日本の納豆以上にインドネシアの庶民に親しまれている大豆醗酵食品、テンペが米国からの輸入大豆価格の高騰で”これでは商売にならない”と業者団体が製造を中止し街頭デモを始めた。政府が輸入関税の引下げを約束したので、デモは数日で中止になったが、価格は数日間で3割も急騰、市民生活を直撃しているようだ。
テンペは日本でも数年前からスーパーでも売られているが、大豆を特別の菌で醗酵させた食品で納豆と違って匂いがない。これを油で揚げたり煮たりして食べる手軽な日常的な食品だが、材料の7割以上、米国からの輸入大豆に頼っている。ところが、その大豆が今年は56年ぶりという大干ばつに米国が見舞われ全滅状態だという。その被害はスタインベックの作品「怒れる葡萄」に描かれている、ダストボウル(dust bowl)の頃のようだという。
米国の大干ばつについて日本のメデイアは、あまり伝えないが、すでに大豆を材料にした食用油の業者卸し向き価格は1割値上がりしている。関係筋の間では、秋ごろから食肉、乳製品、醤油などにも影響が出て値上がりするのではと推測している。幸い円高なので、インドネシアのようなことはないと思うが、改めて”食糧安保”について考えさせられる。
”食糧安保”に直接関係してくるTPP交渉について、今月(8月)中にいよいよ加入が決定になるという。税と社会保障一体化法案の審議で明け暮れしていてTPP交渉がどうなっているのか、国民の大部分が知らない。与党の民主党内でも未だにTPP反対の旗を堂々と掲げているグループがいる。民主党のマニフェストの矛盾がここへきてすべて出てきた。国の存続にかかわるTPP加盟のような重用問題については、一度議会を解散して信を国民に問うべきである。
テンペは日本でも数年前からスーパーでも売られているが、大豆を特別の菌で醗酵させた食品で納豆と違って匂いがない。これを油で揚げたり煮たりして食べる手軽な日常的な食品だが、材料の7割以上、米国からの輸入大豆に頼っている。ところが、その大豆が今年は56年ぶりという大干ばつに米国が見舞われ全滅状態だという。その被害はスタインベックの作品「怒れる葡萄」に描かれている、ダストボウル(dust bowl)の頃のようだという。
米国の大干ばつについて日本のメデイアは、あまり伝えないが、すでに大豆を材料にした食用油の業者卸し向き価格は1割値上がりしている。関係筋の間では、秋ごろから食肉、乳製品、醤油などにも影響が出て値上がりするのではと推測している。幸い円高なので、インドネシアのようなことはないと思うが、改めて”食糧安保”について考えさせられる。
”食糧安保”に直接関係してくるTPP交渉について、今月(8月)中にいよいよ加入が決定になるという。税と社会保障一体化法案の審議で明け暮れしていてTPP交渉がどうなっているのか、国民の大部分が知らない。与党の民主党内でも未だにTPP反対の旗を堂々と掲げているグループがいる。民主党のマニフェストの矛盾がここへきてすべて出てきた。国の存続にかかわるTPP加盟のような重用問題については、一度議会を解散して信を国民に問うべきである。
原発反対、増税反対を旗印にした離党予備軍がまだ党内に沢山いて騒いでいるのに抑え込めない。逆に馬鹿さと国民から見放された鳩山、菅の逆襲を受けている。すでに国会で審議決定した原子力委員会の人事をめぐって再び党内からイチャモンがついている。政党の体裁をなしていません。自民党の若手が三党合意を撤回せよという気持ちがよく判ります。
金曜日の反原発デモの連中が5日の沖縄反基地県民大会を前に3日には”20万人”を動員して反原発、反オスプレイで揺さぶりをかけています。
野田はまさか3日のデモの後彼らと会うのではないでしょうね。