前回のブログで「尖閣」周辺の海に中国が自衛隊機に撤退を・・・というニュースで、すぐに長崎純心大学准教授の石井望先生に連絡し、転載のご許可を得ました。石井先生に感謝!!
さっそく尖閣問題の第一人者である学者の石井望先生に連絡をとりました。
石井先生はこのように書かれています。
>自民の高村氏が五年前の總裁選での尖閣談合を曝露。
尖閣談合の噂は私も隨分聞かされてます。私の立場で耳に這入らぬはずもないし、歴史研究そのものに反對する退役自衞官や、國際政治と歴史の分野爭ひめいたもの、全て經驗してます。どの筋であれ、談合の主張は歴史を理解しない淺はかな人間だけが言ってます。要するに談合です。
自民黨は談合だけして、公約撤囘を説明しなかった。國民を騙した。常駐しない理由をきちんと論戰で國民に説明する態度ではない。きちんと論戰する場合、歴史が主役になります。
そして本日はこのようにお書きになり、なんだか笑いがこみ上げてきました。
そして先ほども新しいポスト(旧ツイート)を発見しました。これは政治の現状にも当てはまりますね。彼らは自尊心が高過ぎて傲ってるのでなく、 自尊心を棄てて何者かに媚びてるだけです
ブログ主・・・コロナ前までは石井先生の講演会はよく参加していました。東京・博多・長崎・沖縄などです。そして三宅博先生に資料を持ち帰り、石井先生の著作も三宅先生はお読みになり絶賛されていました。
あの貴重な「尖閣マニュアル百題」です。
決して真実を曲げることのない「学者魂」に敬意を払っておられました。
無知無学な私は、石井先生のブログを拝見して、歴史の勉強もしている気分です。何しろ私は音楽家であり、歴史の基礎基本がないので、無料で勉強になる、と喜んでいます。
では最近の石井先生のブログから・・・
聯と連の差異
と、聯合を言ひ、また宋人が前漢の軍制を論じて「連兵數年にして邦本搖らがず」
https://img.kanripo.org/general/skqs/wyg//WYG0942/WYG0942-0620d.png
★ 説文解字とは・・・中国最古の漢字字書。もと15巻。後漢の許慎の著。漢字9353、異体字1163を540部に分けて収め、六書 (りくしょ) の説によって、その形・音・義を解説したもの。説文。
連合(連合)・連年(毎年)
★ 古今字とは古今の同字別體。聯と連を使ひ分けるのは多分南北朝あたりから。「聯句」など。使ひ分けは、もしかしたら字形イメージかも知れない。聯は耳を除けば左右に並列。連は之繞(しんねう)で道が通じて連なる感じ。だから樹理が通じて連理の枝。
聯と連の差異 : - 尖閣480年史 - 今古循環、愚智往復 480 years history of Senkakus (blog.jp)
上記のリンクは石井望先生のブログです。
石井望先生のプロフィール
1989年、京都大学文学部中国語学中国文学科卒業。1993年、蘇州大学中文系研究院(大学院)修了。2000年、同研究科博士課程学修退学。
2001年、長崎総合科学大学講師。2008年、長崎純心大学講師。2009年より長崎純心大学比較文化学科准教授(漢文学専攻)。後に比較文化学科は他学科と統合改称し、文化コミュニケーション学科へ改称。同学科准教授(アジア専攻)。海洋政策研究財団内島嶼資料センター島嶼資料調査委員。
「尖閣の歴史」を世界有数の大学で講演(北京大学・香港大学・オックスフォード大学その他、北欧やアメリカの大学)そして著書も好評。
ブログのティールーム
イタリアに数十年ぶりにあらわれた真のリリコ・スピントのテノール、トッマーソの録音風景。
プッチーニ「トゥランドット」~誰も眠ってはならぬ
コレッリ以降、重量級の声のテノール出現です。
Puccini: Turandot, SC 91, Act III - Nessun dorma