父の定期検診、医師に褒められる！血液検査も異常なし。

今週の月曜日、朝早くからＳ病院に定期検診に父を連れて行った。
すぐに血液検査があり、結果が出てから診察なので一時間待たされた。
その間、父は上機嫌で大きな声で「さ～らば、ラバウルよ～♪」と歌いはじめた。
ナースの方たちは笑いだし、私は他の患者さんに迷惑なので父の口を押さえると、わざともっと大きな声で歌いだした。

歌はまるまる一時間、たっぷり息を吸って大声で歌う。
実に楽しそうな父。こんなのは初めてである。（恥ずかしい）

そして診察室に入ると医師が「血液検査の結果、大変よろしい、血液はサラサラ、内臓もいいし、糖尿もない。
酸素濃度も良好です。よくがんばったね」と誉めて下さった。
父は「もう、帰る」と言い、医師は「これでおしまいだからね」って優しく答えて下さった。
「食欲はどうですか」「たくさん食べます」「いいね、この調子で暮らしてね」と言われ、お礼を言って診察室を出る。
家に帰るとニコニコして歌を歌い、上機嫌だった。

こんなにいつもゴキゲンだったらいいのだけれど。
父は私が料理するものはほとんど食べる。
そして毎朝大きなトマトやアボガド、温泉卵、湯豆腐、ヨーグルト、野菜ジュースなどは欠かさない。
野菜はタジン鍋でやわらかく煮たものをたっぷり食べる。
牛肉や刺身も毎日食べている。
フルーツもたっぷり・・・そして日本茶も欠かさない。

１２月に椅子がないところに座ろうとして転倒、食欲もなく心配だった。足もふらつき、危険である。
1日３食を一食当たりの量を減らし、1日５食にしたり夜食を作って回数を増やし、栄養だけはとらせようと工夫した。


以前は採血のときの注射の針も、「血管が見えにくい」と大変だったが、今回はすぐにわかったという。
しかし、認知症は進んでいる、元気だったらそれでいいと思っている。
夜中にウロウロするので、目が離せない。夜、万歩計をパジャマにつけたら６００歩だった。