ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

宮崎正弘氏「中国武装警察(第二軍)深圳に百数十両の軍用車再集結、そして心配なニュース、今日も北朝鮮が2つのミサイルを発射~もはや日常化している

2019年08月15日 | 政治

★ 香港の現状に深く憂慮している。事態はますます深刻化している。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」8月16日

ブラックスワン(黒い白鳥)は香港だった。あり得ないことが起きた

  中国武装警察(第二軍)、深せんスポーツ・スタディアムに百数十両の軍用車両集結

****************************************

 「トランプ大統領の香港問題への態度は微温的だ。もっと人道のもとる中国を非難すべきである」と連邦議会からの突き上げが激しい。「生ぬるい」と批判する代表格はペロシ下院議長だが与党議員も同調している。

 「われわれの情報機関に拠れば中国の武装した部隊が香港との国境付近に集結している。誰も怪我をしないように。誰も死なないように」とトランプ大統領がツィートした。

 香港騒乱の黒幕はアメリカの陰謀だと攻撃しているのは中国である。

香港國際空港を占拠し、結果的に1000便の欠航となった。中国は抗議の学生を「テロリスト」と呼び、軍事介入を示唆した。しかし学生が滑走路を妨害したわけでもなく、旅客の安全を理由に欠航したのは香港当局。これは手の込んだ嫌がらせで、抗議側を「悪」に印象づけるためである。

 一連の香港の騒擾は誰が黒幕か? 米国の資金は平和団体、人権団体に多少は流れ込んでいるが、この資金は抗議集会やデモ隊の資金ではない。クラウドファンディングで、匿名の資金が在米華僑からも流れ込んだのは事実だろう。

 現時点で判明している最大のスポンサーはジミー・ライ(頼智英)である。彼はリンゴ日報の社長だ。系列のアパレル店舗が放火されても、自宅に火焔瓶が投げ込まれても、ひるまずに中国共産党の悪政を批判し続ける。

 2019年7月8日、ジミー・ライは訪米し、ホワイトハウスでベンス副大統領、ポンペオ国務長官と面会していた。一民間人にこの厚遇は注目しておく必要がある。

 トランプ大統領は、14日夜に、それまで香港問題には曖昧な中立姿勢を堅持していたが、すこし変化がでた。

しかしロス商務長官などは、「香港のことは中国の内政問題だ」と発言しているほど、冷淡である。

 トランプ大統領は、変ロ長調。「習近平は偉大で賢い指導者だ。米中貿易関税の話し合いの前に、まず習主席は香港ファーストで、この問題を平穏に解決するべきだ」とツィートした。米中株式市場は荒れているが、日本の株安はとまらず、香港問題が心理的不安材料として大きく被さってきた。

 なにしろ「ブラックスワンは香港にいた」。あり得ないことが起きたのだから。やはり「香港がブラックスワンだ」(スティーブ・アイズマン)。

アイズマンはウォール街の投資家だが、2008年にサブプライムローンの破綻を予想したことで知られる。ウォール街の大暴落と金融再編という大波乱に至ったのは、サブプライムというブラックスワンだと示唆した。

 ▲次は18日(日曜日)が合い言葉。日本政府、海外渡航に注意喚起へ

 香港の学生や若者が、ボランティアで、自らの小遣い銭を使い、何を求めて抗議するのか。利害を超えた行動を全体主義を報じ、自由を踏みにじる中国共産党には理解できない。人民は支配するだけの対象だから、香港の若者が「自由」とか「民主」という価値観を共有し、中国共産党に挑戦してきたことを理解できないのである。世界の指導者も大きな関心を寄せ、ドイツのメルケル首相は習近平に「自制」を強く促した。

さて次ぎに何をやらかすか、場所は何処か。なにしろSNSで連絡し取り合っている香港の抗議行動参加者には強いリーダーが不在である。しかもデモ隊の指揮系統は整合されておらず、黒幕も不在、リーダーの組織統一が出来ず、参加者の行動を末端まで制御出来ていない。だから一部が暴走する

週末から18日(日曜)にかけて学生、若者はまた新しい取り組みに挑戦する。そのとき、中国が介入するか、しないか。

まだ香港からブラックスワンは飛び立たちそうにない。(以上)

