早速アマゾンに昨日発注今朝届き午後から一気読みで2時間で読了した。
馬淵元大使はその持論として2022年ロシアのウクライナ侵攻におけるブチャの虐殺は、「あれ、虐殺したのはウクライナの軍、警察当局、治安当局ですよ」と発言し、ウクライナのブチャで見つかった多数の民間人の遺体をめぐっては、ロシア側が「ロシア軍が掌握していた間、暴力行為に遭った住民は一人もいない」と主張しているから驚きだ。
いわゆる陰謀論というのは、まさに病的なパラノイア現象であることが多い。報道やニュースなどの断片を捉え、自分なりの筋書きを作りそれに固執する。歴史的には<ユダヤの陰謀><パールハーバーの陰謀>などなど陰謀論(*)が跋扈するが、特有なのはこの人たちの取り憑かれたような病的な陰謀論。例えばプーティンが、お粗末にも<ネオ・ナチ退治>というエキゾティックでエクセントリックなプロパガンダなどまさに<裸の王様>的発言でこれほどロシアという国の大衆がこんなスローガンに乗るレベルだということだろうが、そんな中でこの馬淵元大使の上記発言はまさに暴論といえよう。
日本人は相手が外国人であろうと日本人と同じような感性で義理人情やらモラルが通用すると言う間違いをいつもいつもどこの国にも間違いを犯しているのだ!
京都大学には良い意味での反骨精神はあるが、ほとんど同数の人格破綻型も多いことは事実だ。(爆笑)
新党討論SP!参政党vs新党くにもりで激論!原発再稼働、経済政策、核保有、移民問題、憲法改正など 山岡鉄秀×神谷宗幣×松田学×本間奈々×安藤裕【新党討論SPECIAL】6/15水13:00~15:00
ふたつの「新党」の対談、「くにもり」の本間奈々さんは(ひとつのことを除いて)シンがしっかりしている。
気になったのは「サンセイ党」には、統一教会も創価もいるのでそれを「宗教」とし、排除はしない、政党に宗教からの献金は受けない、という。
しかしそれは「理想」を語っているにすぎない。
統一教会は明らかに外国の勢力である。もしそれらを「宗教」として受け入れるなら、そうした人たちは「ス〇イ」として入ってきているに気が付かないのではどうしょうもない。ヤワなこの人たちに太刀打ちできる内容ではない。「宗教」として受け入れるなら、必ず党の中に入り込み、拠点を外国にも置く宗教勢力の「支店」となるだろう。
何でもコントロールできるように神谷氏はいうが、それだけの「力量」が彼にあるとは思えない。氏も統一教会等に親しいということもいわれている。
疑問に思うのだが「サンセイ党」の熱狂的な街頭演説も「日の丸」の旗が全く見られないのはどういうことか?
また松田氏はなぜか「とんでもない早口」であるが、内容は薄い。自民党内の元「次世代の党」の議員がいるので連携する、というが、その元「次世代の党」にいた議員も全部が正しいわけでなく、自民党で次の選挙の公認その他で、安倍派に擦り寄ったりしてきたのを見てきた。その露払いをしてきた恥ずべき議員もいるし、口先だけは勇ましいが実践する気がない議員もいる。
甘く考えている、というよりも「言い逃れ」である。
「憲法改正」についてはどちらも二の足を踏んでいる。それについては私もよく理解できる。
保守層が「憲法改正」すれば全部魔法のようにうまくいく、という幻想を信じ切っているのが痛々しい。
それを命をかけて立ち向かうウクライナとは違う。日本の場合は先の大戦で「精神論」で無理をして戦い多くの犠牲を出した、そして原爆二か所、東京大空襲をはじめ各地に大きな空襲もあり、国民が二度と嫌だと思うのも無理はない。「誰かが戦争に行く」と客席から見ているような考えではダメだ。自分自身は戦場で戦えるのか?そして家族や友人、病人や子供はどこに避難すればいいのか?段階を踏んで考えていない。軍部の失敗が長く尾を引いていることも見て見ぬふりをしてはならない。
今の日本は「憲法改正」すればうまくいくというものではない。大変難しい問題なのだ。(男女平等・・・諸外国は女性も兵士になっている)
「愛国心」だけでは戦えない。
何度も言うが(この対談でも言うべきなのに触れていないが)、戦争になった時に国民を護ろうとする考えはあるのか?
西欧は「永世中立国」のスイスでも外国が攻めこんできた時に、シェルターが100%以上ある。この話も出ずに何が防衛か?
悲しいことだけれど「机上の空論」に終わりそうだ。しかし捕虜になるのもいやだ。ではどうすればいいのか?
経済の話はこの前までいた「安藤氏」が正しい、松田氏は「松田プランがある」というが、こんなことで「松田」と名付けるのか?
彼はなぜかどんどん早口になる。自信がないのだろう。早口は人にじっくり聴かせようという姿勢ではない。気がヨワイのかも?
「水道民営化」は「今は反対している」とサンセイ党はいうが、このような国民の生活に直接かかわることに「今」も「昔」もない。
胡散臭さはぬぐい切れない。街頭演説も政策でなく「出し合い話」でしかない大衆忖度の姿勢、そして気味悪い「陰謀論」(これはチャンネル桜もそうだが)は、情けない。
問題は「ロシア」の件だ。これは本間奈々さんもダメ。・・・まさに「ロシアフレンド」だ。
安藤氏も「ロシアとウクライナには歴史的な事情がある。それを知っていろいろ認識をして、日本の領土を護るべき」
松田氏「ロシアは確かに国際法違反をした、しかしロシアをこのようにさせた国がある」という。「どっちでもない、私たちは日本派だ、感情論になるのでない」
神谷氏「岸田政権がロシアを敵にした。ウクライナに物資を送ってしまった。それで北海道までもとはロシアの領土だ、と言い出した」という。
この人は本当に何もわかっていない。ロシアがこうなったのは岸田政権のせい?
日本はロシアに国際秩序を護るべきと言っているだけであり、武器は送っていない。それもわからずこのような低脳力な話をするようだったら、今まで通り、サンセイ党には賛成できない。
「くにもり」の本間奈々氏、チャンネル桜の水島氏がウイグル出身の女性を参院選に立候補させたことを「賛同」していたようだ。
しかも水島氏は日本人候補者を下げてまで。ウイグルへの中国のジェノサイドは絶対に許せないし、国際的にも手を組んで非難すべき。
しかし、選挙は「日本人の為の日本人による選挙」である。線引きは厳しくしないとならない。
よって「くにもり」も却下だ。・・・これは譲れない。 本間奈々さんはこれに妥協したのは違うだろう。日本人候補者をおろしてまで、というのでは本末転倒だ。
本間奈々さんは「中国と戦おうとする人は日本人以上に日本人ですよ」というのはイデオロギーの暴走だ。
(以上、個人的な感想)
★ 百田尚樹氏の「新版・日本国紀」連載です。
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