ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

私の1歳は・・・

2019-07-29 | よもやま話
わが家の前を流れる千鳥川。

きのうの日曜日は自治会による清掃作業でした。







男たちは川の草刈りとゴミの回収。
女性軍は花壇の草取り。

今から62年前の昭和32年7月25日。

諫早大水害の時はこの千鳥川も氾濫して、
家屋の流出や田畑にもかなりの被害が出たらしい。

幸いなことに人的被害は無かったとか。

それ以来、毎年自治会主催で川の清掃をして
二度と被害が出ないように川の神に祈っているのです。

その時のわが家はというと・・
裏山の土砂崩れで家が潰されているんです。

毎年、この時期になると
食材開発部長(おふくろ)がよく話していました。

小生が1歳の頃の話で
避難のためにおふくろに背負われて、
外に出た途端に後ろで土砂がドドドーと。

まさに間一髪。

「まだ1歳ということもあり、
 もし、あの時逃げ遅れていたら・・・」

ただ、祖父がまだ家に残っていたらしく家の下敷きとなったらしい。

でも運よくその時の様子をお隣の人が見ていたらしく
すぐに消防団が駆けつけてくれて、
近くの病院に運ばれ運よく怪我だけで済んでいる。

その夜は停電のため外は真っ暗で
頻繁に起こる稲光で倉庫の無事を確認していたらしい。

上流から流れてくる家屋の廃材が
ドーン、ドーンとぶつかる音を聞きながら
お隣りの親戚の家(床上浸水)の2階で一夜を明かしたそうです。


あれから60年。

「50年に一度の・・・」
「みずからの命を守るため最善の行動を・・・」
「早めの避難を・・・」

マスコミも少し煽り過ぎの感もありますが、
令和元年、暴れ年の予感。

十分ご注意を!






 ←クリックで応援をお願しいします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする