ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

中村逸郎氏「反プーチンの流れの予想、求められるのは一刻も早い停戦」/ウクライナがロシアの艦船を撃沈、ロシアは「火事」と否定するもキーフにミサイル攻撃/ロシアの芸術家が語る「本当のロシア」

2022年04月17日 | 政治

★本日はブログ2つ書きました。
ひとつ前のは前ウクライナ大使の「倉井高志」氏の文です。
二度にわたり、ウクライナ大使を務められ、その時のことを項目ごとにまとめられています。
倉井高志前ウクライナ大使の毅然たる説明は「馬淵氏」とは全く違います。(資料) - ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫ (goo.ne.jp)

アウトドア、、「TOM 00 KYIV 996 DESIATYNNA CHURCH KYTV 1011 ST.SOPHIA'S CATHEDRAL KYIV 1070 VYDUBYCHI MONASTERY KYTV 1108 ST.MICHAEL'S GOLDEN-DOMED GOLDE MONASTERY MOSCOW 996 MOSCOW 1011 MOSCOW 1070 MOSCOW 1108」というテキストの画像のようです

 では本日のブログ記事です。
政治的発言力が強い新興財閥「オリガルヒ」も動き出した。

ロシア政治に詳しい筑波学院大学の中村逸郎教授が話す。


「ロシア最大のアルミニウム製造企業『ルサール』が反戦を表明したのを発端に反プーチンの流れが拡大しました。
私は石油最大手『ロスネフチ』の社長・イーゴリ・セーチン(61)が次の指導者に担ぎ上げられると思います。
彼は『ルサール』のオーナーであるオレグ・デリパスカ(54)と並ぶ側近中の側近。プーチンですら意見できない人物です。
’80年代からプーチンの私生活、政治活動を支えてきたので、プーチンの秘密をすべて握っている。
ロシア経済は西側諸国の制裁で壊滅状態。軍も『FSB』もカネがありません。

経済を立て直す手腕があるのは現状、セーチンだけ。経済制裁を解くための欧米とのつながり、交渉カードを持っているので、ボルトニコフやショイグはセーチンに従うほかないのです」
誰が権力の座に就こうと、求められているのは一刻も早い停戦だ。

画像

露軍、首都キーウを空爆 巡洋艦沈没の報復か、ウクライナ・ロシアの戦争のコメンテーターには軍事の専門家が必ず出演しています。
ミサイル命中の“巡洋艦モスクワ”沈没でロシア側の報復は?(2022年4月16日)



専門家は今回のウクライナが行った巡洋船「モスクワ」をウクライナ側が沈めた、というが、なぜかロシア側は「火災で沈んだ」と主張する。では「報復」はないでしょうね、と普通は思うがそうではなかった。

えっ、ロシアは「モスクワ」号は火事って言っていなかった?
なのにどうして「ネプチューン」を作っている工場を爆撃したの?

ロシア国防省は16日、15日夜から16日未明にかけ、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の装甲車両の生産設備と南部ミコライフの軍事修理施設をミサイル攻撃で破壊したと発表した。一方、キーウのクリチコ市長は同日午前、市内が空爆を受けていることを明らかにした。被害状況は確認中という。巡洋艦「モスクワ」の沈没などを受け、露軍が首都攻撃を再開した可能性がある。

米国防総省高官は15日、露政府が14日に沈没したと発表したロシアの黒海艦隊旗艦モスクワに関し、ウクライナが発射した最新鋭対艦ミサイル「ネプチューン」2発が沈没前に命中していたことを確認したと明らかにした。ロシアは火災を起こして沈没したと主張し、攻撃を受けたことを認めていない。

全文は 露軍、首都キーウを空爆 巡洋艦沈没の報復か - 産経ニュース (sankei.com)

