ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

クリス三宅氏のふたつの愛国エッセイに感動!!

2019年09月23日 | 政治
 クリス三宅氏の著書「反日活動」アメリカに40年暮らしてわかったこと・・・をすでにお読みになったかたはよくご存じと思いますが、日本を愛し数々の警告をされてきた作家です。最新のエッセイの転載の許可を得ましたのでどうぞご覧になってください。(段落は読みやすいように開けました)


SNSをやっていると、日本人の日本語力の低下を感じる。特にツイターはフォローするのは自由だから誰でも入り込んでくる。まあ、私は日本人を覚醒させるため、拡散目的なので、多くが私のツイートを目にするのは嬉しい。
だが、最近は私のツイートの内容とは何の関連性のない誹謗中傷や嫌味っぽいコメントが送信されてくる。

以前は、そう言うコメントは反論したいがキリがないので無視していた。だが、今ではブロックするようになった。
1日、多い時で10人ぐらいブロックする。問題はブロックする前にそのコメントが私の目に入ることだ。
私の著作を読みもしないでケチをつけるのはやめていただきたいものだ。
そういったストレスがたまる根拠のない誹謗中傷は精神衛生上、いいことはない。

長年、私のツイートを真面目にフォローしてくれている多くのフォロワーはそれなりに読解力があり、私のツイートを理解し、同調してくれる。だが、最近は変なコメントが増えてきた。
そのほとんどは名前も顔写真もない得体の知れないアカウントからである。組織的なのか、暇なのか、反日なのか、在日なのかは知る術はないが、的外れのコメントが多い。私のツイートに関連性がある批判文であれば、参考にも助言にもなるかも知れないが、関連性が全くなく、ネチっこく、陰湿な中傷が多い。

私は20年以上の言論活動で、電話や面と向かって、個人や組織と危険を覚悟して戦ってきた。
だが、素性も明かさず、顔出しもしないで、コソコソとゲリラ行動のような陰湿な形で人の心を傷つけ、踏み込んでくる輩には我慢ができない

日本で今日、いろんな事件が発生している。それもここ数年で急激にひどくなっている。
これ全て、教育が根底にある気がしてならない。日本語教育の低下、スマホ、ゲーム、その他の影響で、本来、昭和世代で当たり前にあった意思の疎通 が難しい時代になってきた。悲しいかな、母国語が乱れ、本質が伝わらず、何事も印象で捉えてしまう若者が増えた気がする。

だが、中にはスポーツ、音楽など何かに真剣に打ち込む若者など、才能豊かで、言語能力も人間力も豊かな若者もいることに安心する部分もある。日本人がアメリカの庇護の下、何も考えることを放棄してきた結果か?
平和ボケで無知、無関心、無感動、無責任になっている現実を見て、悲しい気持ちになる。

今の教育に、追い打ちをかけるように英語教育の低年齢化には危機感を覚える。
中学、高校の6年間で約1200時間学校で勉強して、果たして何人が外国人の問いにちゃんと答えられるのだ。
そんな時間があれば、習字、偉人伝、国語、近代日本史、近代世界史、珠算、武道、日本文化などを勉強し、充実させた方がずっと国際社会で生かせる。何人が大事な時期の1200時間が無駄ではなかったと胸を張って言えるのだ。

そんな英語教育を反省して、内容を大幅に変えるのであれば低年齢化にしなくてもいいのである。
問題は英語教育の時間をいたずらに増やすことではない。教科書や内容を見直し、教員に新たな資格試験をさせれば、必須科目としての英会話は2年間で十分である。そもそも日本人全体が英語を完璧にマスターする必要はない。
どうしても高度な英語を学びたい生徒は、高校で選択できる仕組みを作ればいい。
今の日本人には日本語能力を高め、日本文化に接した方がきっと将来、役に立つ。

最近、親が子供の英語教育に夢中になっているようだが、母国語の能力が低下することで、将来、親子のコミュニケーションにも支障をきたすようになる。それでなくても親子の断絶が目立つ世の中なのだ。
日本人には考える力、コミュニケーション能力が必要なのだが、それは母国語がしっかり身についていることが前提である。

今の時代、ネットで学ぶ機会もある。ツールも多いし、翻訳機能も進化し充実している。何事も本人のヤル気次第なのだ。英会話を勉強したかったら、ボランティアで観光ガイドをするのも一案である。英会話学校や英語関連でお金を使う必要はない。教育にはなるべくお金をかけない社会になってもらいたいものだ。
文科省はお金がかからない教育改革に力を注いでほしい。

今の時代、親にお任せしなくても、本当にやりたいことであれば、自分で考え、工夫次第で学ぶ機会があることを知ってもらいたい。(9月22日FB)

 
我々日本人は、忘れてはならない天安門事件を。その後、世界中から孤立していた中国を救ったのは日本ではないか?
それも天皇陛下の訪中を政治利用されてまで。

それを香港で繰り返さないでいただきたいものだ。

中国が今度、同じ過ちを繰り返したら、国際社会は黙っていないだろう。
今度こそ、孤立して、世界の経済に大きな打撃を与える。そんな時、天皇陛下を政治利用することはもう許されない。

こんな、今でも堂々とプロパガンダ教育を実践し、日本を敵視する中国に、何度も騙され、どこまで信用すれば日本人は気が済むのか?これ以上、媚を売り、ひれ伏そうとする理由がどこにあるというのだ?

そんな人たちの背中を見て、日本に真の国益をもたらす、素晴らしい人材が育つと思うのか? (9月12日 FB)


https://www.amazon.co.jp/反日活動-クリス三宅/dp/4792606349/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8

 
★★ この2つのエッセイは、若い日本人に愛情をもって話しかけていらっしゃる・・・。
出来るだけ多くの方々に読んでいただきたいと思います。
ツイッターで無責任極まる誹謗中傷を受けながらも、クリス三宅氏はこうして教育の現状を警告をされているし、何がこれから必要なのかを語りかけていらっしゃる。こんなに冷静でご自身のお考えを示される氏には本当に感謝しかない。
真の国士たる威厳に満ちている。
氏の日本への思いに敬意を表するばかりです。

この本をクライン孝子女史も読んでおられます。「クリス三宅氏のような大変な苦労をされて気骨のある男は日本にはもういない」とまで読後の感想を述べられ、「だって素晴らしい本なのだもの」とキリッと仰いました。
一度読めば、ほとんど覚えてしまうくらいインパクトが強いのです。
二度目以降は日本への愛情と使命感のことを読み、その都度に強い心と正義感を感じます。
この方はこれからも多くのことを国民に語り、また政治家に適切な助言をされることと思います。

 次のyoutubeはクリス三宅氏のお話です。

【藤井厳喜&Chris Ryouan三宅】ロスの侍、祖国を語る①台湾総統選と日本  2012年


Channel特別企画 クリス三宅 講演会『移民問題、現在、過去、未来』〜準備不足で見切り発車した移民政策に喝! 2018/12/14



ブログのティールーム



本日はイタリアの偉大な名テノーレ、フランコ・コレッリが歌うナポレターナ二曲をどうぞ。
一曲目は「静けさに歌う」、続いて二曲目は「泣かないお前(今宵は山が美しい)」

Franco Corelli: Napolitanas (2)





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