ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

蜂蜜酒と青みかんのドレッシング

2009年07月18日 | 料理・グルメ
大切にとってあった蜂蜜酒がビンに半分残っていたので、気に入りの小さなグラスに注ぎ、飲んでいました。宣伝では「クレオパトラも飲んだ蜂蜜酒」と書いてありました。
お肌ツヤツヤになるかな?
さあ、蓋をしようと探したけれど、行方不明、エーイ、飲んじゃえ!と全部飲みほし(ほとんどイッキ)朝青龍応援しようとして寝てしまいました。

しまった、勝ったのか?ニュースで確認、勝っていました。野球は今日勝ったそうですが、まだまだ見ません。気分が落ち込むのを防ぐためです。

以前録画しておいた「ためしてガッテン」で介護のことを見たのを思い出しました。介護をする人は介護だけ考え、疲れ果てるって。そこでどんなことでも小さな喜びを感じていくと、気分が疲れない、などど・・・これは私のことかな?

動画で7分前後の音楽鑑賞、私の青春時代そのものの音楽、私はまだ音楽から離れていない、と強く思いました。でも昔のように「音楽一本道」じゃない・・・あらためて一抹の淋しさと不安を感じます。

介護という大変さがあっても、「心の田園」は大切にしたい、あと読書だ、そして語学。金本選手も「今できることをがんばる」と言っているではないか、それの積み重ねが「人生」なのだ、って。

パンダ夫人からかわいいショッピングバッグを貰いました。
綺麗で女性らしく気に入っています。買い物が楽しみです。
また、とても美味しいドレッシングを見つけました。「青みかん」のドレッシングで今までにない芳しさ。

これだけでもすごく得した気分になり、もう一本パンダ夫人のために買いました。
毎日が楽しく愉快、「戦争」や「災害」さえなければ、しあわせに暮らしていけるのですもの。
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2009年シカゴにて、カバリエとバースコフ「黒い瞳」アンコール

2009年07月17日 | 芸術
CABELLE & BASKOV CHICAGO 2009


アンコールで失敗し、爆笑に包まれる師弟、なんとも微笑ましい。
最新の動画。
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オペラ動画を観て・・・

2009年07月17日 | オペラ
動画を取り入れることを習得?してから「三国演義」、そしてかつての名演のオペラの数々をこのブログで鑑賞してきました。

カルーソを入れるなんてはじめは思っていませんでしたが、音楽のあまりにも流麗ですばらしいのに驚き、これは誰もかなわないな、と100年を過ぎた演奏なのに学ばせて頂きました。
デル・モナコ、コレッリ、ベルゴンツイ、カップッチッリなど素晴らしすぎる、また今年99歳を迎えた偉大なメッゾ・ソプラノのシミオナートの天性の演技力と綿密で大胆な構図の歌唱、子供の時はわからなかったことでした。
また、コッソットのド迫力、舞台上の美しさ(なぜかアダルジーザ役など可憐さも)、二重唱でなぜか彼女の歌う低音が、大きくきこえてくることなど、きっと彼女だけでしょう。面白くなってきました。

ボリショイからオブラスツオーヴァというものすごい歌手、「男みたいに歌う」とある人が言っていましたっけ。音色が変化して魅力ありました。
チェリストのロストロポーヴィッチ夫人でソプラノ歌手のヴィシネフスカヤが『ガリーナ自伝』でこのオブラスツオーヴァを「私が教えてコンクール優勝させた」とか「私たちをボリショイから追い出すよう共産党に働きかけた」「メトロポリタンで挨拶にきたけれど、追い返した」と書いていましたが、これはヤッカミもあったのではないかと思いました。
ヴィシネフスカヤはリリコなのに「アイーダ」などを歌っていて自分ではソ連で最高のドラマティックソプラノだった、と書いているのを「いいかげんにしろ!」と
思いました。
オブラスツオーヴァは豊麗で偉大な声でしたが、ヴィシネフスカヤはそうではありません。
確かに夫のロストロポーヴィッチをたすけて、祖国追放からロシアへ名誉の帰国、などなかなかの政治的センスの持ち主ですが、いったんボリショイでも名誉回復されたら「西太后」のようかも知れないと思ったりしました。

