知人から送られてきた「友の道」の機関誌(令和元年9月号)の「全共闘が学者になるとき―倉沢愛子氏の疑問-」という山田喜弘氏の論文を読んだ。僕は倉沢愛子慶応大学名誉教授とは未知の方だが、1997年、彼女が名古屋大学の教授だった当時書いた「二十年目のインドシア」(草思社)の中で記述のある旧日本軍第25軍司令部の防空壕であったという労務者虐殺は虚妄であり訂正すべきだと、彼女が属していた学者たちの集まり「日本占領期フォーラム」(千葉大学中村光男教授=当時)へ公開状を送った。これに対して、中村教授は過ちを認め、ご当人が適当な機会に訂正するだろうと返事を頂いた。しかし、あれから20年の歳月を経たが、訂正も謝罪もない。
「友の道」の論文の筆者山田氏とも僕は未知だが、倉沢教授のスマトラ防空壕(日本の穴)虚妄の流布だけでなく、倉沢教授がアジア女性基金のインドネシア歴史委員だった時、提出した真実と思われぬ報告書にも触れ、彼女が、なぜ、こうした虚偽を書くのか、それは彼女が東大学生時代、体験した”全共闘闘争”の挫折感ではないかと述べている。
1970年安保闘争の際、僕ら昭和1ケタ世代はすでに社会の第一線で働いており、高校生まで巻き込んだ政治闘争に困惑していた。一国の宰相と同列にするのは担ぎ上げかも知れないが、倉沢先生は旧民主党の鳩山由紀夫、菅直人氏と同学年である。偏見かも知れないが、後期高齢者に近い、白髪禿頭の老人たちが今でも街頭デモや集会に参加しているのは過去へのノスタルジアなのだろうか。
いい迷惑である。今年7月、倉沢教授が主宰して戦時中のインドネシア史料展と講演会があり、主催者を通じて僕も参加を申し込んだが断られた。驚いたのは「フォーラム」代表の中村教授も参席、倉沢教授と談笑していたことだ。中村教授もかっての全学連の闘士。無責任な連中である。
全共闘時代の高揚感、挫折感からのノスタルジーなんでしょうね。青春よもう一度というところです。
この世代は、デモなども大好きですから、今は憲法9条で騒いでいます。
もういい加減大人になり、冷静な視点で世の中を見て欲しいものですが、無理なんでしょうね。
現在の香港などを見ると、余計に触発されていると思います。
インチキトンチキを書いて罰せられない学会とは気楽なものです。他の世界では考えられません。即刻首です。それが逆に”名誉教授”とは。
論文の筆者は自己紹介によると、昭和63年に大学を出ているる若い方(50歳代)です。この世代も全共闘がおかしな世代なことがわかってきたようです。
韓国経済の状態はすこぶる悪く、大卒者の就職先もありません。外交面では、北朝鮮への熱愛が強いチェチェ思想にかぶれた政治家・裁判官などが
多く、日本とは勿論、米国とも、劣悪な外交関係となり、とても、同盟国とはいえない状況に近づいております。
輸出管理のホワイト国外しで、発狂状態のようですが、日本は未だ本格的な経済制裁も金融制裁も、全く韓国に対して行っていません。近い将来、いわゆる徴用工(ほとんどが、応募工)の判決が執行される時がきて日本企業に損害が発生したら、ただちに、日本は躊躇することなく、経済制裁・金融制裁を実行すべきだと思います。その折には、いよいよ韓国は通貨危機の二の舞となる可能性が高いと思います。
李承晩打倒の学生革命(4.19)から想えば60年もたっていますね。当時、韓国もやっと民主化されたと同情したものでしたが。
国民性なのでしょうか。文在寅の政治手法は李承晩より悪いですね。 歴史は繰り返す。軍事革命が起きるのではまいでしょうか(笑」
本来なら、当たり前すぎてわざわざ書く必要もないことなのですが、歴史叙述の絶対必要条件は事実に基づいたものであることです。倉沢愛子は事実に基づいていないどころではなく、自ら歴史を偽造しています。そして、私たちの先人たちを辱しめています。この学者の仮面を被った政治扇動者を許すことが出来ません。
僕らマスコミの世界では誤報すればクビです。倉沢教授の誤述は、日本が12月8日、米英蘭3か国に宣戦布告化r始まって枚挙に限りがありません。ケアレスミスもありますが、意図的なものが多いです。
こういった人物をアジア女性基金のインドネシアにおける歴史考証委委員に任命し、依然として彼女の誤った記述が”アーカイブ”としてネットで流れている。いったいどうなっているのでしょうか。名誉教授として迎え入れた大学も大学です。