★ 今日はエントリ2つ書きました。
「西部邁先生と三宅博前衆議院議員との『夢の対談』を望んでいます。」というもの、そして次がこれです。
駆けつけ警護が閣議決定された。私は大変心配しています。
南スーダン駆けつけ警護は万全の体制か
チャンネル桜、討論より抜粋(約15分)
・・・もとの動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=7tqbjBAqzyE
南スーダンの現地は危険な状況が加速している。もうとっくに外に出ることができない状況であり道路建設はできない。
安倍政権では「PKO」活動はできるとしているが、綺麗ごとではできない。
駆けつけ警護では中国軍など「できる状況ではない」と拒否。
自衛隊が持っていく装甲車では太刀打ちできない。
中国軍でも10人以上戦死している。
怪我をその場で治すということもできない。
日本の派遣部隊は9億円の予算で教育できるとしてもその予算も実行されていない。
稲田防衛大臣が視察したが市内に出ていない。そのことで自衛隊内にも不満がある。
実施するには予算も必要で状況も知ることが必要である。
・・・「青字」はベッラの書き込みです。・・・
★ 国際的にも必要な80項目にわたる隊員教育の内、自衛隊がやっているのは2項目でしかない。
この動画を聴いていて、自衛隊の命を大変心配する。
9億円の予算がなぜ出ないのか。
良く討議もされず国民にも十分に説明せずに。危険なところに自衛隊を行かせるのか、と問うのはタブーになっているのか?
上記の話ではミャンマーには8000億円も支援の約束をスーチー女史にしたというのに、自衛隊の駆けつけ警護の予算には9億円すら出していない。この冷血さ、外面はよく日本国内には冷淡。
これでは自衛隊に申し訳ない。今の段階では慎重にならざるを得ないはず。産経の記事を転載する。
【駆け付け警護閣議決定】
安倍首相、南スーダン情勢「安全確保困難なら自衛隊撤収も」
安倍晋三首相は15日午前の参院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)を行っている南スーダンの情勢に関して「自衛隊の安全を確保し、意義のある活動が困難であると判断する場合は、撤収を躊躇(ちゅうちょ)することはない」と述べた。一方で「危険の伴う活動だが、自衛隊にしかできない責務を、しっかりと果たすことができる」と述べた。
政府は15日、南スーダンでの自衛隊の活動に安全保障関連法で新たに認められた「駆け付け警護」を加える実施計画を閣議決定した。首相は首都ジュバの治安情勢について「現在は比較的落ち着いている」としたが、「現地情勢について、緊張感を持って注視する」とも述べた。
★ 稲田防衛大臣視察も市内に出て視察していないというではないか。
稲田氏のお人柄はどうであれ、この方の胆力では不安で仕方がない。
安倍総理の「戦闘ではない」という言葉はどこから出てくるのか。
議論しようとすると「黙っていろ」という雰囲気なのか・・・。
「維新」議員での動画で人気の派手なA議員も、「日本のこころ」の元アナウンサー議員も、自民党に移った熟年Y議員も、なぜか自民党内閣にすり寄る発言が相次いでいる。
TPP賛成も然りである。(「維新」内では三宅博前衆議院議員がキッパリと安倍政権を批判しTPP反対意見を述べている。)
安倍総理は外面は満点、しかし国内には冷淡だ。
私は大変危険なものを感じている。
16日の「プライムニュース」で少し見たが、櫻井よしこ氏は安倍さんを激賞、ますます不安が増す。
誰が日本のことを護り、考えているのか・・・今の国会にはいないではないか。
また妄想の老舗「ホシュ」崩壊政治家は、講談のように死生観を昔の武人の名を出して書いている。
かつて日本を護る為に出征した若き兵士の胸中を思えば、国家としてできる限りの誠意をもって考えるのが筋であろう。
また、「トランプ氏」のこと一色でマスコミは報道している。
これも心配である。日本のために本来広く報道すべきことは何か、わからなくなっているようだ。(ベッラ)
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★ 本日はリスト作曲、「ためいき」をどうぞ。ピアノは巨匠クラウディオ・アラウです。
Claudio Arrau Liszt Trois Etudes de Concert S.144 III Un Sospiro