★ チャイナは「天安門事件」をいまだに認めていない、日本メディアはどうか?
天安門事件と日本メディアのトリセツ(前半) 西村幸祐氏 AJER2019.6.8(1)
・・・天安門事件(怖ろしい)
香港は「天安門事件」を知っている。
香港の雨傘運動の指導者の一人、周庭さんのインタビュー記事(ニューズウィークから 6月17日)
この事件はきっかけの1つと思います。台湾は中国の一部という前提に納得できないので、今、(改正案が)可決されても台湾は(香港人容疑者を)引き渡さない、とはっきり言った。
可決されても、台湾からの殺人犯引き渡しは実現されない。
本当の理由は殺人犯の引き渡しではない、とみんなが思っている。
中国が好きじゃない人、中国に反対する人、人権を求める人、そして中国で商売をしたり、中国情報を持っている人に対して何か目的があるのではないか。私たちのような活動家だけではなく、中国の官僚と深い関係のある、中国で商売をやっている香港人や外国人をターゲットにするのでは、と思います。今回、財界やビジネス界が強く反対するのはその証しじゃないかと。
――当初、今回のデモに対して外務委員会で「(日本政府として)大声で叫べばいいというものではない」と答弁していた河野太郎外相が、先日ツイッターで「香港の友人として、最近の情勢を大変心配している」と、態度を少し変化させた。
改正案に対する立場をはっきり言ったわけではないが、「香港に注目している」とか「香港の友人として、最近の情勢を大変心配している」とツイートしてくれたのは香港人としてはありがたいです。
――欧米に比べて日本政府の対応は物足りない?
日本政府は自分の国民の人権と身の安全、自由と命のために何か言うべきだと思います。中国は法治社会ではない。
ルールを守らない政権で、勝手に罪を作りあげるのがとてもうまい。
中国で収監され、不可解な形で死んだ人もいる。自由や政治的な権利だけでなく、命の問題。
捕まって中国に送られたら帰れるかどうか分からない。
だからこそ、香港人だけではなく、欧米政府やEUが反対の声を上げている。
日本企業や日本人がたくさん香港にいるのだから、日本政府も反応しないとだめだと思う。(以上)
全文は・・・ https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190617-00010002-newsweek-int&p=2
・・・香港デモ 2019年6月16日
気になる「香港」最新のyoutube・・・
【頑固亭異聞】過去最大「香港デモ」と台湾の未来[桜R1/6/17]
・・・チャイナは諦めない。天安門と同じような事件が起こる可能性がある。(小山神奈川大学教授)
★ チャイナは決して手加減しない国だ。ところでG20に習近平主席が来日するらしい。トランプ氏が次のようなツイートをしている。
@realDonaldTrump
ブログのティールーム
巨匠エミール・ギレリスが弾くラフマニノフ作曲「ヴォーカリーズ」・・・大変美しい曲です。ギレリスならではの名演奏です。
Emil Gilels - Rachmaninov - Song No 14, Op 34 - Vocalise