★ トランプ大統領の「ファーストド―タ―」なるイヴァンカ大統領補佐官が来日、マスコミは大騒ぎだった。
どんな色の服装だったとか夕食はどこで、などなど。もううんざりだった。
女優のようにキレイで、政治的判断力もあり、トランプ大統領を動かす「女神」のような取り扱いだった。
いったいこの女性の実力はどれほどのものかよくわからない。テレビでは大変美しく聡明で「良妻賢母」+「優れた政治的判断・実業家としてもすばらしい」という。
どこで食事をする、どこのホテルに宿泊する、なんてマスコミで報道してテロなど大丈夫かなア、って思ったりもした。そして続いてトランプ米大統領が来日予定。ここでの会談がどういうことになるのか、あの月刊誌「WILL」や「HANADA」の両方によく寄稿しテレビ番組「そこまで言って委員会」にもレギュラーの長谷川幸洋氏の話から一部転載したい・・・これも長谷川幸洋氏の「願望」なのではないか、と思いながら読んだ。以下長谷川氏の文。
日本は貸しを作るチャンス
安倍首相はプーチン大統領と友好的な関係を維持している。これまでそうだったように、トランプ氏は安倍首相を通じてプーチン氏の腹の中を探ろうとするに違いない。安倍首相が双方の橋渡しをできれば、トランプ氏に貸しを作ることもできる。
恩義を感じたトランプ氏は「ロシアから北方領土が戻ってきても、米国はそこに米軍基地を置かないと約束する」と言うかもしれない。そんな約束が得られれば、安倍首相はプーチン大統領との北方領土交渉で大きな駆け引き材料を手に入れる形になる。
つまり、今回の北朝鮮危機は深いところで日本の北方領土問題の行方にも関わってくる可能性があるのだ。朝鮮半島問題は東アジアの主要プレーヤーすべてを巻き込んだ戦後最大の危機である。危機を乗り越えられれば、功労者に対する報償も大きくなる。
一方、習近平主席とプーチン大統領の話し合いもこれからだ。金正恩氏を除去した後、北朝鮮をどうするかは中ロの出方にかかっている。米中ロ3カ国の駆け引きは始まったばかりである。
おっと、韓国を忘れていた。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領をMとしよう。
Tにしてみれば、Mなど「オマエはどうせ最後に勝った方につくんだろう。いまは黙って見ておれ」くらいの気持ちではないか。信用できないのだ。
どっちつかずでフラフラしているMのような小者に事態を動かす力はまったくない。(以上)
全文はこれをクリック http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53397
★ 長谷川氏は「こうだったらいいな」という願望に満ち溢れてお書きになったようだ。ロシアも決して甘くない。プーチンは冷徹である。長谷川さん、甘いですよ!!
なぜか日本の評論家は自民党政権を徹底的に批判する左派か、右派で長谷川さんのように愛情あふれる願望を書くか、国民のほうが危機を感じ取っているのではないかと思うほどである。
日本に核が着弾するかもしれない、ここまで日本は自国の危機を棚送りしてきたのだ。あまり悲惨なことは考えたくないが、「最悪のことを考えて最良の方法をとる」ことが必要だ。
前回も書いたが日本国内の「内争」は左派と保守の見解の相違などという問題以前に「保守ならぬホシュ」のとんでもない無責任な言動があること。そして「保守ならぬホシュ」の民度が低いという実情、教養なき乱暴なツイート(一部の政治家を含む)そして品位を欠く国内評論家の恥知らずな主張、・・・もうどこにも「保守です」と言えるだけの矜持などないではないか。
こんな時にイヴァンカ女史の美貌や少し前は「小泉進次郎」フィーバーなどで騒ぐ国情ではない。
疲れてブログ更新が遅れてしまいました・・・。
ブログのティールーム
こんな気分の時、ヴェルディ作曲「運命の力」~おお、君は天使の懐にいだかれて
テノーレはイタリアが誇ったフランコ・コレッリ、1956年録音
( La forza del destino ) Corelli - Giovane 1956 " O tu che in seno agli angeli "
Franco Corelli - canta " O tu che in seno agli angeli " dalla ( Forza del destino ) di Giuseppe Verdi. Orchestra della RAI
di Torino. Dir. Arturo Basile. 1956.
スペインによって滅ぼされたインカ王家の血を引くドン・アルヴァーロはスペインの貴族の娘を慕い結婚を願うが、許されるはずもなく、イタリアでの戦場を経て苦難の末に僧院に入る。しかし宗教は彼を救うものではなかった。忘れもしない美しい恋人を思い歌う名曲中の名曲。