ひとりの人がいくら立派なことをしても、それが本になった時は全部信じてはいけない、それにオブラスツオーヴァは一切弁明をしていないし、彼女にだって言いたいことはあるだろう、そして彼女はコンクール(チャイコフスキーコンクール)出場以前から、モスクワ音楽院の学生だったころからボリショイが呼びにきてプリマだったことは、書かれていない。

また最近では、ボリショイの若手テノールのニコライ・バースコフをこき下ろし、ボリショイで歌わせたくないと発言、ボリショイライブのDVDで「エウゲニ・オネーギン」のレンスキーを聴いて素晴らしいと感心していたテノールだけに、事実上の「ボリショイ追放」ではないか、と思ったのです。

その後のバースコフはスペインのカバリエを頼り、その弟子のカレーラスと似た声と歌いぶりから認められ、共演していますが、彼があまりにもカバリエに気をつかっているのを見て、大変だなあと・・・
カバリエはすでに老いていますが、彼を大切にしている様子が伺えました。
彼はウクライナの出身で母子家庭であり、家族を養うのにポップスも歌っていました。それがヴィシネフスカヤの逆鱗に触れたのでしょう。彼女はドキュメンタリーの映画のなかで彼を非難しているのです。(これはひどい)

ヴェルディを多く取り入れましたが、アントニエッタ・ステッラの歌唱は最高でしたし、カバリエも失敗はありますが、それがかえって親しみを感じるような雰囲気でした。マリア・キアーラは50歳を超えた時のオダベッラでしたが、若々しく美しいのに驚きました。リサイタルでも客席で「きれいだな」と見とれました。

今は老親介護でオペラも大相撲も行けません。でも、家でやれることはたくさんあるような気がします。語学も勉強したいし、読みたい本もたくさんあります。
イタリアオペラやロシアオペラは血なまぐさいストーリーが多いので、最近はドイツリートも聴いています。ピアノのショパンやラフマニノフも好きですが、これは切なくなる・・・そこで「三国演義」でバランスをとったりして(笑)

では「心の田園」へ♪
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偉大なメッゾ・ソプラノ シミオナートのアムネリス

2009年07月14日 | オペラ
Jon Vickers, Giulietta Simionato: Gia i sacerdoti from Aida


この画像ははじめてだった。今年99歳を迎えた名メッゾ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートの高貴なるアムネリス。
コッソットは権高くも、愛されない女の失意をド迫力で歌ったが、その前の時代、一世を風靡したジュリエッタ・シミオナートは「ファラオの娘」として、心のうちをギリギリまでセーブして、気品あるアムネリスを歌った。
どちらも最高のアムネリスであった。
ラダメスを歌うのはカナダ出身のジョン・ヴィッカース、ベルカントではない。
レコードではベルゴンツイが歌っており、来日公演ではデル・モナコだった。
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ボリショイの女王、スカラで「ドン・カルロ」エボリ公女で絶賛される。

2009年07月14日 | オペラ
Elena Obraztsova "O don fatale" Don Carlo


シミオナート引退後、イタリアのメッゾ・ソプラノはフィオレンツア・コッソットの独壇場であった。
そこへ旧ソ連のボリショイオペラから、ボリショイの女王、エレーナ・オブラスツオーヴァを迎えてヴェルディ「ドン・カルロ」でスカラがオープニングした。
王子ドン・カルロはドミンゴ、ロドリーゴはブルゾンであった。
その中でひときわ目をひいたのがオブラスツオーヴァの素晴らしい声と美しい容姿、
客席は歓声に満ちた。指揮はアッバード。
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