   ◇◎□◇み◎◇◎▽や◇◎▽◇ざ◇◎▽◇き○□◎▽ 

 追加・・・宮崎氏が読者の質問に返信された文から
・・・2020年度の大統領選挙対策が濃厚に絡み始めました。
対中国政策もトランプは国内景気を睨み、選挙区への梃子入れ重視になり、中国はトランプの選挙のアキレス腱を狙い撃ちするでしょう。

トランプの戦略はまだ焦点が絞られていません。というのも、バイデンが相手と決まったわけではないので。いまのところ、バイデンより左翼の候補者がなったほうがトランプには有利なので、さかんに極左を非難し続け、民主党が左傾化して国民から離れるように仕向けてはいますが。。。。(以上)



 私の心配・・・北朝鮮からマスコミがいうところの「飛翔体」が今朝も2つ発射、これネットでは「からかい」のコメントが並んでいるが、私は心配している。

北は南に向けているのか、それとも北京?日本に向ける時は南北統一の時が一番危ないような気がする。
もうネットのコメントも「強がり」のからかいはやめたほうがいい。真剣に心配するべきだ。
それにまだレーダー照射の件は謝罪もされていない。この「韓国の精神状態」は、新たな「慰安婦像」を日本大使館前に置く、ということからして「異常」である。

それともうひとつは「朝日新聞」の問題だ。国内向けと英語で報道される「国外向け」が違うということである。
これについて「国会」に呼んでもいいのではないか。もうとっくにすべきだった。国民はこのことを知らない。

香港の人たちが中国に暴力を振るわれ、ひどいことになっているが、それをやめないのは「ここで引けば隷属の道」と命がけなのだ水島氏が述べていたように、
香港人は絶対に引けない、将来の子孫の為にも引くに引けないのだ。

それに秋には中国政府の副首相を天皇陛下即位に招待し、来春には習近平を「国賓」として招待が決まっている。
普通の神経では考えられないことだ。香港の件でも世界が注目している。
また中国政府は「靖国神社」のことで軟化した態度を示しているという。「尖閣」周辺にも漁業をしないように通知している。
中国と日本の裏約束に何があるのだろう。世界の視線は日本に対する敬意はないだろう。

また靖国神社150周年に安倍総理も参拝しなかった、閣僚全員が参拝しなかった。天皇陛下のおことばに「反省」が多く・・・これはどういう意味になるのか。
考えがまとまらず、心配ばかりが増す。

そしてあのポピュリズム2党に「傾倒」?していく人が増えている。きっと内容が「わかりやすい」「身近なこと」だからであろう。
日本人の民度が落ちている。いろんな意味で・・・。家庭・教育・地域が力を失っている。
大人の引きこもり・家庭内暴力や殺人など、普通でない。

★★ なお、韓国に対しては・・・「日韓交流おまつり 2019 in Tokyo」の開催が決定されている。

 

■イベント情報
「日韓交流おまつり 2019 in Tokyo」
開催概要(予定)
日時 :9月28日(土)~9月29日(日)11:00~20:00
会場:日比谷公園 大噴水広場・第2花壇(東京都千代田区日比谷公園 1)
入場料:無料

主催:日韓交流おまつり2019実行委員会
特別協力:文化庁
後援:日本側 / 外務省、独立行政法人 国際交流基金、一般社団法人 日韓経済協会、公益財団法人 日韓文化交流基金
韓国側 / 外交部(駐日本国大韓民国大使館、韓国国際交流財団)、文化体育観光部(韓国観光公社)、農林畜産食品部(韓国農水産食品流通公社)財団法人 韓国訪問委員会、在日本大韓民国民団、駐日韓国企業連合会、
一般社団法人 在日韓国商工会議所、東京韓国商工会議所、OKTA TOKYO、一般社団法人 在日韓国農食品連合会、在日本韓国人連合会、一般社団法人 在日韓国人貴金属協会 http://www.nikkan-omatsuri.jp/

