ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

ちょっと専門的な話

2019-07-03 | 米づくり(にこまる)
今年は晴天続きで梅雨入りが遅れたため、
一昨日最後に植え付けたイネは例年より1週間遅れ。

今年最初に田植えしたイネに比べても2週間の時間差がある。

今回のこの状況を逆手に取って
最後のこの田んぼは枕地を別として
「疎植」から「密植」へ切り替えたのです。





というのも県の水稲担当者からのメッセージで、


株間は狭いほうが良いですよ。
そして一株の分げつは少なくします。


おそらく昨年の研究事例だと思うんですが、


穂数は株当たり15本ですが、
大粒の「にこまる」が出来、600㎏以上獲れています。


このメッセージが届いたときは、
中干し期間はおそらく例年通りとなっており、
わが家の田んぼだけ異なった水管理は無理と諦めていた。

ところが今年、
例年の植え付けに比べ1週間遅れてしまった分、
中干しを1週間早めるのと同じことで分げつを少なく出来るのでは。

急きょ通常の50株を10株ほど密植に切り替えたわけです。

施肥体系は変わらないわけで、
充実した美味しいお米でしかも収量が期待出来るとなれば最高です。

工場で物を作るのと違い
気象条件などが大きく関わってきますから
計算通りにいってくれるかどうかが心配はありますが・・・





 ←クリックで応援をお願しいします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする