★ この頃、「ホシュ」が「保守」を駆逐するようで苦しい日々だ。
そんな中で松井大阪府知事の「人情」は貴重。
松井府知事会見 玉木公約守れよ 橋下徹・丸山穂高仲直り
日本維新の会の松井代表「政治家は恐ろしい動物」
希望の党(代表・小池百合子東京都知事)の共同代表選に立候補している大串博志衆院議員が安全保障法制を「容認しない」と明言していることについて、日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は9日、「むちゃな話だ」と批判。「みんなで踏み絵を踏んでサインまでしたのに『知らん』と言うのは、政治家というか人としてちょっとおかしい。政治家は恐ろしい動物やなと思う」と述べた。府庁で記者団に語った。
松井氏は希望の共同代表選そのものについても、「小池さんが任命権者なんだから、堂々と指名したらよかった。小池さんが気の毒だ」と指摘。衆院選後に小池氏に電話したことを明かし、「『書いたもんも知らん、約束は反故(ほご)にする』という人は追い出した方がええんちゃいますかと言ったけど、小池氏は『うーん、大変なのよね』の一言だった。大変やと思う」と述べた。http://www.sankei.com/west/news/171109/wst1711090092-n1.html
・・・実に恥ずかしい「集団による小池いじめ」、調子に乗るな!!
★ 確かに大変だと思う、あれほど左右の(とりわけホシュを名乗る政治評論家)に、「これでもか」というほどしつこく袋叩きにされ、小池氏に対して「ここまで叩くか!」と反発を感じたほどだった。最近のホシュ系はおかしい。あの詩織さんに対する信じられない卑劣な行為をした山口というジャーナリスト?の「再起」を喜び祝う文を堂々と書くわ、「卑劣な行為」も「よい卑劣?」と「悪い卑劣」があるような分類、これもホシュ系の政治評論家は、詩織氏の「思想信条」によって叩き方が強くなる。最近、ホシュおかしくない?
松井大阪府知事とは直接お会いしたことはないが、今まで知る限り人情のある人だと思う。橋下氏が丸山穂高議員を「ボケ連発ツイート」でエスカレートし、丸山氏は維新を離党表明したが、松井氏は橋下氏にも反省を求め、橋下氏は丸山氏に詫びを入れ、また若い丸山氏も自分の至らないところを申し訳なく思うと答え、両者は了解したようだ。
「許容度のない世の中」となった日本、ひとつ違うとボコボコに叩いたり、ののしったり・・・。これでは「ホシュ」がチンピラのように思えて私はすっかり嫌気がさす。
教養高かった「次世代の党」(狡猾な「老舗偽ホシュ」という例外はいるが)に比べ、「維新はアホが多いから」という大阪の人の言葉を思い出す。この場合の「アホ」というのは「バカ」とは違って?「仕方ないなあ」という大阪の独特の表現も含まれていたのかなあと思う。
そんな中でやはり納得がいかないのが、吉村大阪市長がサンフランシスコ市慰安婦像について強く抗議した時に、なんと自民党・公明党・共産党が大阪市議会でそれに反対したことだ。口では色々言っているが、自民党自身「ことなかれ主義」に浸って来たのではないか、そして所属する議員の多くはリスクをとらない方針?で今までやってきたのではないか、ということだ。「維新」の支持者ではない私だが、今回の吉村大阪市長が四面楚歌になっていることに対し、政府は何もしないのか、吉村大阪市長を見殺しにするつもりか?と怒りをおぼえる。
今まで国連・ユネスコのこと等、あの軍艦島のことでも何も目立った抗議はない。こうしたことで「見て見ないふり」をしてなぜ外国に立ち向かえるのか?次回の選挙に「公認」されなかったら困るから?まさかそんなことはないだろうとは言えない。テレビはトランプ大統領やイヴァンカ大統領補佐官の来日は大きく取り扱うが、日本国内のことに関しては冷たい。
「尖閣」「竹島」のこともそうだ。ここは日本ではないのか?
北方領土についても、長谷川幸洋氏はプーチンに理解を求めるように書いていたが、「願望」としか思えないことは先のエントリにも書いた。どうも「ホシュ」がおかしい。本物の「保守」は四面楚歌に追い込まれる。リスクを恐れ「公認」を得られないことに敏感でその他大勢の中に隠れ、勇気のない政治家が多い。また評論家は勝手に「忖度」して競うようにはやしたてるしか出来ないのか、と残念に思う。吉村大阪市長を支援し、壊されないように護る必要があるので、私は私にできること(非力であるが)をする。
ブログのティールーム
本日はイタリアの作曲家、トスティの歌曲「もはや君を愛さず」
テノーレは戦前の大歌手、アウレリアーノ・ペルティレである。今の歌い手にはない激しい情熱をぶつけるようにして歌う。(1928年の録音)
Aureliano Pertile "Non t`amo più" Tosti