ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

先日の ❝ バッタ 禍 ❞とは?

2020-07-15 | 会員様からのお便り



お客様より一通のお便りを頂戴していました。

いまのコロナに引き続きバッタが危ぶまれるという内容。

先日の記事で思わせぶりな ❝バッタ禍 ❞という表現をしていましたが、
このバッタは直接感染病などの危険はないものの、
ひいては生命の危機に繋がりかねないということ。

ご本人の了解のもと掲載させていただきます。



前略
毎ロコロナ騒ぎで生活のリズムが変わりました。現役を引退している自分などは
その影響が一番少ない立場ですが、その分、感染を一番恐れなければならない
年齢となりまして、お互いに気をつけたいと思います。今回のコロナ騒動で、
政府には国民を救う力が無いことが露呈してしまいました。日本はいつの間にか、
このような情けない国になつておりました。恥ずかしい気持ちです。

国家を支える産業の大切さの度合いは、農(第一次産業)→工(第二次産業)→商
(第三次産業)の順ですよね、でしょ? しかし現在はその逆で、TPP等は商の
利益追求の雛寄せが工や農に来ている。ものづくりや米作りが価格競争にさら
されています。国境を無くしてモノの売り買いを自由にするグローバリズムと
いうものを、一から考え直してみたい。独立国の要件とは、食料とエネルギー
と軍事力と言われますが、日本は全ての分野で欠乏状態。例えば食料にしても
自給率はカロリーベースで4割程度でして、食料を外国から買えなくなれば、
国民の半数以上が餓死するという事実があります。政府や政治家達には
「真面目に独立国を運営する気があるのか」と問いたいです。
「その力が無いのなら、今、直ぐに職を辞せ!」と言いたい。

自分は福岡県の行政職員でしたが、職務上、真の緊急事態を経験したことはあ
りません。どんなときにも社会システムは機能していました。戦争が終わつて
70年以上、日本には緊急事態という概念がありません。法の枠組みにおいても、
法施行の手続きにおいても、組織体制の在り方においても、緊急事態が想定されてない。
緊急事態を想定すること自体が許されませんでした。これは霞ケ関も永田町も
市町村役場も同じでして、緊急事態の対処は、日本の公務員は未経験です。
ベテラン職員も緊急事態対応においては初心者と同じです。マニュアルもないので
事態に対してどう対応してよいか判断がつかない。
そのことが東日本人震災で露呈し、今、コロナで露見しています。





古事記の昔から日本は稲作によって国を始め、国を維持してきました。これは
私の直感ですが、日本国は稲作を蔑ろにしてはならない。たとえ海外から食料
が入らなくなつても、国民全員が食べていけるように、米は“安全保障用”の食料として
確保すべきだというのが私の思いです。そのためには価格競争にさらされる
流通価格とは別の適正な数の農家が適切に維持できる適正な価格帯で政府が
買い取ればいいだけのことです。それをやろうとしないのは、食料自給が安全保障
だということが政治家達にはピンと来ないのでしょう。

今、バッタの大群が中国の穀倉地帯を襲うのではないかとの懸念が広がつてい
ます。バッタはエチオピアあたりで発生したそうでして、畑の農作物を食い荒
らしつつ、数を増やしながら、現在、数千億匹という数でインドあたりまで来
ていると聞きます。バッタが通り過ぎた後は、作物に3割程度の被害が出てい
るとのことで、バッタの大群は、今後、ヒマラヤを東から回りこんで中国に入
ると想定されています。

それで中国政府は世界中の食料の確保を始めたようです。北海道は食料自給率
が200パーセント近くあるそうですが、その北海道では中国による食料の買占めが
行われていると聞きます。世界中がそのような状況となれば、多くの国々
は食料不足気味となり、そうなれば先ずは自国民の分を確保するでしょうから
日本に売ってくれる分が残つているかどうか・・。今年の収穫期を過ぎた秋
くらいから、米、インスタント食品、カップ麺等が店頭から消えれば、その時
点で大パニックになるのではないか・・・。危機意識が病的なまでに欠乏して
いる日本人がそのことに気付いた時は、“時すでに遅し”とならないことを願うのみです。

食糧は生命にかかわることですから、もし食料が店頭から消えれば、トイレッ
トペーパーが消えるどころの騒ぎではないはずで、これはもう非常事態です。
でも“一事が万事”、今回のコロナ騒動にみるように、政府はその事態に直面するまで
何も手を打たないでしょう。農政に関してズブの素人である私のこの予想が、
完全に外れることを願つて止みません。ただ今回のコロナ騒動をみるまでもなく、
政府の対応が外国と比べてあまりにも杜撰なことが気になっております。




