「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

"だまされないぞ” わが家に三度目のオレオレ詐欺電話

2018-12-12 06:02:14 | 2012・1・1

昨日、わが家にオレオレ詐欺電話がかかってきた。名前も名乗らずに”郵便物が届いたか”といきなり老妻に言ってきた。間違い電話かも知れないがと思ったが、老妻が適当にあしらっていた。が、先方で気が付いたらしくきってしまった。ところが、この電話の1時間ほど後、警視庁振込詐欺本部から電話があり、わが家付近に、振込詐欺電話が頻発しているから注意するよう警告があった。これは本物と思ったが、一応、最寄りの警察に連絡はしておいた。

わが家にオレオレ詐欺の電話があったのは3回目である。前回は5年前の2013年10月27日で、小ブログにもそのことが書いてある。読み返してみると、孫だと名乗り、カネを落としたからローソンから振り込んでくれ、といった趣旨。電話にでた老妻は、孫がトルコ旅行中なのにおかしいと疑いながらも、母親が留守だから、あとで電話してくれと切った。

最初のオレオレ詐欺は、オレオレ詐欺の初期の頃で。僕が車を運転中、妊婦にケガをさせた。示談で済ますからカネを出せといった話であった。電話に出た老妻は僕が車の免許を持っていないのを知っているから、すぐ詐欺と判った。昔、僕と結婚前警察署に勤務していたので、僕に110番を別の電話でかけるよう指示した。すぐ警察官が駆け付けてくれたが、寸時のところで電話を切られてしまった。

オレオレ詐欺が横行してカラ、かれこれ10年になるが、手口は巧妙になり、僕の周囲でも、まさかと思われる慎重な方が被害にあっている。”自分はかからない”と思っている人間が危ないそうだ。写真のステッカ―を電話口において警戒している。