民間のことかもしれないが、日本政府がかなり入っているのもあまり愉快ではない。

ブログのティールーム

本日はスメタナ作曲「わが祖国」をどうぞ。カラヤン指揮、ベルリン・フィル・ハーモニーの演奏です。
モルダウ・「我が祖国」より

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市丸利之介中将「ルーズベルトに与うる書」、三宅博先生「世界の混迷とその後」

2019年08月15日 | 政治

8月15日、大型台風の来る夜明けに、この動画を視聴しておりました。

市丸利之介中将「ルーズベルトに与うる書」



日本海軍市丸海軍少将が 「フランクリン ・ルーズベルト」 君に書を宛てる。

私は今、我が戦いを終えるに当たり一言貴方に告げることがある。

日本国が 「ペルリー(ペリー)」提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶようになった時より約百年の間、国の歩みは困難を極め、自ら欲しないにも関わらず日清戦争、日露戦争、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸にも貴国と交戦することになった。  そして貴方は我々を、あるいは好戦的国民であるとし、あるいは黄禍論を用い貶め、あるいは軍閥の独断専行であるとする。

思いよらぬもの甚だしいと言わざるを得ない。  貴方は真珠湾攻撃の不意打ちを理由に対日戦争(大東亜戦争) 唯一の宣伝資料とするが、そもそもにおいて日本国が自滅を免れるためこの行動に出る他ないという程の窮地にまで追い詰めたような諸種の情勢というのは、貴方の最も熟知するものであると思う。

畏れ多くも日本天皇は皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養成(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三鋼(秩序)とする八紘一宇(天下を一つの屋根の下に)の文字によって表される皇謨に基づき、地球上のあらゆる人間はその分に従い、その郷土においてその生を生まれながらに持たせ、それによって恒久的平和の確立を唯一の念願になさったのに他ならない。

これは 「 四方の海皆はらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ 」 (意訳:人は皆家族であるのに、なにゆえ争わねばならないのか) という明治天皇の御製(天皇の詩)は貴方の叔父セオドア・ルーズベルト閣下が感嘆したものであるが故に、貴方もよく熟知しているのは事実であろう。

私たち日本人はそれぞれ階級を持ち、また各種の職業に従事するけれども、結局はその職を通じ皇謨、つまりは天業(天皇の事業)を翼賛(補佐)しようとするのに他ならない。

我ら軍人は交戦を以て天業を広めることを承るに他ならない。

我らは今、物量に頼った貴方の空軍の爆撃、艦隊の射撃の下、外形的に後ろへ退くもやむなきに至っているが、精神的にはついに豊かになり、心地ますます明朗になり、歓喜を抑えることができなくもある。

この天業翼賛の信念が燃えるのは、日本国民共通の心理であるが、貴方やチャーチル君は理解に苦しむところであろう。

今、ここに貴方達の精神的貧弱さを憐れみ、以下の一言を以て少しでも悔いることがあれば良いと思う。

貴方達のなすことを見れば、白人、とくにアングロサクソン(アメリカとイギリスの主な民族)が世界の利益を独占しようとして、有色人種をその野望実現のための奴隷として扱おうということに他ならない。

この為に邪な政策をとり有色人種を欺き、所謂悪意の善政を行うことで彼らを喪心無力化しようとしている。

近世に至り日本国が貴方達の野望に抗し有色人種、特に東洋民族を貴方達の束縛より解放しようと試みたところ、貴方達は少しも日本の真意を理解しようと努めることなくただ貴方達に有害な存在となし、かつて友邦とみなしていたにも関わらず仇敵野蛮人であるとし、公然として日本人種の絶滅を叫ぶに至った。 これは決して神意にかなうものではないだろう。

大東亜戦争によって所謂(いわゆる)大東亜共栄圏が成立し、所在する各民族はわれらの善政を謳歌しているから、貴方達がこれを破壊することが無ければ、全世界にわたる恒久的平和の招来は決して遠くは無いだろう。 貴方達はすでに成した。  十分な繁栄にも満足することはなく数百年来にわたるあなた方の搾取から免れようとするこれらの憐れむべき人類の希望の芽をどうして若葉のうちに摘み取ろうとするのか。 