まさに40年前、
大学のゼミで共同研究のテーマが❝日本の食糧危機❞でした。

その当時から私たちが食べている食べ物、
或いはその原料の大半は外国からの輸入に頼っていたからです。

世界的な気候変動や紛争に備えて
自分の食いぶちだけは自給出来るように
普段から備えておくことが重要だということです。

ちなみに青果ジャガイモだけは、
一部を除き防疫法で輸入がストップされており、
店頭に並んでいるジャガイモは純国産ということになります。

もし、ジャガイモセンチュウが国内でも蔓延させてしまうと
外国に対して輸入をストップしている理由がなくなり
諸外国から輸入を迫られることになるでしょう。


昨夜このお便りを頂戴した I さんと電話で約束しました。

自分の食いぶちだけは、ぽてと倶楽部さんお願いしますよ。
最低、お米とジャガイモさえあれば当面の飢えは凌げますから・・・・(笑)

ハイ! と二つ返事で。





  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もういいでしょ!

2020-07-14 | よもやま話
昨年は梅雨入りが遅れ、
雨が降らず大幅に遅れてしまった田植え。

ところが、今年はというと
田植え前にいいタイミングで大雨が降り、
順調すぎるぐらい早く終わった。

昨年は梅雨入りが遅れたにもかかわらず、
一カ月足らずで梅雨明けとなった。

今年は梅雨明けはまだかと思うほど雨の日が多い。

北部九州の大雨から一週間。
殆どお日さまを見る日が少ない。

令和になってからというもの極端すぎるのだ。





極端すぎると言えば・・・

きのう田んぼを見回ってる途中に
突然雨域に入り超大粒の雨。





これが線状降水帯の卵か。





東は有明海をまたいで大牟田方面へ延びている。





昨夜から今朝にかけて
また活発な前線が南下したため雨脚が強かった。





雲仙普賢岳は完全に雲の中。

梅雨明けはまだだな~。





令和の神様・・・
もう雨は要りません。
世の中には「ほどほどに」という言葉があるんですよ。

極端すぎです。

今年は日照不足で生育遅れが心配だ。





  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客様の声から

2020-07-12 | じゃがいも(デジマ)
今年の春ジャガイモですが、
おかげさまで完売となり終了させていただきます。

ありがとうございました。





次回、秋ジャガイモの収穫は12月の予定です。


会員様から払込取扱票の通信欄にご記入いただいた方の中から
一部を掲載させていただきました。


 
  
 


お客様から頂戴する「美味しかった~!」の一言が
本当に私の栄養ドリンクになります。


9日からずっと発令されていた大雨に関する警報で、
一昨日、昨日とダートガレージセールも自粛させていただきました。

先ほど警報もすべて解除になったようで、
それに合わせ自身の休養・自粛も解除ということで
またあしたから頑張りましょう。





  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モミで保管中の特別栽培米

2020-07-11 | 米づくり(にこまる)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
2月に開催されて以来中止になっている博多Farmers' market。
 
現在、WEB上で商品購入方法を紹介していただいていますが、
継続掲載ということで販売状況を更新していただきました。
 
 
 
 
現在モミの状態で保管中の
令和元年産の特別栽培米 ❝にこまる❞。
 
ご注文に合わせて籾摺り精米してお届けしております。
 
無農薬自家栽培の蕎麦の実、そば粉と
ジャンボニンニクも在庫あります。
 
よろしくお願いいたします。
 
お問い合わせは左サイドバーの
メッセージを送るよりメールください。
 
 
博多ファーマーズマーケット 公式 Facebook
 
博多ファーマーズマーケット Instagram
 
 
 
 
  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お米屋さんへお米の配達に

2020-07-10 | 米づくり(にこまる)

先週のことですが、
長崎市内にあるT米穀店様へ
令和元年産の玄米60㎏の配達に。

玄米を店内で自家精米して販売されています。





一昨年よりわが家のお米
「ぴかまる」をごひいきいただいています。

ぴかまるは九州初の低アミロース米で、
一般のうるち米品種よりもアミロースの含有率が低いため、
粘りが強く冷めても硬くなりにくいという特徴から人気があるんです。





お店の前には種モミを蒔いて栽培されている
バケツ稲が元気に育っていました。

こちらのT社長、
全国のいろんなお米の情報をお持ちで、
尚且つ自分が納得したお米しか販売しないというこだわりの持ち主。

お願いすれば市内は配達してくださると思います。


いまのコロナ禍に伴う傾向として、
お米はご家庭で備蓄傾向にあるようで
長崎市内はもとより追加注文が相次いでいます。

それも5㎏、10㎏単位でなく、
30㎏単位で購入されるケースが増えているんです。

また、先月ぐらいから県境をまたぐ移動の自粛が解除されたこともあり、
福岡、熊本の近県からもお米を求めてお見えになっています。

いまのコロナ禍に加えもう一つは ❝ バッタ 禍? ❞

と思い聞いてみるとまだご存じでなかったようです。

安倍さん、このバッタも早く手を打っておかないと
これもまた厄介ですよ。





  ←クリックで応援をお願しいします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマゼミの初鳴き

2020-07-09 | よもやま話
先日の大雨が降った翌日の晴れ間が広がった日でした。

裏山でクマゼミの鳴き声が聞こえました。
もちろん今年初めてです。

それも1匹だけではなかったような・・





そのクマゼミの抜け殻とは限りませんが、
玄関前の木に・・・

今朝、事務局長が教えてくれました。
セミの抜け殻は縁起の良いものとされているようです。

毎日ジメジメとした日が続いていますが、
季節は進んでいるんですね。

夏休みももう直ぐですが、
孫ちゃんたちの終業式は各校の判断した日程で実施し、
臨時休校した分の学習機会を回復するため、
夏休み期間の7月21日から7日間授業を実施するそうです。


