「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

           ”全共闘世代”と「日本未来の党」

2012-11-29 07:19:40 | Weblog
世代区分として”団塊の世代”とは別に”全共闘世代”ということがある。wikipediaの定義によると、この世代は”団塊世代”プラス戦中の”焼け跡世代”のうち、昭和16年12月8日の戦争勃発以降に生まれた世代を言い、1965年―72年の全共闘運動、安保闘争、ベトナム反戦デモの当時大学生だった世代をいう。

滋賀県の嘉田由紀子知事が”卒原発”を旗印に「日本未来の党」を立ち上げた。1950年生まれ団塊最後の世代である。これを待ち受けたかのように小沢一郎氏の「国民の生活第一」が合流した。そしてこれに続いて河村たかし氏らの「減税日本、反TPP,脱原発を実現する党」も合流をきめた。小沢一郎氏は昭和17年生まれ、河村たかし氏は昭和23年生まれ、山田正彦氏も昭和17年生まれである。ちなみに民主党の鳩山由紀夫、菅直人元両総理も21年、22年生まれである。

僕は前から”全共闘世代”が日本の国を危うくするのではという疑念を持っている。彼らの共通点ともみられるのは”わがまま”で”自分勝手”であること。そして他人と協力して作業することの下手な世代である。さらに悪口を言わせてもらうと、実現もできない夢に酔っている世代だ。

今でも総理官邸前で反原発デモをやっている連中の中には”○〇大学全共闘”というのぼり旗を掲げて参加していた者もあったという。まさに、こうなると漫画である。全国の電力会社が一斉に値上げを通産省に申請した。”卒原発”になれば、当然である。日本の未来もいいが、現実の問題をどうするのか。嘉田知事は安易に”この指さわれ”などと言っているが、過去に離合集散を繰り返している政治屋たちである。有権者は騙されてはいけない。