ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

朴槿恵大統領の国家機密漏洩騒動は「北朝鮮」の謀略~気になる情報

2016年11月03日 | 政治

★ 韓国騒乱の時に「北朝鮮」の動きが気になります。

有本香×小川榮太郎「韓国・朴王朝の崩壊! 朴槿恵大統領の機密情報漏洩騒動は北朝鮮の謀略」



 朴大統領 内政の第一線退く=新首相が「もう一人の大統領」に

2016/11/02 【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は2日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が親友の崔順実(チェ・スンシル)氏の国政介入疑惑を受けた人事刷新として、新首相に盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で青瓦台政策室長などを務めた金秉準(キム・ビョンジュン)氏を指名したことについて、「事実上、(朴大統領が)第二線に退くとの意味」として、「金氏が内政大統領」と説明した。

 最大野党「共に民主党」は盧武鉉大統領の流れをくんでおり、盧政権で要職を歴任した金氏を首相に起用することで野党の協力を取りつけ、難局を乗り越えたい考えだ。内政は金氏が、外交などは朴大統領が担う事実上の分権型大統領制といえる。

 朴大統領は更迭した秘書室長の後任人選などを行った後、新首相に大きな権限を与える方針を公の場で公表するという。青瓦台関係者は「朴大統領が新首相の権限について公の場で公表すると、大統領は2人になる」と説明した上で「金氏は内政大統領となり、朴大統領は内政から事実上手を引く」と強調した。

 別の青瓦台関係者は「金氏は自らのカラーを出して国政を運営するとみられる」と述べ、「現政権の多くの政策が変更されると思う」との見解を示した。

 また、青瓦台は「政界が求めている(与野党の合意による)挙国中立内閣の趣旨を生かすことで、今後の内閣改造は金氏の意見に左右される」と述べ、金氏が内閣改造を主導していくことを示唆した。(以上)


★ ベッラの感想
「日韓合意」を韓国に一方的に破られることも考えられる。韓国はやはり不安定極まりない国である。
「日韓合意」はもちろん、そしてロシアのプーチン大統領が「北方領土」二島返還について好意的というニュースもあり得ないということも報じられている。

安倍総理が「反日」で「親中」のスーチー女史に8000億円の支援を約束、ああ、日本国民は日本の為でなく外国の為に税金をいとも簡単に・・・安倍さんはいつも海外に「大判振る舞い」、自民党からの声はどうなっている?

有本香女史はなぜか自民党寄り、ツイッターでは小池東京都知事叩き、読者に「あなたは評論家ではなく運動員」と書きこまれている。

青山繁晴氏、有本香氏、など最近は動画のUPも少なくなってきた。

                      


そんな中で塩野七生女史の『ローマ人の物語』~「ハンニバル戦記上・中・下」は読みごたえがあった。
元老院を今の自民党と比べて考えると面白い。

大国「カルタゴ」のハンニバルのローマ侵略、やがてローマに登場する「同格」の天才スキピオ、この決戦など別の機会に感想を書いてみたい。
塩野七生女史はこのふたりを「第一級の男」と絶賛。
孤高のハンニバルに対し、人なつこく陽気なスキピオはその人間的魅力で敵をも懐柔していく。
ハンニバルはスキピオに破れ、勝利したスキピオはなんとローマの政敵である「カトー」に公金横領という無実の罪をかぶせられることになる。
ここの描写など素晴らしい。

スキピオは「今日は私がハンニバルとカルタゴ軍を撃破した15年目の同じ日である。このような記念すべき日には争いや反発はひとまず忘れ、神々に感謝を捧げることで全員が心をひとつにするように・・・あの戦役を戦ったすべてのローマ市民に、祖国ローマの自由と安全のために力を尽くす機会を恵んでくれたことを感謝していきたい。・・・」
これを聴いた人々はスキピオに従って会場を後にした。その場に残ったのは護民官ふたりとスキピオを訴えた「カトー」だけだった。

また後日、若い議員のグラックスが発言を求めた。人々はみなグラックスがスキピオを非難するのだと思った。
だがグラックスは元老院議員たちに「このやりかたはスキピオへの名誉を汚す以上にローマ市民の名誉を汚すことになる」、と言った。
スキピオ弾劾は中止になった。

しかし「恩知らずの我が祖国よ」と傷心・病身のスキピオはローマを後にする。
スキピオの無実が晴れたのはスキピオの死から二年が経っての後のことだった。


元老院が「自民党」・・・。「組織のローマ」ではたったひとりの天才ハンニバルに勝てなかった。
そしてハンニバルと同格の天才「スキピオ」なしではローマは滅んでいたはず。



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★ ヴェルディ『アロルド』~神よ私に安らぎを与えたまえ ソプラノはマリア・カラス
Aroldo (Verdi) - Ciel! Ch'io respiri...Salvami tu gran Dio - Maria Callas (1964) (イタリア語歌唱)




コメント (9)
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