肝心な体調のほうですが熱は下がっています。

時折りタンが絡むので周りを気にしながらの咳で、
勿論マスクもしてです。

こういう時期ですから
注意しながらもう少し様子を見ようと思います。

最近、歳を取ると風邪の回復も遅いんですよね。





  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

微熱が・・・

2020-07-06 | よもやま話
きのうから微熱が続いていて・・

寝ているのも足腰、関節が痛くて
午後から起き上がりました。

周りはいよいよコロナ?と心配しますが、
味覚や嗅覚は正常で咳はありません。

ただ喉が痛くて声もしゃがれ声でたぶん ❝ かぜ ❞ です。

が・・

WHOは、初期の症状としては、いわゆる「かぜ」と同じようなものが多く、
最も多い症状として発熱や乾いたせき、体のだるさを挙げ、
人によっては鼻づまりやのどの痛み、それに下痢なども起きるとしています。

え、さっき下痢だった。





厚労省も発熱や咳など比較的軽い❝ かぜ ❞の症状が、
4日以上続く場合は必ず相談をとなっています。

そう言えば、
先週県境をまたいだしな~






  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の声を聴くと・・・

2020-07-04 | よもやま話
田植えも一通り終わり7月にはいりましたが、
まだまだジャンボタニシとの格闘は続いています。

時折り強い雨が降る梅雨まっただ中で7月の声を聴くと
博多っ子は血が騒ぎ出すんですね。

ただ、今年は違います。

例年であれば、博多の街は祇園山笠一色になるはずですが
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からすでに中止が決まっています。







そんななか、
せめて山笠の手のごい(手ぬぐい)だけでも掛けておこうと、
事務局長が物入れの中から取り出してきました。





タンスの中には水法被に締め込み一式も。

「オイサ!オイサ!」の声が聞えてくるようで、
博多っ子ではない小生も無性に血が騒ぎ出します。





実は数年前まで八番の飾り山を舁いて
櫛田さんから一年分の元気を頂いていたんですね。

まだまだ舁いて走りたいのはやまやまなんですが、
周りがもう少しは歳も考えて・・・


  


いまのこのコロナ禍が早く終息して、
今年も家族みんな元気で過ごせますように・・・

きょうは櫛田神社の方角に向って
博多祝い唄を歌って手一本。

よろしくお願いします。



過去記事
2014-07-15  2010-07-16






  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中学時代の思い出

2020-07-01 | よもやま話
昨日の豪雨の後は素晴らしい天気になったので
休憩を兼ねて一枚のパノラマ画像を撮影。

パノラマ画像では小さく見えますが中央にそびえるのが雲仙岳。
ここはわが家の前を流れる千鳥川の河口近く。

河口と言っても今では海が堤防で締め切られ、
淡水湖に流れ込んでいるかたち。

この地は昭和初期に地崎干拓されて
田んぼに生まれ変わり堤防が築かれ川も延伸したことに。





画像の右側が上流で、左側が下流となり、
河口の先には小さい小島が見られる。





小さい頃から三ツ島と呼ばれているが
元々小島が3つあったが一つの島は干拓で陸続きに。

この小島には苦い思い出があるんですが、
この際ですからご披露しましょう。

中学2年の頃です。

当時、干拓堤防も無かった頃は大潮の時は、
家の前まで潮が遡ってきていました。

8月の夏休みも終わりに近くなると大潮の日が続くので、
有明海特有の干満の差を利用して、
近所の幼友達とその小島にイカダを組んで渡ろうと計画中でした。

引き潮に乗って河口の先にある大島に渡り、
次の満ち潮に乗って戻ってこようというもの。
場合によっては1泊も考えていました。

潮に乗れば手漕ぎで十分との判断で進めていたんです。

ところが・・・

授業中にもこそこそ計画を立てたりしていたことで、
先生に計画表が見つかったんです。

その後、担任の先生にも伝わり、
全校生徒の前でこの計画を発表せいということになり、
結局、両親にも連絡がいき実現出来る訳がありません。

今となっては干拓堤防で閉め切られ、
干満の差も無くなりやろうにもやれません。

この小島を見ると今でも中学時代を思い出すんですね。





  ←クリックで応援をお願しいします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする