日本の新聞がアメリカの科学雑誌「サイエンス」の報道として、40数年後
には食卓からサカナが消える日が来るかもしれないとー伝えている。今の
ような世界的な乱獲が続き、環境破壊が続くけばという条件つきだが、ま
ったく空言ではない気がする。水産業界関係者にとって大きな警鐘である
ことは間違いない。
北海道に勤務していたとき、僕はイヤというほど”幻のニシン”の話を聞
いた。昭和の初めごろまで、ニシン漁は北海道のメーン産業だった。年間
100万もとれ、春先にはニシンの群来(くき)で海辺が真っ白になった。
浜辺は野衆で賑い、各地に”ニシン御殿”が建ったという話である。ところ
が昭和29年の30万㌧を最後に群来がなくなってしまった。
身近な東京でもそうである。僕の子供時代は江戸前のサカナが沢山獲れた。
大森海岸から漁師が獲れたばかりのサカナをリヤカーに積んで売りにきて
いた。江戸前の寿司には”シャコ”が定番だったが、今は姿をけした。昭和の
初めごろまでは”いわしっ子”売りの声が町中に響いたそうだが今や昔の話に
なってしまった。
鰊が獲れなくなったのは、魚網の”改良”による乱獲が原因だとされている。
江戸前のしゃこは東京湾の砂州埋立による環境破壊によるものだ。健康食ブ
ームで寿司が人気となり、マグロが今のように乱獲されれば、北海道のニシ
ンと同じ運命にあるのではないだろうかー。国際捕鯨委員会によるクジラ捕獲
禁止もサカナ減少の原因の一因ではないのではないのだろうかー。これは僕の推
測にすぎないがー。
には食卓からサカナが消える日が来るかもしれないとー伝えている。今の
ような世界的な乱獲が続き、環境破壊が続くけばという条件つきだが、ま
ったく空言ではない気がする。水産業界関係者にとって大きな警鐘である
ことは間違いない。
北海道に勤務していたとき、僕はイヤというほど”幻のニシン”の話を聞
いた。昭和の初めごろまで、ニシン漁は北海道のメーン産業だった。年間
100万もとれ、春先にはニシンの群来(くき)で海辺が真っ白になった。
浜辺は野衆で賑い、各地に”ニシン御殿”が建ったという話である。ところ
が昭和29年の30万㌧を最後に群来がなくなってしまった。
身近な東京でもそうである。僕の子供時代は江戸前のサカナが沢山獲れた。
大森海岸から漁師が獲れたばかりのサカナをリヤカーに積んで売りにきて
いた。江戸前の寿司には”シャコ”が定番だったが、今は姿をけした。昭和の
初めごろまでは”いわしっ子”売りの声が町中に響いたそうだが今や昔の話に
なってしまった。
鰊が獲れなくなったのは、魚網の”改良”による乱獲が原因だとされている。
江戸前のしゃこは東京湾の砂州埋立による環境破壊によるものだ。健康食ブ
ームで寿司が人気となり、マグロが今のように乱獲されれば、北海道のニシ
ンと同じ運命にあるのではないだろうかー。国際捕鯨委員会によるクジラ捕獲
禁止もサカナ減少の原因の一因ではないのではないのだろうかー。これは僕の推
測にすぎないがー。
2倍です。国連予測で2050年が91億人になるという
伸びですので、サカナもどんどん食べられてしまう
のですね。最近はスーパーで南米産など海外で獲れた
サカナを多く見かけますが複雑です。
人口は50年足らずで2倍ですか!
これと中南米産のサカナと直接考え
たくないですが、考えると深刻に
なります。もっとも僕はその時代には
この世にいないですがー。
実際に、ニシンで一山当てた人も、あの頃には大勢いたとか。
他の国はどうなのかわかりませんけど、
日本は乱獲をし過ぎな気がします。
食べる量なんてしれてると思いますけど、
それでは商売にならないか、獲れる獲ろうとします。
海は自然の宝庫といっても、無限ではないですからね。
そういう部分をちゃんと考えていかないと
将来的に海の生き物がいなくなる可能性は十分にあると思います。
現に、カツオがまったく獲れなくなった漁港なんかもあるそうですよ。
旬のものが魚でもわからない時代に来ています。
乱獲・・・そう言わざるおえない現実に
食卓から消える日も来るのでしょう。
分相応、その日食べられる分だけ頂いていた
機械に頼らない、衛星受信に頼らない、
レーダーに頼らない、そんな穏やかな海が
懐かしいですね。
北海道のニシンの場合は肥料として
乱獲したようです。
やはり儲かるからといって乱獲すれば
なくなります。
限られた国しか知りませんが、日本人
ほどサカナを食べる国はないと思います。
養殖漁業、栽培漁業が奨励されていますが、やはり天然漁業ですね。
欲望もほどほどにしないとと思います。