同寺が以前に幼稚園を経営していた時の園舎。現在は物置のように使われている。 玄関部分には「ヤマハ音楽教室」とも書いてあった。
静岡の建築
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