★ チャンネルAJIERの藤岡信勝氏のお話をどうぞ。
「TPP」に責任ある説明をしていない政府やマスコミ、これは当然のご意見です。
そして私は「保守」ならぬ「ホシュ」のおかしな論調も気になります。
それは「国の為」ではなく、カルト的な思想でかたまり排他的なのです。
これはまた書ける時期に書きたいと思っています。
今回の藤岡氏のご意見は言わなければならない視点でありかつ正論と思います。
『保守言論は死んだか?』藤岡信勝 AJER2016.11.7(7)
<走り書き>
TPPの国会通過について・・・全く本質的な議論が行われていない。
民主党政権の時の菅内閣がいきなりTPPという話を出した。
「尖閣」で有事があっても知らないぞ、というアメリカの脅しだったという話もあるが、「TPPが日本の国益に反するのでは」ということ、日本の新聞は朝日から産経まで全部賛成という状態。
関税その他米国(国際金融資本)の強い意志によってすすめられている。
このことの危険性は十分に認識されているはずだが、今、全くの「無風状態」で議論すら行われていない。
保守言論は本質的な議論をしなくなった・・・「安倍政権を潰し民主党政権時代のような政権になるのでは?」と。
一国の安全保障は防衛・防災・防犯・食料・医療などの領域があってそれは全部「日本の主権のもとに揃わないと安全保障ではない」という三橋氏の話の通りと思う。
国の根幹にかかわることで口をつぐんでしまう保守、TPPはどういう問題があるかということを野党には言ってほしかった。
野党の見苦しいパフォーマンスも不愉快。
なぜこの時期にあせって国会の中心テーマにしなくてはならなかったのか。
米大統領選挙でトランプ・クリントンともTPPにはネガティフである。流動的な状態の中で日本がTPPをあのような状況で決めなければならないのか。(以上・・・後半は有料なのでここまでとします。)
お知らせ・・・上記の動画の12分40秒から説明があります。
11月16日水曜日、19時から20時半まで。大阪ジュンク堂本店3階喫茶室でで西村正氏のトークとサイン会。
「司馬さんに嫌われた乃木、伊地知両将軍の無念を晴らす」刊行記念のトーク・サイン会
大阪市営地下鉄 西梅田駅 徒歩6分
JR東西線 北新地駅 徒歩4分
(まだまだ余裕がありますのでどうぞ皆様ご来場を、というお知らせです。入場料は無料です。)
乃木・伊地知両将軍の無能論に終止符。 司馬さんの超大作『坂の上の雲』で描かれている旅順要塞攻略の真相を明らかにしたいと、著者は真実追求の旅に出た。司馬史観を信じていた著者の一大冒険であった。戦いの現場に立ち、司馬さんが目にしなかった資料を含め、得た資料を読み解き、地図を描き、第三軍の動きを徹底的に追ってみた。歴史の真実は、決して乃木・伊地知両将軍は無能ではなかった。日露戦役後111年目の平成28(2016)年、歴史に新たな光を射しこんでくれる。
歴史小説とは言え、多くの読者は『坂の上の雲』を歴史の真実として受け止めているのではないだろうか。著者自身もその一人だった。しかし、少なくとも司馬さんが描いた旅順要塞攻略戦は、歴史の真実ではなかった。そのことを司馬ファンにもぜひ知って欲しいと著者は願っている。 (AMAZONより)
ブログのティールーム
★ 戦後、敗戦国のイタリアからなんと貨物船で来日し(飛行機が苦手)、日本の音楽界にその声の威力とヴェルディの劇的な音楽の威容を明らかにしたマリオ・デル・モナコ。
第二次世界大戦に従軍、復員後まもなくイタリアの威信をかけ世界最高のテノーレとしてスカラをはじめ世界を圧倒する。
これは二度目の来日でNHKのフィルムに保存されていたもの。
曲はヴェルディ『アイーダ』~清きアイーダ
Mario Del Monaco in Aida Tokyo 1961 "Celeste Aida"
あの3人(ドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラス)が束になってもかなわないスケールだった。
マスコミにもCMにも出演せず、日々オペラの為に全生活をかけた。
・・・リーナ夫人と。リーナ夫人は舞台に出る前に極度に恐怖感に襲われている夫を叱咤激励(と言えば聞こえはいいが)、
実際は「マリオッ!!」と叱り飛ばし、舞台に出した。
(近くでそれを見ていた当時日本側の練習指揮者だった岩城宏之氏の話)