ただ東洋のものを東洋に返すに過ぎないではないか。 

あなた方はどうしてこのように貪欲で狭量なのか。

 大東亜共栄圏の存在は少しも貴方達の存在を脅威するものではない。  むしろ世界平和の一翼として世界人類の安寧幸福を保障するものであって、日本天皇の真意はまったくこれに他ならない。   このことを理解する雅量(器)があることを希望してやまないものである。

翻って欧州の事情を観察すると、また相互無理解に基づく人類闘争がいかに悲惨であるかを痛感し嘆かざるをえない。   今ヒトラー総統の行動の是非を云々するのは慎むが、彼の第二次欧州大戦開戦の原因が第一次欧州大戦の終結の際、その開戦責任の一切を敗戦国ドイツに押し付け、その正当な存在を極度に圧迫しようとした貴方達の処置に対する反発に他ならないということは看過できない。

貴方達の善戦によって力を尽くしてヒトラー総統を倒すことができたとして、どうやってスターリン率いるソヴィエトと協調するのか。   世界を強者が独専しようとすれば永久に闘争を繰り返し、ついに世界人類に安寧幸福の日はないだろう。

あなた方は今世界制覇の野望が一応、まさに実現しようとしている。あなた方は得意げに思っているに違いない。  しかし貴方達の先輩ウィルソン大統領はその得意の絶頂において失脚した。

願わくば私の言外の意を汲んでその轍を踏まないで欲しい。    市丸海軍少将 




この絵はベラ・チャンネル女史が作成されたものです。三宅先生がご生存されている時に、私が許可を得て転載させていただきました。


 次の文は三宅博先生がお亡くなりになる半年前にお書きになった文です。

ー 天衣無縫 三宅の一刀両断!ー
世界の混迷とその後
過去500年間の武力による植民地争奪戦、白人による有色人種からの富・資源の簒奪と、
虐殺行為の恐怖による支配は75年前に始まった日本の戦いによって終焉に向かった。
その後は共産主義と自由主義の思想対決も25年前に終止符を打った。
主義思想の闘いも結局は身にまとう衣服の違いであって、その中身といえば結局はどちらが効率的に経済的成果を挙げ、
軍事力を充実させるかの戦いが本質ではなかったであろうか。
その結果によって米ソのどちらが国際的支配力を高めるかの闘いであったのだろう。
この表面的な思想戦も幕を閉じ、それに代わる主に宗教を先兵とする新たな戦いが始まり、
文化の相違もそれに拍車をかけているのであろう。

しかも過去500年の白人たちが積み重ねてきた過去の罪業が今は彼らの国々に降りかかってきている。
言ってみれば因果応報の顕現であり、自業自得の理そのものである。
それでは混迷する現代を待ち受ける近未来はどのような姿で我々に立ちはだかるのか考えなければならない。
核兵器を含む武力による支配が決定力を欠き、様々な主義思想も影響力が大幅に低下した。
各々の宗教による戦いもその優劣が見えないばかりか大きな混乱をもたらすばかりだ。
そして経済もその内在する欺瞞性ゆえに常に瓦解する危険性と共にある。
原理・道理を無視した経済は常に崩壊と背中合わせにあり、中国経済の崩壊がそのきっかけを作ることになるであろう。
軍事・経済・宗教・民族・言語・文化が支配力と求心力を失い、
それらが幾重にも複雑に絡み合う混迷の世が世界を覆ってきている。
言ってみればそれぞれの分野で群雄割拠する世界的戦国時代の世の中になりつつあるのだ。

しばらくは新たな秩序が現れるまで生みの苦しみを味わわなくてはならない。
ではその後、何が世界の黎明となって夜明けに繋がるのであろうか。
ここに日本の使命があると確信する。
それは我が日本民族が紡いできた慈悲の世界であり、和による協調の世の中である。
最も尊い国家と民族が最も過酷な使命と試練を背負わざるを得ないのではないか。

日本の真の自立と世界に対する牽引力がなければ世界の混乱は悲惨なものになりかねない。
一刻も早く日本の覚醒と自立が待たれる所以である。(以上)
                                    前衆議院議員 三宅博



ブログのティールームは休みます。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする