'07/04/06の朝刊記事から
イワノフ第一副首相 「択捉はロシア領」
【ユジノサハリンスク5日山野辺享】北方領土・択捉島の地元紙「赤い灯台」によると、ロシアのイワノフ第一副首相は5日、訪問先の同島・紗那で開かれた地元行政機関との会合で、領土問題について、「ここはロシアの領土。島を発展させるのは我々だ」と述べ、日本側の返還要求に応じる考えがないことを改めて表明した。
'07/04/06の朝刊記事から
解放の英兵15人ロンドンに到着
【カイロ5日共同】イランにペルシャ湾で拘束され、解放された英海軍兵士ら15人は5日午前(日本時間同日午後)、テヘランを航空機で出発、英国時間同日昼(日本時間同自治夜)ごろロンドンに到着した。米国や国連を巻き込み、国際社会に緊張をもたらした事件は、発生から2週間ぶりに最終決着した。
'07/04/06の朝刊記事から
イージス艦情報 漏えいは幹部向け資料
システム担当部隊が作成
海上自衛隊護衛艦「しらね」の二等海曹(33)がイージス艦の中枢情報を隠し持っていた問題で、この情報は装備のシステム管理などを担当していた海自プログラム業務隊が作成したものであることが5日、神奈川県警などの調べで分かった。
イージス艦で高度な防空システムなどを扱う幹部隊員の教育用資料で、システムの性能など最高レベルの「特別防衛秘密」に該当する内容が含まれており、県警は海自警務隊の捜査協力を得て漏えいルートの特定を急ぐ。
防衛省の海上幕僚監部も同日までに、幕僚副長をトップとする調査委員会を設置、本格的な調査を始めた。
プログラム業務隊
海上自衛隊のイージス艦やP3C哨戒機など艦艇・航空機のコンピューターシステム開発、保守管理を担当する部隊。
自衛艦隊の下部組織で、横須賀基地(神奈川県)の本隊、厚木航空基地(同)に厚木プログラム教務分遣隊を置いていたが、2002年3月に艦艇開発隊や航空プログラム開発隊などで編成する開発隊群に再編された。