See the source image
ネットより・・・このヘアスタイル、どこかの将軍様では?顔はプーチン大統領ですが・・・

「プーチンはウクライナ人を殺し、同時にロシアも殺している」
・・・ロシア人作家が語る“本当のロシア”とは【報道特集】

ロシアのウクライナ侵攻を受けて国外に移住しているロシア出身の著名人たちが立ち上がった。活動名は「本当のロシア」。
中心メンバーのひとり、世界的に知られるロシア人作家で歴史家のボリス・アクーニン氏が報道特集の取材に応じた。
アクーニン氏が語った“本当のロシア”とは。
■「プーチンはウクライナ人を殺し、同時にロシアという国も殺している」
ロシアのウクライナ侵攻後に立ち上がったウェブサイトがある。
タイトルは「本当のロシア」。ウクライナ人を支援する募金活動などを行っている。呼びかけているのは、学者、作家、芸術家、ジャーナリストなど国外に移住しているロシア出身の著名人たちだ。
「本当のロシア」設立者・作家 ボリス・アクーニン氏: 私たちのやるべきことは、ウクライナ人を危機から救い、支援することです。
ボリス・アクーニン氏は世界的に知られるロシア人作家で歴史家でもある。
また大学時代から日本文学を研究し、三島由紀夫作品などの翻訳も手掛けてきた。その功績から2007年に野間文芸翻訳賞を受賞。
アクーニンというペンネームは、日本語の「悪人」からとったものだ。
現在、イギリスで暮らすアクーニン氏に話を聞くことができた。
膳場貴子キャスター: ロシア人としてこの事態をどう受け止めている?
アクーニン氏: 2月24日以降、ずっと悪夢を見ているような気がします。プーチンはウクライナ人を殺し、それは同時にロシアという国も殺しています。ロシアはもう致命傷を負っていて、破滅の運命にあると思います。 2012年、議員選挙での不正を発端に、ソ連崩壊後のロシアでは最大規模の反政府運動が巻き起こった。アクーニン氏もデモに参加するなど、反プーチンの姿勢を示してきた。
その2年後、ロシアがクリミア半島を併合。その年、アクーニン氏は祖国を離れた。
アクーニン氏: 隣国の領土の一部を奪って喜んでいる国で私は暮らしたくないと思いました。

■「本当のロシア」活動の真意とは…「プーチンを倒せるのはロシア国民だけ」
そして今回、再びウクライナに侵攻したロシア。ロシアの人々は、政府のプロパガンダに支配されているため国外にいる自分たちが行動しなければならない、それが「本当のロシア」という活動だとアクーニン氏は語る。
アクーニン氏: 本当のロシアはプーチンではないということを伝えなければいけません。
本当のロシアは戦争反対、独裁反対の国なんだと。それが役割だと思っています。国外にいるロシア人から“本当のロシアの支部を作りたい”という声もたくさん届いています。何かしたいというのは我々の共通の思いなのです。 ロシアの侵攻後、国外に脱出するロシア人が急増している。
移住者を支援する団体の調査では、すでに30万人以上のロシア人がジョージア、アルメニア、トルコなどへ向かったという。平均年齢は32歳。ロシアでは若者の大量流出が起きている。
アクーニン氏: 30万人が国外に脱出したことを喜んでいます。この人たちが我々の仲間に加わりました。ロシアを自由な国に導く手助けをしてくれるでしょう。 その一方で、ロシア国内にいる人たちが行動を起こさなければ事態は変わらない。彼らとの連携が今の課題だという。
アクーニン氏: プーチンを倒せるのはロシア国民だけです。私たちが目指しているのは、ロシア国民に理解してもらうために彼らと対話することです。彼らを私たちの仲間に引き入れたいのです。しかし残念ながら、これがとても難しい。そのためには、新たな仕組みや手段を見つけなければいけません。今、それを検討しています。
膳場キャスター: 国外のロシア人を中心に政治体制を変える、革命を起こそうとしているが、また血が流れることにならないか?
アクーニン氏: 残念ながらそれは避けられないと思います。血を流さずに今の政府は出ていかないというのは明らかですから、その結果、ロシアという国が新たに数か国に分裂すると思います。非常に困難なプロセスになるでしょう。もしかしたら内戦になるかもしれない。でもどうしようもありません。この国は重い病気に冒されています、致命傷を負っています。それは事実ですから。

■「プーチンのロシアと本当のロシアは違う」日本人に伝えたい想い
膳場キャスター: プーチン大統領に言いたいことは?
アクーニン氏消えてくれ。
膳場キャスター: 日本人に向けて、ロシア人としてどんなメッセージを伝えたいですか?日本語でお願いできますか?
アクーニン氏日本人の方々に言いたいと思うのは、皆さん、プーチンのロシアと本当のロシアは全く違うことだと覚えておいてください。
本当のロシアは、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフの国です。プーチンの国ではありません。明日はプーチンがなくなります。
“本当のロシア”は残りますよ。是非よろしくお願いします、本当のロシアを。 (報道特集 4月16日放送) 

「プーチンはウクライナ人を殺し、同時にロシアも殺している」ロシア人作家が語る“本当のロシア”とは【報道特集】 (msn.com)


プーチンを「光の戦士」なんて誰が言うの?
探してもそんな画像なかったので熊さんに乗った?写真を。そして美しかったウクライナがこんなに壊されて。

  CGではない。


 では人気の百田尚樹氏の「新版・日本国紀」の連載です。

百田尚樹の新版・日本国紀# 45《平安時代編》第16回「現代人をも恐れさせた怨霊」





ブログのティールーム


イタリアの祖国統一戦線を勝ち抜いた英雄、ガリバルディ将軍の凱旋を祝う、歌唱はイタリアが世界に誇った名テノール、
カルーゾの前にカルーゾなし、カルーゾの後にカルーゾなし、戦後まもなくの名歌手であるデル・モナコ、コレッリ、ベルゴンツイらはカルーゾを敬愛し、
イタリアの名誉とし、その歌を聴いて学びました。1918年9月録音。

Enrico Caruso: "Inno di Garibaldi" - former National Anthem of Italy






コメント (4)
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