ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

水が引いた田んぼ

2020-07-17 | 米づくり(にこまる)
九州各地に甚大な被害をもたらした豪雨から一週間。

該当地域に在住の知り合い、
3年前の九州北部豪雨で灌水被害を受けたFさん、
今回は被害なかったということで安心している。

きのうも会員様からご心配のお電話頂戴しましたが、
当地お蔭さまで被害もありませんでした。





ただ、1枚の田んぼだけ灌水したところがありますが、
梅雨末期のこの時期、
毎年一度はあることでイネはすぐ元気になります。





お隣りのたんぼを見ると・・・





ん! 鯉のようです。





恐らく堤防沿いにある水路に住んでいたと思われます。

一面が海の状態になって境界がなくなり
田んぼまで遊びに来たと思われ、
水が引いていくのにのんびりしていたんでしょう。

可哀想だがこの後夕方ぐらいになれば
標本のような骨だけになっているはずです。

私たちより綺麗に食べる鳥たちの格好の餌なんですね。

時にはナマズ、ライギョが迷い込んでいることも。

どれほどの深さになっていたかが分かります。





この地域は昭和初期の干拓地域でも下流の一番低い箇所になり、
干拓堤防が無かったころは一週間も漬かった状態が続き
イネにも大きな被害が出てたそうです。





建設当時のマスコミによる「ギロチン堤防」のせいで、
かなりイメージ悪かった諫早湾干拓干拓堤防。

私たちにとっては
防災上も大きな役目を担ってくれているんですね。





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コメント
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