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【西部邁ゼミナール】国際社会における力 2014.05.18 西部邁・中野剛司氏対談

2014年05月19日 | 政治
  
【西部邁ゼミナール】国際社会における力 2014.05.18

 ★ まだyoutubeでは上がっていないのでニコニコ動画にしていますが、字幕のコメントのラッシュは動画が始まってすぐ、動画の右下のカミソリのようなマークをクリックすると字幕コメントが消えます。 

▽ロシアによるクリミア半島の併合にみる国際社会の力の関係

▽TPP交渉の議論をみても経済連携は安全保障だというが、有事には経済的利益の話など吹っ飛ぶ

▽アメリカは国益に関係ないものをめぐって強い軍事力を持つ国と戦うことはあり得ない

▽アメリカによる一極主義的な覇権の没落は、グローバル化の終焉を意味する

▽軍事、経済、思想と総合的に解釈する力が求められる危機の時代



西部先生が中野氏を高く評価しているのも当然と思う。

「天才中野」と呼ばれることが多いが、鋭い視点、ユーモア、大変魅力ある話をする。

西部先生が静かな怒りを表現、「アメリカは日本を助ける気はない、コマとして扱っている。
ゴミのような扱いをしている、それが日米共同宣言だ。日本は何も抗議していない。」


そして中野先生の「プーチンはエコノミストとしてもすごい。」
「プーチンは力だけを考えているように見えるが、一応建前も見せている」

西部先生は「そういった手続きを重視というのは、手続きの積み重ねが秩序の正統性になる。
日本人は無頓着だ。プーチンはロシア国家をしっかりさせることが、やがてロシアの企業にも長期的な力になるとしている。」

中野先生「今のウクライナ情勢から学んだものは、経済は安全保障になるとと経済人は言うが、ウクライナ問題では
安全保障の前ではそんなもの吹っ飛んだ。
アメリカはクリミアのようなあまり関係ないことに深入りしない。『尖閣』でも同じだ。よくて経済制裁だろう。」

また、ロシアを経済制裁するアメリカ、日本もそれをしている。これで安倍さんの対中国政策は破綻する。
今回のウクライナ問題で中国が得をした。

そして西部先生は「国連」の問題も「世界政府は存在しない。それに日本がやすやすとのってはだめ」、と語る。



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